Googleスプレッドシートのスクリプトエディタ機能の使い方にお困りでしょうか?ここではスクリプトの実行方法とスプレッドシートにボタンを作成してスプレッドシート上で処理を実行する方法をご紹介していきます。 筆者もつい最近スプレッドシートのス… GAS開発者向けにスプレッドシートの基本的なメソッドを一覧にまとめました。各機能ごとのクラス、メソッドごとのサンプルソース付ページへリンクする一覧です。初心者にとって、スプレッドシートの基本的な操作・機能単位のメソッドを知... Googleの「Google Apps Script」通称GAS。GoogleマップやGメールなど、いろんなGoogle関連のサービスと自由に連携できたり、独自のWebアプリを開発することもできる、いろんな可能性を秘めたワクワクの... Googleスプレッドシートの使い方や機能がわかるショートカットキー全まとめ一覧【初心者こそ必見】. GoogleAppsScript完全入門 ~GoogleApps & G Suiteの最新プログラミングガイド~, VBAやGoogle Apps Scriptのツール開発と研修をセットで依頼される企業が増えている理由. fこんにちは。ITライターのもり(@moripro3)です!GoogleAppsScriptの記事をお届けしています!, 連載シリーズ「GASとスプレッドシートで作る勤怠管理ツール」では、勤怠管理ツールを題材としたGASの活用事例を紹介しています。, シリーズ第4回目のこの記事では、「翌月シートの一括作成」の一部である「シートのコピー処理」に焦点をあてて紹介していきます。, スプレッドシートを使っているみなさん、GASを使った自動化でわずらわしい手作業から解放されましょう!, このシリーズで紹介する「勤怠管理ツール」は2種類のスプレッドシートで構成されています。, ①と②のスプレッドシートは関数でリンクしています。※連載シリーズの最後で実物のファイルを公開しますので、関数の仕組みはそちらをご覧ください, ①②それぞれのスプレッドシートについて、月が変わるたびに新しいシートを作成します。2019年9月から2019年10月になる場合、「201909」シートをコピーして「201910」シートを作成します。, 前回の記事では①の「当月のシート名(201909)」から「翌月のシート名(201910)」を作成する関数を作りました。, 「プログラム」は、原則、人間の手作業をそのまま再現するので、まずは人間の手作業を細かく分解してみます。このような1~3の工程に分けられます。, [①シート]を[②スプレッドシート]にコピーしてね。コピーしてできた新しいシートのシート名は[③文字列]にしてね。最後に[④新しいシート]を返してね。, まずは、シートのコピーを作成する処理です。2019年9月から2019年10月になる場合、「201909」シートをコピーします。, SheetクラスのcopyToメソッドでシートコピーができます。このcopyToメソッドは、「どのスプレッドシートにコピーするか?」という「コピー先のスプレッドシート」を指定します。, Sheetオブジェクト.copyTo(コピー先のSpreadsheetオブジェクト), コピーされたシートの名前は「[元の名前]のコピー」になります。[201909]シートをコピーしたら[201909のコピー]というシートが作成されます。, コピーしたシートの「シート名」を設定します。仮引数の文字列をセットします。(この場合 ‘201910’), この時点で、新規シートはスプレッドシート全体の最後にあります。このシートを、スプレッドシート内の先頭、つまり、左から1番目に移動します。, GASでは、「”この”シートをここに移動してね」というメソッドが存在しないのです。, 「”アクティブ”なシートをここに移動してね」のメソッドは存在するので、このメソッドを使って下記の2ステップで処理します。, まずは、移動したいシートをアクティブにします。SpreadsheetクラスのsetActiveSheetメソッドを使用します。, Spreadsheetオブジェクト.setActiveSheet(sheetオブジェクト), 引数に指定したシートをアクティブにします。※引数は「シート名」ではなく「Sheetオブジェクト」を指定します。, アクティブなシートを移動します。SpreadsheetクラスのmoveActiveSheetメソッドを使用します。, 引数にインデックス(位置)を指定します。シートのインデックスは、左から1,2,3・・・となっています。, この関数は「勤怠管理ツール」全体の中の一部分の処理なので、この「新規シート」に対して、先月の入力値をクリアしたり、セルの年月を設定したり・・・といった後続の処理もあるわけですね。, そこで、呼び出し元の関数がこのシートを操作できるよう「これが新しいシートですよ」と返してあげます。, return文でオブジェクトを返します。戻り値(返り値)という表現だと「値」しか返せないのかな?と思いますが、return文では「オブジェクト」を返すことも可能です。, GASで「シートをコピーして新しいシートを作成し、スプレッドシートの一番左に移動する」処理を紹介しました。, スプレッドシート・シートの処理をするときは、操作対象のオブジェクトが「Spreadsheetオブジェクト」なのか「Sheetオブジェクト」であるのかを注意する必要がありますね。, ここまでで、必要な関数が揃いました。次回は、これらの関数を使ってツールを完成させます。メイン処理である「管理者用・社員用のスプレッドシートの数、翌月シートを作成する」処理を作ります。, ①「当月のシート名(201909)」から「翌月のシート名(201910)」の文字列を作成する. Google apps scriptでスプレッドシートのシートを選択するスクリプト.