なのでご自分を責めないで下さい。 google_ad_width = 336; 手術中とのことでしたがその後、プードルちゃんのご様子はいかがでしょうか? [CDATA[ 高齢犬(16歳)の子宮蓄膿症についてこんにちは、いつもお世話になっております。16歳になるダックスが子宮蓄膿症です。4ヶ月程前に食欲・元気がなくなり検査で蓄膿症と診断されました。即手術しないと危険な病気だが犬の寿命は16歳前後 抗菌薬を使って子宮の中のばい菌をやっつける。 子宮を収縮させる薬を使用して膿を出す。 という方法がありますが、手術ができない程弱ってる場合を除いて. google_ad_height = 280; いくつかの内科的な治療法の中で、『アリジン』という比較的新しい薬を投与する方法があります。, アリジン10mg/kgの皮下投与を2日連続で実施。その他、静脈点滴や抗生剤など支持療法を必要に応じて実施。, 今回のアリジン投与では問題なく使用することができたが、内科療法は再発の可能性があるため、十分なインフォームドコンセントが必要である。 このサイトを作ったのです。. 子宮蓄膿症の発症は中年齢以降に多く、全身性感染症として緊急性の高い疾患の1つです。 緊急性と疾患の特性から、基本的な治療は外科となりますが、さまざまな理由により外科的な治療が困難な場合や希望されないことがあります。 頑張れ頑張れ!!, >よっっちゃん さま 姿は見えないとは言え、こちらにコメントされるのは Copyright © 2001 株式会社アイリスプラザ All Rights Reserved. 12才の愛犬が子宮蓄膿症になりました。9月頃から4ヵ月患っています。抗生剤ビクタスsを服用していましたが吐気都発熱がでて救急病院で点滴処置を受けた後大量に膿を出し症状は落ち着き元気食欲もでました。その後抗生剤をシンクルに変え プラスタグランジン製剤・・・体温低下、嘔吐、下痢、呼吸速拍、血圧上昇、心悸亢進、子宮破裂, 今回の症例では、2症例で反応が見られなかったが、残り5症例では投与後に陰部からの排膿の増加が見られた。, 同じく症例7は、発情中の発症であったことから、発情休止期および妊娠の初期で最高値に達するであろうプロゲステロン濃度が、通常の子宮蓄膿の個体よりも低かった可能性を考えた。. しかも、料金も安いです。うちは全部手術、薬、検査など込みこみで5万円くらいかな。 ちなみに、子宮蓄膿症の手術費用も聞いてみました。大体7~8万くらいかな?と言っていました。え。安い・・・ 27万痛すぎたわ。 子宮蓄膿症は避妊手術をしていない中齢〜高齢のメス犬がかかりやすい病気です。発見が遅れると短時間で死に至ることもありますが、早期治療ができれば完治する確率は高い病気です。病気を正しく理解し、早期発見・早期治療に繋げましょう。 子宮蓄膿症の発症は中年齢以降に多く、全身性感染症として緊急性の高い疾患の1つです。 こんばんは。中嶋です書くのをどうしようか悩みましたが、やっぱり少しでも何かのお役に立てたらと思って書きます。, でも、かなりの長文なので気が向いたときにでも見ていただければ、と思います。先日、うちの愛犬のトイプードルが子宮蓄膿症という病気になりました。この病気、読んで字のごとく女の子がかかる病気です。そしてこの病気、若いころに避妊手術をしていればかからない病気なんですね。なら、なんで、避妊手術をしていなかったのか。それは全身麻酔が怖い、という思いと、飼い主の私の怠慢でした。うちの愛犬は、産まれた時からとても大きくて、いや。今でも全然大きいんですけど(笑), 体重も、6.5キロとかあるし、散歩していても「え?トイ・・・プー・・・?ですか?」と躊躇しながら言われるくらいのデカさです。なんならちょっとブスな子です(笑)でも、病院に行っても太りすぎともいわれないし、先生にはいい体形ですね!と言われ、そして病気なども産まれて7年一度もなく、食欲旺盛、お散歩も大好きな、ごく普通の(デカさ以外は)トイプーでした。, 忙しさにかまけて・・・なんて弁明みたいなことはいいません。単純に、愛犬の身体の丈夫さを過信していました。それが、ある日すこしずついつもより元気がなくなり、食欲も減っていき・・・最初は、もう7年たってるしなー。老いで落ち着いてきたのかな?とかちょうどフードを変えたりして食欲も散漫になりがちな時期で。おやつは食べるので、おやつ欲しさにフードは食べないのかな?と思ってたり。うちのは、本当にベッタリな子でして。どこに行こうがストーカーのようについてくるんですね。トイレも入ってくるし、お風呂に入っているときはバスマットの上で待っているとか。寝る時もベッタリ。朝でも夜でも夏でも冬でも私の首に自分の顔を乗せてきてそこで寝ることも(暑くなったら途中一回やめますが(笑)私も、そんな愛犬がかわいくてかわいくて、首に乗ってくると動けないし暑いし、なんなら初夏には毎年必ず首があせもで大変なことになるので、皮膚科にお世話になったりもします(笑)そんな子が、私がどこ行ってもついてくるような子がだんだんと動きが鈍くなり、ついには起きてすぐに飛びついてこなくなり、寝っ転がったままでこっちを見てきたときに、やっと気が付きました。あれ?なんかいつもと様子が違う・・・と。今考えれば、ある日しっぽにたくさん毛玉らしきものがついていて。お腹も下していたのでお風呂で洗った後にちゃんとブラッシングできていなかったのかな?なんてのんきに考えながらブラッシングしたり、もつれすぎたところはカットしたりしてたんですけど。もうすぐトリミングだけど毛を短くした方がいいのかな?とか思ってたり。でもそれって、膿だったんですよね。膿がしっぽの毛について、固まっていたんです。あとから気が付くなんて、遅すぎますよね。だんだんフードはおろか、おやつも大好きな梨も食べなくなって。夜中にネットで調べたら、バチッ!!!と今の症状に合う病名が載っているサイトがあって・・・もうね、急いで病院に連れて行きました。24時間の動物病院に!電話先で獣医さんに症状を伝えたら、たぶん子宮蓄膿症だけども、まだ歩けるなら朝でもいいよと言われましたが「すぐに!行きます!」と。朝4時に。ビューンと。歩けなくなったり、吐いたりしていたらすぐに連れて行った方がいいそうです。もし破裂してしまったら助かる可能性がほとんどなくなるので、一刻を争うのです。うちはまだ歩けたし、吐いたりもなかったのですが、それでもあと5時間以内にもし破裂してしまったら・・・と考えたらもういてもたってもいられませんでした。深夜は診察料が倍ですよーと脅されたりもしましたが(笑)そんなもん後でどうにかするんじゃーーー!と、先生の助言を無視して連れて行きました。で、結局、レントゲンなどを撮り、おそらく子宮蓄膿症ですね、と。でも症状からして重度じゃないので明日朝一でまた血液検査などをして、それから万全の態勢で手術しますと言われ、朝の6時すぎにオメオメとしょんぼりしながら帰宅しました。朝10時に病院に電話くださいと言われ、フライング気味に電話したり、手術の前に連絡します、お昼には手術しますといわれ連絡を待ってたけど来なく、またこっちが連絡したり、お昼と言っていたのが急遽夜に手術になりましたといわれ、その間に破裂しないですよね?と10回以上聞いて若干めんどくさがられたり(´・ω・`)夜の手術の前に電話しますと言われていたのに全然連絡なくて若干キレ気味にまた電話(←しつこいわ)したら今始めましたと言われ、電話結局くれないんかと思いながら、悶々と過ごしました。さすがに終わったら連絡すると言われ、それはちゃんとあり、「無事に終わりました」となってほんの少しだけ安堵しましたが、何があるかわからないとネットに書いてあるし、手術後に病状が変化する場合もあるって書いてあったので、何かあったらいつでも電話ください、とまたここから不眠不休の日を送りました。次の日に、午後なら面会に行っても大丈夫と言われ、大好物のものを沢山持っていったのですが、ほとんど動かない、ご飯も食べない、水もあまり・・・という状況・・・うちの子は人見知りが激しくて、家族以外には一切興味がないというか、まったく慣れないんです。, 噛んだりなどはしたことがないので大丈夫でしたが、ほんと、凹みっぷりがすごかったです。人間か!と(笑)でも、元々家族以外にはおとなしい、というかほかの人だとまったくなつかないので、この環境(入院生活)は厳しいだろうなあと思い、できるだけ朝晩面会にいき、家に帰ってはごめんねごめんねと、泣き続けていました。泣いたってどうにもならないのに。面会に行っても、帰りたくてしょうがないうちの子はわたしが帰ろうとすると、そのあとずっと遠吠えをしたり(笑)人がバタバタ動いている環境ではストレスからかご飯も食べず・・・, 産まれた時から、一回も一人になったことがない、ずっと母親と一緒にいたので生まれて初めて家族から離れて過ごす入院生活。こんなのキツイですよね。, 結局は口から食べる栄養が一番だし、でも病院じゃ食べないし、なによりストレスがすごすぎるとのことで5日間の入院のあとうちに帰ってきました。病院では狭い部屋でなぜかシーツをあまりちゃんと敷いていなかったのか、身体がやたらおしっこ臭くて・・・「この子おしっこしたあと踏んじゃうんですよー」と先生が言っていましたが、それにしては。。。というくらい、手足がびしょびしょでした。シーツ敷いてるのにこんなに?というレベル。帰って患部は濡れないように、手足だけ洗って・・・そのあとは・・・・ええええええええええええええええええええええええええええええ!!っていうくらい、元気でした(笑)まだ傷跡にホッチキスみたいな縫いあとがあって、あんまり動かさない方がいいのに、もう、大はしゃぎ(笑)ご飯も食べるし、トイレもばっちり!家の中を母親と暴れまわっていました。もちろん止めましたが(´・ω・`)過敏な子ではないので、特に傷口をなめるわけでもなく、病院から支給された、ミイラみたいな包帯でできた傷口防護服を着ながら抜糸まで過ごしました。というか、この包帯でできた服もろすぎ!自分の着なくなったTシャツで毎日謎の防護服を作って着せていました(笑)で、結果からいうと抜糸も無事終わり、数値も下がりきり、今では元気いっぱいに過ごしています。これが、2週間前くらいの出来事でした。ここからのお話は、賛否両論あるかもしれません。完全に個人的な意見です。もちろん自分がダメな飼い主というのはわかっているのですが、今回のことで避妊手術って大事なのかもしれないって思ったんです。私は麻酔が怖かったって書きましたが、避妊手術をしないことでこの病気になったら結局は全身麻酔します。そして、傷口も避妊手術とは比べ物にならないくらいの大きさでザクッと切ります避妊手術とは入院日数も違います。身体へのダメージも違います。ちなみに、手術費用はもうびっくりするくらい違います今回の子宮蓄膿症の手術、入院、薬などで全部合わせてなんと27万円・・・泣きながら払いました・・・(´・ω・`)深夜にいったとか、ちょっと高いところに行ったしまったのかも・・・とかもありますが、正直高いです(´・ω・`)動物病院は本当に値段のばらつきが激しくて。地域差もあるのかな?ちなみにうちは杉並区です・・・ちなみに、避妊手術をしていないワンコは女の子特有の病気(子宮など)にかかる確率が75%と言われているそうですこういう病気って、愛犬がかかったことない人はみんな「大丈夫でしょ!」と言ってしなかったりするらしいし、実際私も小さいころから動物を飼ってきて、今まで飼ってきたワンたち4匹は特にどこが悪いというわけでもなく長年生きて天寿を全うしたのかなという感じでした。だから勝手に、自分には無関係だって思ってきてしまったのかもしれないです。でも、現実問題この病気にかかる子は多いし、自分の愛犬がかかったことがある飼い主さんはみんな避妊手術をしているそう。死んでしまってから実は子宮蓄膿症が原因だった・・・とかもあるそうです。・・・うちはどうだったのかなあ・・・・。で、ですね。さっきもちらっと書きましたが、うちには母犬がいて。もうすぐ生まれて丸9年なんですが。もう子供を産む予定なんてないし。年を取ってからの手術はリスクも大きいし。できるだけ病気になるリスクは控えたい。ということで、来週、避妊手術してきます!今更感があるかもしれないですが、犬ってヒートが一生続くものだし。抵抗力がだんだん下がってくる年齢なので。いやらしい話になってしまいますが、もし母犬が今後もし子宮蓄膿症になったら・・・また同じ金額はいやだよーー!痛いよーーー!もちろん、病気で痛い思いをしてほしくないのが大前提です。これはほんと。でも、急に病気になってしまったときって、かなり、慌てますわたし、もしかして・・・って思って検索して症状がびたっとあったときの慌てよう、ひどかったです。サザエさんより慌てていました(わかりずらいわ)早く、早く!と、料金も名医なのかも調べることができずに、ただただ今すぐ見てくれるところを!と探してしまうんですでも、避妊手術なら、じっくりどこの病院がいいか、口コミはどうなんだとか、調べてからできます実際、私もじっくり調べました。今回避妊手術するところは、先生も本当に言い方で、動物オタクというか、動物マニアというか、動物バカ(笑)みたいな先生です。信頼できる人に任せたいですよね。しかも、料金も安いです。うちは全部手術、薬、検査など込みこみで5万円くらいかな。ちなみに、子宮蓄膿症の手術費用も聞いてみました。大体7~8万くらいかな?と言っていました。え。安い・・・27万痛すぎたわ。でも慌ててたしもう終わったことは水に流します。くーっ(遠い目)病院などは人によって先生への考え方や場所などもいろいろあるので、聞かれたら教えますがここでは控えておきますねで、最後に何が言いたかったかというと!うち、2匹いるのでもう片方が勝手に舐めたりしないように、傷口保護の防護服買ったんですね。なのでもし今後避妊手術するわーって方がいましたら、貸します(笑)遠慮なくお声掛けください(ニッコリ)途中、暗い話になってしまって、読んでいる方や、書いている本人も「え。死んじゃったの?」と思うくらいの内容を書きましたが、実際うちの愛犬は今もピンピンしています。横でヘソテンで寝ています。グーグー。長文を書いた本人が肩が痛くなって困っているくらいです。あー肩いった!いてーよいてーよ(ハート様)ということで、個人的なお話でした。ハッハッハー。最後に、面会に行って凹んでる写真を載せて終わりますね。. 同居しているポパイも心配しています。 高齢犬(16歳)の子宮蓄膿症についてこんにちは、いつもお世話になっております。16歳になるダックスが子宮蓄膿症です。4ヶ月程前に食欲・元気がなくなり検査で蓄膿症と診断されました。即手術しないと危険な病気だが犬の寿命は16歳前後 子宮蓄膿症は避妊手術をしていない中齢〜高齢のメス犬がかかりやすい病気です。発見が遅れると短時間で死に至ることもありますが、早期治療ができれば完治する確率は高い病気です。病気を正しく理解し、早期発見・早期治療に繋げましょう。, 子宮蓄膿症は犬の子宮の中に膿がたまる病気です。初期段階では無症状なことも少なくありませんが、悪化すると様々な合併症を引き起こし、死に至ることもあります。, 子宮蓄膿症は犬の膣から入り込んだ細菌が子宮の中で増殖することで引き起こされます。子宮に溜まった膿が陰部から出てくる「開放性子宮蓄膿症」と、膿が子宮内に留まる「閉鎖性子宮蓄膿症」がありますが、膿が子宮の中に溜まり続ける閉鎖性子宮蓄膿症の方が重症化しやすいです。膿が出てこないので飼い主さんが異変に気づきにくく、治療が遅れてしまうケースもあります。, 子宮に溜まった細菌の毒素が血液に混じって全身を巡るようになると、致死率の高い合併症を引き起こします。発熱・低血圧などの重篤な症状を引き起こす敗血症や、腎臓が正常に働かなくなる腎不全、全身に細かい血栓ができるD I Cなどは、子宮蓄膿症にかかった犬が陥りやすい合併症です。また、膿がパンパンに溜まって子宮が破裂すると、体内に膿が漏れて腹膜炎を起こすこともあります。, 子宮蓄膿症は1日1日と状態が悪化します。これらの合併症を引き起こす前に、早急に治療をする必要があります。, 発症すると短期間で重症化する子宮蓄膿症ですが、避妊手術で予防することができます。高齢になって体力が落ちると麻酔のリスクも高くなるので、妊娠させる予定がないのであれば、若いうちに避妊手術を受けることをお勧めします。愛犬が年を取ってしまった場合も、かかりつけの獣医師に相談してみましょう。, どの犬種であっても子宮蓄膿症になる可能性がありますが、ここでは特に注意すべきケースをご紹介します。当てはまる飼い主さんは愛犬の様子をしっかり見てあげてください。, 若い犬でも、避妊をしていないと発症する可能性は十分ありますが、年齢が上がるにつれて発症のリスクは高まります。特に妊娠しないまま発情期を何度も経験している高齢犬は注意しましょう。長い間妊娠していない犬も発症しやすいです。, 子宮蓄膿症は、犬の発情出血(生理)があってから1~2か月の間に発症することが多いので、発情期を迎えた後は特に注意してください。, 犬は1年に1〜2回、定期的なサイクルで発情期を迎えます。そして発情期を迎えた後は、妊娠をしているかどうかに関わらず、妊娠・出産・授乳をするための「発情休止期」に入ります。この発情休止期になると、妊娠しやすくするために子宮までの通り道がいつもよりも広がっているので、大腸菌やブドウ球菌などの細菌も子宮に入り込みやすくなります。そして、胎内の子犬を攻撃しないよう、異物に対する攻撃力(免疫力)が弱まっているため、細菌を追い出す力も弱くなっています。さらに、子宮内には子犬のために豊富な栄養が蓄えられているため、細菌が増殖しやすい環境になっているのです。, 子宮蓄膿症は初期段階では無症状ですが、進行とともに様々な症状が現れます。以下に挙げる症状がみられたら、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。, 子宮内で繁殖した細菌が毒素を排出し、その毒素が全身を巡るようになると、腎臓の機能が低下します。腎臓には血液中の老廃物を濾し取って、水分を凝縮して尿を作り、体外へ排出する働きがありますが、腎機能が低下すると尿を凝縮することができず、薄い尿を多量にするようになります。大量の水分が体から出ていくため、水を飲む量も増えるのです。, 毒素が全身に巡ると元気がなくなり、食欲の低下や嘔吐、下痢などの症状が見られます。これらは他の病気でもよく見られる症状ですが、子宮蓄膿症の場合は早急な治療が必要になりますので、避妊をしていない犬でこの症状が見られたら、すぐに動物病院を受診しましょう。歩く際に後ろ脚がふらふらする、全身に力が入らない、体が熱っぽい、などの場合も子宮蓄膿症の可能性が考えられます。, 子宮内に大量の膿がたまると、犬の腹部がいつもより膨らんで見える場合もあります。お腹の膨らみに気付いたら、すぐに動物病院へ連れて行ってください。パンパンに腫れた子宮が破れて体内に細菌が漏れ出ると、短時間で命を落とす危険性があります。, 開放性子宮蓄膿症の場合は、子宮内に溜まった膿が陰部から漏れ出てきます。一見血液のように見えるので、発情出血と見分けがつきにくいかもしれません。発情出血がいつもより長引いている、いつもよりドロっとしたものが出る、出血が終わったのにまた出血が始まったなど、いつもの生理周期と少しでも違うようであれば獣医師に診てもらいましょう。, 膿が陰部から漏れ出てくると、それを気にして犬が陰部周辺を舐めることがあります。愛犬が頻繁に陰部を舐めたり、気にしているような様子を見せる場合は、子宮蓄膿症の可能性があります。, 動物病院では、以下の流れで診断を下すことが一般的です。いざというときに獣医師からの質問にスムーズに答えられるよう、ポイントをチェックしておきましょう。, 避妊手術をしてない犬の場合、飼い主さんに発情期の時期を確認します。そして少し前に発情出血があった場合は、問診と触診で子宮蓄膿症の症状がないかどうか確認します。このとき多飲多尿や腹部・陰部の腫れ、陰部からの出血などの症状が見られたら、子宮蓄膿症を強く疑います。, 子宮蓄膿症が疑われる場合は、腹部の超音波検査(エコー)を行うことが多いです。超音波検査では正常な子宮であれば何も映りませんが、子宮の中に液体が溜まっていると、それを映し出してくれます。子宮蓄膿症の症状が現れていて、超音波検査で水分の溜まった子宮が見つかったら、子宮蓄膿症である可能性が極めて高いです。, 超音波検査で異常が見つかれば、レントゲン検査をする必要はあまりありませんが、全身の状態を確認するために実施することもあります。, 子宮蓄膿症は悪化すると全身に影響が現れるため、血液検査で全身の状態を確認する必要があります。血液検査では他の臓器に異常が出ていないかを確認するとともに、白血球の数値から病気の進行具合や全身の状態を判断することもできます。他にも、麻酔をかけることができるかどうか、どの種類の麻酔薬を使用するべきか、すぐに手術を行える状態なのか等、治療方針を決める上で重要な情報を得ることができるのです。, 子宮蓄膿症の治療は手術をして完治を目指すことが一般的ですが、手術が難しい場合は投薬で治療する場合もあります。特に手術や麻酔のリスクが大きい高齢の犬や、短頭種などの麻酔リスクの高い犬は、かかりつけの獣医師としっかり相談しましょう。, 全身麻酔をかけて行う手術では、卵巣と子宮を取り出し、その後、腹腔内を洗浄します。子宮蓄膿症は急速に症状が悪化するため、診断がついたらすぐに緊急手術となることが多いですが、あまりにも全身の状態が悪い場合は点滴や投薬などで症状を和らげてから手術をすることもあります。, 合併症を引き起こすことなく、無事に手術を終えることができれば、再発の可能性はなく、術後は健康な状態で過ごすことができるでしょう。ただし、手術前に深刻な腎不全を引き起こしていると、手術を無事終えても腎臓の機能は低下したままとなり、慢性腎不全の治療が必要になるケースもあります。, 体力が落ちていて手術や麻酔に耐えられない場合は、細菌を抑える薬や膿を体外に排出させる薬を使って治療をすることもあります。しかし、投薬での治療は治るまでに時間がかかりますし、状態が改善しないこともあります。また、一度は完治しても、子宮や卵巣が体内にあるままだとまた発情期は来ますし、再発の可能性も残ります。かかりつけの獣医師とよく相談して治療方針を決めましょう。, 子宮蓄膿症の治療にかかる費用は、症状の進行度合や手術内容によって異なりますが、検査、麻酔、手術、入院費用を含めるとおよそ10~15万円程度が目安となっています。病院によっても治療費用は異なりますので、かかりつけの獣医師に相談するといいでしょう。, 子宮蓄膿症は手術が成功した後も様々な合併症を起こす可能性があるため、術後数日は状況チェックと輸液管理が必要となります。手術後の全身状態が悪くなく、血栓などもできていなければ、数日後に退院できるでしょう。手術後、1週間程度は食欲の低下や出血、震えなどの症状が見られることもあります。退院後も犬の体調不良が続くようであれば、すぐに獣医師に相談しましょう。, 子宮蓄膿症は発見が遅れると命を奪う恐ろしい病気です。早期に発見することができれば完治を目指すことができるので、避妊をしていない場合は発情期の後、特に注意して愛犬の様子を見るようにしてください。, 日本大学生物資源科学部獣医学科を卒業。日本獣医循環器学会、日本獣医がん学会所属。ペット栄養管理士の資格も取得。. All Rights Reserved. コメントありがとうございました。 すぐに手術へ入れない状態の症例にも、状態改善までの手段として安全に使えるのではないかと思われます。, 〒412-0045 静岡県御殿場市川島田174-12TEL.0550-70-1013. // ]]> 大変貴重でした。本日我が家のプードルキャンディも発症しまして 「子宮蓄膿症」は犬、特に高齢犬が多くかかると言われる病気です。なぜ犬が子宮蓄膿症になりやすいのか、子宮蓄膿症になる原因や症状、治療法、予防法について、獣医師の三宅先生にお話をうかがいま … 子宮の内部に膿がたまる病気です。犬では発情後2-3ヶ月でおこりやすく、老犬では頻繁にみられます。秋はこの病気が多いシーズンというのもあって1週間で3-4頭発病して診察する場合もあります。1歳ほどの若い年齢でなることもありますが通常は5歳以… // ]]>//