サイズ/約W101×D96×H123mm 35mmから110フィルムまで4000dpiによる超高画質フィルムスキャンサービス。昔の写真からもデジタル化できます。フィルムの整理にどうそ。 ネガ、ポジなどの写真フィルムをはじめとする多種多様な原稿を、プロが求めるディテールまで緻密なデータ化により再現し、情報の劣化を抑えます。専門的なビジネスユースにも対応できる高品質な仕上 …, ※2020/04/04更新 動画で「フィルム現像・データ化費用」と「デジタルデュープ手順」の解説を追加。安くフィルムを発送する方法 フィルムの発送には、定形外郵便がお得です。 オマケで、大量にフィルムを送りたい場合、ヤフーアカウントを持っていれば「クリックポスト」がお得です。 フィルムで撮った写真をサイトにアップするために、現像する時はデータ化もおねがいしています。 普段は割とよく行くからという理由で新宿のヨドバシカメラで現像していたのですが、数多いと現像代もバカになんないなっていうことでちょっと値段を調べてみました。, 35mmネガフィルムならカメラのキタムラへ。フジフイルム フジカラー、コダック フィルム、サンアイ、白黒フィルムなど、35mmネガフィルムならカメラのキタムラにお任せください!, ネガフィルムから直接スキャンしてデータ化する 「フィルムスキャナー」(14,200円) 次は、スキャナーを使ってデータ化する方法をご紹介。フィルム写真を現像する時に元となったネガフィルム。これが手元に残っていれば、ここから写真をデータ化できる。 写真のネガフィルムからスキャンする方法について調べました。データ化について、自分でスキャナー機材を買ってやる方法、スキャン業者に依頼する方法などを書いています。仕上がりの解像度や昔の写真の劣化具合など、気をつけるポイントも解説します。 フィルムホルダーを自作する人もいるようです。 >キタムラのデータ化の600万画素相当と2400万画素相当は、どのくらいのdpiになるのかご存じでしょうか? 計算すればいいだけですよ。 35mmネガを基準にして、たて24mmを約1inchで割り算するだけです。 この簡易ライトボックスの設置で大切なのは、 フィルム ... なので等倍に拡大してもキタムラのデータはあまり大きくなりません。 エプソンは設定でかなり高解像にしているのですが、実際スキャナーのレンズ性能がそれに達していません。ですので等倍で見るとボヤボヤです。 自家スキャン� コンタックスT2で撮ったリバーサルフィルムの現像とCDへのデータ化をネットでお願いしました。 私の様にフィルム現像をするお店が近くにない方にはおすすめのサービスです。 フィルムデジタイズとは現像済みフィルムをデジタルデータ化することで、「Nikon フィルムデジタイズアダプター ES-2」を使えば簡単にできます。 カメラのキタムラでのデータ化は、フィルム現像時に一緒に頼むと550円でCDにスキャンしたデータを入れてくれます。 撮影したフィルムが傷む前にデジタルに変換!cdやdvdに保存すれば、パソコンで劣化せずに保存可能です!データ化した画像は、フォトブックやデジタルフォトフレームにてお楽しみ頂けます!詳しくはこちらから!, データ化については、カメラのキタムラなどの一般的なカメラ店で、現像と同時にcd化を依頼する事が可能である。 プロに依頼するこのような方法は実に有意義であるが、外注でポジフィルムの現像を行なっている場合に於いては、 現像だけの場合よりもより日数が掛かる 可能性がある。. ネガフィルムをデータ化して、昔の写真をパソコンで閲覧したり家庭用プリンターからプリントできたら、整理整頓もできて一挙両得ですよね。本コラムでは現像済みのネガフィルムをデータ化してcd保存できるサービスをご紹介します。 フィルムスキャン:基本料金1,080円+フィルム1本全コマ書き込み1本あたり※432円(税込) ※受付本数・枚数により価格が異なります。, 紙焼き写真やネガフィルムは、大事に保存していれば耐年数が非常に長い反面、日焼けなどの影響を受けやすい。バックアップの意味でも、大事な写真はデータ化し、紙焼き写真やネガフィルムはそのまま保存しておくと安心だ。, データ化したら、スマホやハードディスクに保存するだけでなく、iCloudやGoogleフォトなどクラウドサービスに格納しておけば、スマホ経由でいつでもどこでも引っ張り出せ、家族や友達にも共有できる。あなたの大切な思い出のデータ化、ぜひトライしてみてはいかがだろうか?, TIME&SPACEの最新情報やイチオシ情報をメルマガで! 発売元/ケンコー・トキナー フィルムで撮った写真をサイトにアップするために、現像する時はデータ化もおねがいしています。 普段は割とよく行くからという理由で新宿のヨドバシカメラで現像していたのですが、数多いと現像代もバカになんないなっていうことでちょっと値段を調べてみました。 参考価格/ 価格/オープン価格(参考価格:24,300円税込) ネガ・写真からCD. データ化については、カメラのキタムラなどの一般的なカメラ店で、現像と同時にcd化を依頼する事が可能である。 プロに依頼するこのような方法は実に有意義であるが、外注でポジフィルムの現像を行なっている場合に於いては、 現像だけの場合よりもより日数が掛かる 可能性がある。 カメラのキタムラの「おなかのフォトブック」は、 フォトブックとフォトブックにした写真のデータをCDにして残すことができます。 CDで思い出のバックアップができるので、万が一フォトブックを紛失してしまったり、エコー写真が消えてしまっても安心です。 フィルムやビデオ・はがき・画像データなど、大切な思い出の残し方をカメラのキタムラでは豊富にラインナップ。映像のダビング、写真のデジタル化、転送・復旧・保存など、思い出の残し方でお悩みの方はお気軽にカメラのキタムラ店頭スタッフまでお声をおかけください。 | 重量/約250g, もちろん、アルバムの写真をそのままスキャンする方法もある。「COMBOフィルムスキャナーKFS-14CB」を使えば、写真の上からそのままスキャンできるので、保護フィルムが付いているようなアルバムも取り出さずそのままスキャンできてとても便利だ。, 付属のマウンターを使えば、35㎜のネガとポジのスキャンや、プリント写真のスキャンも可能だ。電源もACアダプターとリチウムイオン充電池に対応しているので、場所を選ばず使えるのがうれしい。, 操作も簡単で、スキャンしたい写真上で位置調整して、スキャンボタンを押すだけ。2.4インチの液晶モニターで、写真の位置確認と露出補正ができる。スキャンしたデータは、本体のSDHCカードに保存される。, 商品名/COMBOフィルムスキャナー(KFS-14CB) 写真の依頼や作品撮りなど気軽に声かけてください。, nagakura_eilさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog ネガ、ポジなどの写真フィルムをはじめとする多種多様な原稿を、プロが求めるディテールまで緻密なデータ化により再現し、情報の劣化を抑えます。 価格/14,200円(税込) カメラのキタムラではネガフィルムをデジタル化してCDに保存するサービスは2種類あって、価格とサービス内容は以下の通りです。 ネガフィルム1本からcdへ(仕上がり期間:約2週間) 150万画素相当のjpeg:価格:380円(税込)/フィルム1本 発売元/サンワサプライ(WEB直販のみ) フィルム1本あたり、現像600円+データ化500円(インデックスプリント付き) カメラのキタムラ. カメラのキタムラ・写真プリントサービスサイト ... フィルム現像と一緒にデータ保存したCDも受け取れます . データ変換. 自宅や実家に眠る大量の紙焼き写真やネガフィルム。たまにアルバムを掘り起こして懐かしむのもいいが、同窓会や旧友との再会、親戚が集まる冠婚葬祭など、古い写真をデータ化してスマホに入れておけば盛り上がるはず。なにかの記念日にSNS投稿するのもおもしろい。, 実際に紙焼き写真をデータ化するのは面倒に思えるが、最近では自宅で簡単にスキャンできるスマホアプリが増えており、また大量の写真の場合はまとめてデータ化してくれるサービスも出てきた。今では写真だけでなく、ネガフィルムから直接データ化できるサービスもあるので、元になる写真が痛んでいてもきれいにデータ化できる。, そこで今回は、スマホだけで紙焼き写真やネガフィルムを簡単にデータ化するためのサービスや、スキャナーを使ったデータ化する方法を紹介したい。, まずはいちばん手軽なスマホでスキャンする方法から。試してみたのはGoogleの無料アプリ「フォトスキャン by Google フォト」。, このアプリの魅力は、操作の手軽さとスキャン画像のキレイさ。写真を認識させるだけで、自動的に色補正もしてくれる。輪郭の自動認識機能を搭載したアプリも多数あるが、実際に使ってみると本アプリのスキャン精度は安定している。, アプリの画面と操作ボタンは、いたってシンプル。シャッターボタン、光の反射自動除去ON/OFF、フラッシュON/OFFの3つだけ。あとは撮影後のプレビュー表示ボタンだけだ。, 使い方もいたってシンプル。スキャンしたいプリント写真を画面枠に収め、シャッターボタンを押せば、自動的に明るさ補正や反射防止などを調整し、きれいにデータ化してくれる。ちなみに「フラッシュ」は少し暗い部屋でスキャンする際に使用する機能。フラッシュ光はデータ化の際に補正される。, また、スキャン時点で写真の周りに余白が残ってしまったときは、編集画面で「角を調整」で輪郭の再設定が可能。白い丸を長押しすると、拡大表示されるので角を合わせやすい。そのほか編集画面では、「写真の縦横回転」の操作もできる。, ということでデータ化した写真がこちら。筆者の学生時代の写真だが、実にいい昭和のアジを残したまま、光沢プリントの反射も抑えられ、思い出がキレイによみがえった。慣れてしまえば1枚の写真をデータ化するのに10秒もかからない。, スキャンしたデータは、Androidでは「ギャラリー」内の「PhotoScan」フォルダを自動生成して保存。iPhoneでは「写真」に保存される。, 次は、スキャナーを使ってデータ化する方法をご紹介。フィルム写真を現像する時に元となったネガフィルム。これが手元に残っていれば、ここから写真をデータ化できる。, このネガフィルムをプリント写真のようにデータ化してくれるのが「フィルムスキャナー」だ。ネガフィルムは現像した写真と違って人の手に直接触れることなく保存されていることが多いので、現像した写真をスキャンするよりもきれいにデータ化できるというメリットがある。, こちらのサンワダイレクト「フィルムスキャナー 400-SCN055」はそのネガフィルムをスキャンするための専用機器。多くの人が持っている35mmサイズのネガフィルムや、スライドで使っていたポジフィルムなどのスキャンができる。コンパクトなので、ダイニングテーブルなどでも手軽に操作が可能だ。, 操作も簡単。ネガフィルムをアタッチメントにセットしたら本体に挿し込む。あとはスキャンボタンを押すだけで、ネガフィルムがカラー画像となってモニターに表示される。, 画面を見ながら色の調整(RGB)と、明るさ調整可能。少し手間だが、これを1コマずつ繰り返していく。解像度は1,400万画素あり、とっても綺麗な仕上がりになる。, また、本体にはTV出力端子があるので、付属のケーブルでテレビに接続することも可能。みんなで見る時は、TVの画面で楽しんでもいいだろう。, 商品名/フィルムスキャナ(400-SCN055) 写真アルバムスキャン:DVDとフォトアルバム(大210mm×210mm)のセット 1冊7,180円(税込) 重量/約1,050g(付属品を含まず), 数が少ない場合は良いが、大量の写真をデータ化したい場合、1枚1枚自分でスキャンしていくのは少々骨が折れる。そういった場合は『写真データ化代行サービス』を利用するのも手だ。データ化したいフィルムや写真を送ると、まとめてデータ化してくれる。, たとえば、富士フイルムでは「ネガフィルム」「プリントした写真」「アルバムに貼った写真」などを対象にしたスキャン代行サービスを行っている。, 申し込みから納品までネットで完結できる手軽さと、少しでも簡単に送れるよう、送付用専用箱&送料無料伝票も届けてくれるくのが魅力だ。緩衝材入りの専用箱なので、大事なアルバムもネガフィルムも安心できる。, フィルムは、ネガとポジ(スライドショーに使うカラーフィルム)だけでなく、現像していないフィルムや「写ルンです」も現像&データ化してくれる。対応枚数も100枚単位だけでなく、1,000枚単位のプランまであるので、数年分のアルバムでも対応できそうだ。アルバムもそのまま送るだけで、写真1枚ごとのデータと、アルバムのページを再現したレイアウトデータが付いてくる。, さらに、長年プリント写真を扱ってきたメーカーだからこそ、プロの補正技術や色味調整で、少々色あせたプリント写真も鮮やかな色に復元してくれる。スキャンしたデータは、「DVDと写真インデックス」がセットで返送され、送った写真やネガフィルムも同時に返却されるので安心だ。それぞれの料金は、スキャン枚数ごとに異なるのでホームページで確認してほしい。, サービス名/富士フイルム ダビング・スキャン・復元サービス ブローニーフィルムやハーフサイズのフィルムや35ミリでも白黒フィルムはダメなようです。 カメラのキタムラではネガフィルムをデジタル化してCDに保存するサービスは2種類あって、価格とサービス内容は以下の通りです。 フィルム1本あたり、現像600円+データ化500円(インデックスプリント付き) カメラのキタムラ. もっと詳しく. データ化した写真は、わたしたちに写真の新しい楽しみ方を提供してくれます . ブログを報告する, http://www.yodobashi.com/ec/print/store/index.html. カメラのキタムラ・写真プリントサービスサイト プリントサービストップ ; リバーサルフィルム現像; お店注文のみ; ネットプリントサービス; ポストカード印刷; フォトグッズ; 証明写真撮影; データ保存サービス; キャンペーン・更新情報; おすすめプリント特集; よくあるご質問; 店舗検索; プ� リバーサルフィルムとは、俗に言うところのポジフィルムである。厳密な定義としては異なる場合も存在する。その俗称の通り、ネガフィルムと対をなすフィルム表現。現像後に反転させる必要なく、現像フィルムそのものが鑑賞物としての価値を持ち、それを直に愛でる事ができる素晴らしき代物。, 同時に写真表現として、高いコントラストが得られる事によって、圧倒的に美しい写真表現を得ることが出来る。それは見る者全てを間違いなく魅了し、感慨、欣幸に至らせるものである。このリバーサルフィルムの持つ神秘性は、実物を目にしたときに特に感じ入るもの。こればかりは実際に手にしたいものである。, リバーサルフィルムの特徴としては、ラチテュードが狭く、適正露出での正確な撮影が求められる点が挙げられる。出版物などの出稿時においては、全ての作業者に対し、表現者の意図を確実に示すことが出来るメリットがある。, 特に従来の写真家は、雑誌等に掲載する写真の表現を出来る限り意思に沿ったものにしようと、ポジフィルムを活用していた。例えば動物写真家、星野道夫氏の写真展においては現像されたポジフィルムが展示されており、ライトボックスで照らされた現像フィルムをルーペで覗くという仕掛けになっていた。そのとき受けた写真表現に対する衝撃は、そのものに対する畏敬の念すら覚えるようなものであった。, 実際にポジフィルムで撮影して現像してみると、その美しさに惚れ惚れするものである。現像されたフィルムは、何をせずともちょっとした光に照らし、翳かざしてみるという方法でも容易に楽しむ事ができる。しかしやはりライトボックスにフィルムを置き、ルーペで観賞したときの感動は何物にも換え難い魅力。そして、それこそがリバーサルフィルムことポジフィルムの本領であるとさえ思えるのである。, 写真を撮るという行為そのものが、そもそも心から湧き上がる欲求、あるいは、心象の赴くままに。そうして何かしらの動機によって支えられている。特に各々にとって魅力ある被写体を撮影するにあたっては、撮影に臨む誰もが無心になり、没頭できるものである。, 現像されたポジフィルムをライトに照らし、それをルーペで覗く行為は、まさに撮影時の感情を呼び覚ます。それはまるで、ファインダーを覗きながら撮影に没頭していたその時の感覚そのもの。それ程に強烈なるインパクトを与えてくれる。そしてそのような力のある記録媒体が、今を以て存在していることに更なる感動を得るのである。, リバーサルフィルムの写真表現としての価値は至極。この素晴らしさを堪能すると、必ずや誰しもが感動に至るものである。フィルムそのものを愛でる楽しみを享受し、更にデータ化する事によりその写真を何時でも楽しめるようになる。そればかりか、その存在自体が物理的にデータをバックアップした事にもなる。こうしてアナデジ世代の特権を謳歌できるものである。, ポジフィルムを楽しむにあたって重要なのは、まずはそのフィルムの存在である。様々な種類のフィルムが販売されているが、一般的なカメラチェーン大手において、その現像は外注になっている場合も多い。その為、当日仕上げなどが現在では少しずつ難しくなっているのが現状だ。そうした手間を掛けてでも、愛でてみたくなるのがポジフィルム。中でも手に入りやすく、風景写真などで活躍するのが、富士フイルムのVelvia。, フジカラーなどが販売しているLEDのライトボックスを使用すると色評価的にも問題無く観賞する事ができる。ちなみに進光社のOEM製品である。もっとも安価で済ませたいならば、イラストなどで用いられるトライテック社などのトレース台を使用するのも良い。ちなみに色温度5000k、平均演色評価数100に近い製品を選ぶと、ポジフィルムを堪能するに相応わしい。, このライトボックスの存在如何によって、ポジフィルムがその真価を発揮できるか否かにも関係する。勿論、これが無くとも窓際に吊るしてみたり、蛍光灯に翳かざしてみたりするだけでも十分楽しむことはできる。より鑑賞環境を整えたいならば重要な道具である。参考に挙げた製品は、いずれも日本製で安心感も大きい。, 選択肢が狭まってきている写真鑑賞用のルーペ。この存在もまたより良い鑑賞環境を整えるに当たっては重要。フィルムは自然の法則によって完成する表現である。デジタルにおいても高精細なカメラなどが誕生しているが、それでもまだ画素という境目を持たないフィルムは、大いなる情報量を保っている。, 現像されたフィルムをルーペで隅々まで愛でる。それは、まさに撮影時の感動が蘇る至高の行為なのである。観賞用には倍率の低いものを、ピントチェックなどには倍率の高いものを、そうした使い分けも良い。, フィルムを扱う際には、素手で触るのは野暮というもの。その保存状態をよくしていたいと願うならば、可能な限り綺麗な状態を維持する必要がある。もしも汚れてしまった場合には、レンズ清掃と同じように埃をブロワーで飛ばし、または不意にも付着を許してしまった汚れを可能な限りフィルムクリーナーなどで清掃しておきたいものである。この場合、フィルムをスキャンしようという際にも使える道具となる。, フィルムをデジタイズするようなデュープ作業。比較的長いままの「スリーブ」と一枚一枚マウントに閉じられた「スライドマウント」とがある。フィルムスキャンの方法によっても、スリーブが良い場合も、スライドマウントが良い場合もある。, いずれも好みの問題ではあるけれど、全体を愛でたい場合には、スリーブはとても便利。同時にスライドマウントをそのまま窓際に吊り下げて楽しむという方法も楽しい。またインテリアとしても活躍する。上記の写真では、麻紐に無印良品の「ひっかけるワイヤークリップ」を用いた。そうして色々な楽しみ方で、ポジフィルムが元来備えたる美しさを堪能したい。スリーブを後々自分でマウント化することも可能である。, ポジフィルムを現像に出す際に尋ねられる事もある、スリーブ仕上げと、マウント仕上げについて記しておきたい。まずはスリーブ仕上げとは、ネガ現像で一般的に用いられる方法。まとめて保管する際に便利なのであるが、数カットごとに区切られているもの。全体を俯瞰して鑑賞したり、確認したりするのにも最適。そしてマウント仕上げとは、プラスチックフレームに1カットずつ収められているもの。分別して保管する際などに便利な方法である。, マウント仕上げを選ぶと、現像の際に料金的にも若干値上がりする。ポジフィルム自体を1カットごとにコンテンストに応募しようとする際などにはマウント仕上げの方が利便性はある。そのときには、スリーブの中から必要なカットを選んでから個人的に別売りのプラスチックマウントを購入。それをスライドマウントにする事もできる。, ここで用いられるマウントは、スライドやマウントスライドなど多くの呼び方が定着しているようであるが、全て同じことを指している事に留意したい。, ポジフィルムとは、陽画フィルムとも言われるもの。陰画と呼ばれるネガフィルムとは異なり、現像フィルム自体を色や明るさに変更を加えることなく、そのものが写真として完成されている。それゆえ、現像フィルムそのものを鑑賞する楽しさを味わうことが出来る。実際、スライドマウントを映写機プロジェクターで堪能する方法は一般的であった。, リバーサルフィルムは、そのように陽画を得ることが出来るという意味でもポジフィルムに該当する。厳密には陽画を得る方法は他にもある為、ポジフィルムとリバーサルフィルムは完全に一致したイコール関係ではない。しかし、陽画を得るポジとしての枠組みの中にリバーサルは収まっており、殆ど同質なるものという事が出来る。, もちろん現在でも映写機プロジェクターを用いて写真を愛でる事もできる。その場合、当時のようにマウントスライドを用いるのも良し、データ化した写真自体を大きなテレビに表示させて楽しむ事は勿論、現在のデジタル映写機を用いて天井に映し出すのも良し。写真を大きく映し出すという楽しみ方も存在価値がある。当然、窓際に吊るして楽しむのも一興。, フィルムはアナログな記録方法。現像フィルムは大切に保管しておきたい。また現像と同時にデジタル化するのも良い。アナログとデジタルで同時に保存する事で、その安心感は計り知れないものとなる。ハードディスクが破損しようと、フィルムそのものが存在していれば良い。それはバックアップの一つの形態である。可能な限り環境の安定した冷暗所に保管しておくと良い。, フィルムケースは、様々な種類が存在している。スリーブはフィルム用のファイルケースに保存すると整理整頓も容易に出来る。フジカラーのネガファイルなどを用いていると、収納も簡単に行える為、現像の都度に苦労がない。収納量も圧倒的なものがあり、頼り甲斐がある。, リバーサルフィルムに限らず、ネガフィルムやインスタントフィルムなどもデータ化する事で、現代的な写真の活用法とも合致する。パソコンに取り込んだり、スマホに取り込んだりして、いつでも写真を愛でる事も可能になるのは嬉しい。そうしてフィルム表現をもっとカジュアルに楽しみたい。, データ化については、カメラのキタムラなどの一般的なカメラ店で、現像と同時にCD化を依頼する事が可能である。プロに依頼するこのような方法は実に有意義であるが、外注でポジフィルムの現像を行なっている場合に於いては、現像だけの場合よりもより日数が掛かる可能性がある。, その時間が惜しいという場合には自家デジタイズが必要になるのであるが、そうするとフィルムスキャナーを用いる場合や既存のカメラでフィルム自体を撮影する方法などが考えられる。, スキャナーでいうところ、エプソンやキヤノンと言った大手メーカーもフィルムスキャンに対応した高性能のCCDフラットベットスキャナーを開発している為、実に心強い。このように自ら行おうとする場合には、特に埃などの対策もしっかりとしたいものである。, 高い画質で撮影しようという場合には、ピントの調整やスキャンの時間が数十分単位で掛かったりと程々に暇を要する。ただし、空き時間を利用してスキャンすれば良いのであるが。, 既存の一眼カメラでフィルムスキャンする場合には、例えば、ニコンが発売しているフィルムデジタイズアダプターES-2などを用いると良い。この製品の場合、現像フィルムのスリーブにもスライドマウントにも対応している安心感がある。またデジタル一眼にマクロレンズを装着して、現像フィルムを撮影するだけであるという点も気楽で良い。, ただしこの場合、後ろから安定した光で照らす必要があり、カメラやレンズの規格を対応させる為の工夫も必要になる。その代わりに時間は殆ど要らず、その点手っ取り早いという最大の利点もある。この場合にも、トレース台やフォトビューワーなどがあると便利である。または、色評価用のデスクライトなどで照らすという方法も良い。それらが無くとも、データ化の後から色温度を適宜調整すれば良い。, ピントをしっかりと合わせる必要がある為、背面液晶で拡大表示させながらシビアにマニュアルフォーカスで追い込んでいくほうが吉。アダプターに現像されたリバーサルフィルムを挿入させるだけであるから、非常に気楽にデータ化させることが出来る。その際のデータ容量もカメラ本体の画素数に依拠する訳であるから、非常に高画質である点も好ましい。, そのように考えていくと、自家スキャンやデジタイズを行う場合。スキャナーを用いれば、ほっといてもスキャン自体が稼働してくれるが、作業が完成するまでの時間は掛かる。対して、実際にフィルムそのものを撮影する方法に依よれば、デジタイズそのものに係かかる時間は大幅に短縮できるが、実際に撮影者が行為を行う拘束時間が増える。, つまるところ一長一短の問題。料理で例えると、煮物と炒め物の違いだと言えようか。それは各人の好みの方法に依れば良い。, ところで、当然ながらプロに依頼する事で、長らく期間を要するが写真の高いクオリティは保証される。同時にデータ化が好みの画質や表現を担保できているかまでは未知数である。そうした部分まで仔細に把握しておきたいのであれば、やはり自家でデータ化する方法を選好する他ないところである。, フィルムと言えば、一般的にはネガフィルムを思い浮かべるものである。現像フィルムは色相反転した状態のスリーブが一般的。そしてその表現としてもラチチュードが非常に広く、コントラストもあまり高くない。柔らかで自然な風合いが持ち味である。その表現力と情報量は、圧倒的に優れているのであるものである。, しかしリバーサルフィルムは、その反対にラチチュードが比較的狭く、コントラストが高く、現実のように色鮮やかである。現像後に色相反転させる必要がなく、現像フィルムそのものを鑑賞する事ができる持ち味がある。これを陽画というが、性質としてはデジタルと似ていても自然的な化学反応によって得られた表現力には、またそれとは異なった魅力が詰まっている。, またネガフィルムと異なり、適正露出がより求められる。比較的撮影時の色や明るさなどが反映され、その後に修正する事が難しい為である。その特性は、逆に撮影者の意図をより表現として反映させやすいというメリットがある。特に入稿し印刷などを行う際には、その色校正を行う場合に元々の色として指標にし易い。, フィルムの構造そのものは、リバーサルであろうとネガフィルムであろうと同じである。しかしながら、現像工程において、ネガフィルムは最初に発色現像を行い、リバーサルフィルムにおいては黒白現像後にカブリ処理を行ってから、同様の発色現像を行う。このカブリ処理段階こそが、反転像を得るプロセスである。, 現像に用いられる方法として、現在コダックの開発したE-6現像という方法が用いられているが、これは富士フィルムの用いているCR-56現像と完全なる互換性がある。以前の現像方法においては、カブリ処理による再露光時に退色する欠点があった。しかし現在の方法においては、薬品浴によって反転像が得られるようになり、鮮やかな色を保つ事が出来るようになっている。, 昨今、デジタル化が進みゆく中。アナログ表現の素晴らしさに再び光が当てられ始めている。例えば音楽の世界にあっては、アナログレコードの音域の広さは以前から指摘されている点である。音を収録してデジタル信号へと変換するに当たり、現実の周波数や波形をそのままの形で録音することは難しいのである。, これは現実世界の光をデジタル信号へと変換することで失われる光の波形も同様のこと。実は光も音も波という性質を持っており、光は電磁波、音は音波として存在する。アナログとしてのフィルム表現は化学反応という自然の働きによって、この波を捉えることが比較的行えていることになるのである。, リバーサルフィルムは、デジタルと同様にラチチュードが狭く、コントラスト表現が得意である。しかしながら光の本質的なニュアンスまでを捉えられるのは、やはりフィルムの得意とする所なのである。しかもその情報量は凄まじく、現代の技術でデジタルリマスターするにしても追いつけないほどに精細。, 次に着目すべきところとして、実物を保存したり現像フィルムをそのまま愛でたりすることが出来るという利点を掲げたい。デジタル表現にあっては、電力や表示させる媒体が必要である。そしてそのデータが失われた時の悲壮感は甚だしい。津波や台風や地震、多くの災害に見舞われる日本列島。そんな中、記録媒体としてのアナログはやはり見直され始めている。, フィルムをデジタル化し、昨今の利便性に則りつつも現物が手元に残っているという安心。それ自体をバックアップデータとして保管できるという魅力。危機への備えは、多様性でしか賄えない。デジタルと共にフィルムで撮影することで、掛け替えの無い記憶を未来へ遺すことが可能となるのである。, フィルム全般に言えることであるが、選択肢が限られつつあるところである。以前からすると、少しずつ製造しているメーカーも少なくなり、品種も少なくなってきている。製造する企業も企業であるからには、利潤を無視できないものである。需要が落ち込めば、供給が減るのは致し方のない事。ただしこの素晴らしい表現を用いることが出来る今の時代を謳歌したい。, 現像できるカメラ店も少しずつ少なくなっている。外注が多くなっており、現像に時間がかかることも少なくない。またフィルム自体や現像にかかる料金も少しずつ値上がりしている。これもまた原材料の調達や需給の問題で、致し方のない事実ではある。, ただしフィルムカメラ自体が安価な昨今。カメラにお金を払うのではなく、フィルムにお金を払っていると考えると何ら問題なく使用することが出来る。この素晴らしき表現が失われていくことに侘しさを感じながらも、アナデジ世代として選択肢が失われるその日まで、その恩恵を享受していたいものである。, "古典は常に新しい"をモットーとして、相続されるべき普遍的な「価値」を次世代へ継承。, 個人で編集するZINEをブログ上で運営。「えぬたな」は一つ一つの記事を読み切りとして編集。自らの写真と文章で、ヒトの思いを伝え、世の中の良いモノ、残すべきコトを紹介。, FILSONマッキーノクルーザー、ヘビーデューティな着こなし。至高のアメカジコーデ。, キヤノンEOS 5D Mark IVは、歴史を背負う完成形。殿堂入りのデジタル一眼レフカメラ。, FUJIFILM リバーサルフィルム フジクローム Velvia 100 35mm 36枚 1本 135 VELVIA100 NP 36EX 1, FUJICOLOR ライトボックス LEDビュアー ST-A4 スタンダードシリーズ 905278, FUJICOLOR スライドファイル マウント 35mm用 プラスチックマウント 35mm 14740, FUJICOLOR アルバム ネガ ネガファイルII (35mm) 35mm グレー 39718.