基本月給:30万 大学卒の新卒初任給と比較すると、こんなイメージよ。, 初任給でそんなに差があるなら、社会人デビューが少しくらい遅れても目指す価値ありますね!, 公認会計士になるには、公認会計士試験合格後に実務要件を満たす必要がある為、公認会計士試験合格者の約9割が監査法人と呼ばれる所に就職します。その中でも、世界4大会計事務所であるEY、Deloitte、KPMG、PwCのメンバーファームである、EY新日本有限責任監査法人、有限責任監査法人トーマツ、有限責任 あずさ監査法人、PwCあらた有限責任監査法人/PwC京都監査法人の大手4社は「Big4」とも呼ばれ、公認会計士試験合格者には人気の就職先です。 ボーナス(スタッフ):2か月分 基本月給(スタッフ):31万 公認会計士(会計士)の平均年収について、企業規模や性別・年代別に紹介します。年収を上げる方法や転職して会計士になった場合の初任給も確認しましょう。会計士は1,000万円以上の高年収も可能な職業なのでしょうか。 ブログ:http://money-formation.com/, 新型コロナウィルスの感染拡大による業績悪化などを理由に、多くの企業は採用活動の見送り続けているのが現状です。下図は厚生労働省が10月2日に発表した有効求人倍率の推移になります。, 2020年8月時点の有効求人倍率は1.03倍。実に8ヶ月連続の低迷を続け、ここ数年で最も転職が難しい時代と言えます。, 求人数は減っているのに、求職者数は伸びているこの現状の中、よい求人に出会っても内定が出ない状況は大いに予想できます。このコロナ渦で、失敗しない転職に繋げる最も大きなポイントは・・・, 希望する企業への転職を成功させたいかたは、選考通過率を高めるためにも、プロの力を借りることをおすすめします。, 転職の意思も固まっていないけど、相談してみることが大事です。リーマンショック以来の不況と言われる未曾有の状況ですが、「仕事の悩み」「転職すべきか迷っている」などの相談に関してはプロのアドバイザーですから、気軽な気持ちで行動してみましょう!, もし、どの転職エージェントを選んで良いかわからないという場合は、下記の診断ツールで、あなたにぴったりのエージェントが診断できます。, 参考にするのは「賃金構造基本統計調査」(平成30年)です。年収は「きまって支給する現金給与額」(基本給、諸手当、超過労働給与を含む)の12ヶ月分と「年間賞与その他特別給与額」の合計で算出しています。なお、データには税理士の分も含まれます。, 上記を見る限り、会計士の年収は企業規模に応じて700万~900万円が目安となりそうです。, ただしあくまでも平均ですし、すべての会計士の年収を集計したものではありません。これよりも少ないケース、多いケースがある点は知っておきましょう。, 年収がもっとも高いのは50~54歳のゾーンです。もっとも低い20~24歳のゾーンと比べると年収は倍以上になっており、会計士は経験が問われる職業であることがうかがえます。, ただ30歳~34歳のゾーンですでに年収800万円を超えており、会計士は年齢が若くてもかなり高年収を狙える職業であるとい言えそうです。, 年収がもっとも高いのは男性と同じく50~54歳のゾーンとなっており、1,000万円を超えています。もっとも低い20~24歳のゾーンと比較して3倍以上という結果です。, 女性会計士の平均年収では男性と比べて100万円ほどの開きがあるものの、女性の場合はライフイベント等に影響される可能性があるため、実質的な差は大きくないと考えられます。, なお、国家資格が必要な他職種における女性の年収をピックアップしてみると、次の結果となっています。, ※参照:e-Stat(政府統計の総合窓口)|賃金構造基本統計調査 一般労働者 表番号2, 「子育て中でフルタイム勤務が難しい」「起業を目指してお金を貯めるために副業したい」などの理由で、短時間勤務や非常勤として働く会計士もいます。この場合の年収も見てみましょう。※ここでは「1時間当たり所定内給与額」を時給として紹介しています。, 10人以上規模の職場で働く公認会計士・税理士の時給は3,480円、1日当たり所定内実労働時間数は平均6.7時間です。たとえば月12日(週3日ペース)、1日6時間働いたとすると年収は300万6,720円になります(3,480円×6時間×12日×12ヶ月)。これに賞与が加わればさらに年収は上がります。, 性別で見た場合の時給は男性が6,706円、女性が2,652円です。上記と同じ条件で計算すると年収は男性が579万3,984万円、女性が229万1,328万円となります。, 男女で時給にかなりの差があることが見て取れますが、女性の時給には「監査のための出張が難しい」「出産・育児等でいったんキャリアに空白ができる」といったさまざまな事情が影響していると考えられます。, そもそも公認会計士の仕事内容は男女の違いがありません。女性だから時給が低いのではなく、働き方による違いだと考えるほうが自然でしょう。, ※参照:e-Stat(政府統計の総合窓口)|賃金構造基本統計調査 短時間労働者 表番号1, 生涯年収は企業規模、勤続年数、転職の有無等によって大きく変わるため一律にいくらと述べることはできません。ただ参考までに、ここまで紹介した以下のデータをもとに生涯年収を考えてみましょう。, 25歳で会計士として働き始め、65歳まで40年勤務したと仮定します。平均年収に対して単純に40年をかけると次のような結果になります。, 性別・年代別の平均年収が5年ごとに続いたと仮定して計算した場合でも、男性会計士の生涯年収は3億8,107万500円、女性会計士の生涯年収は3億145万5,500円と大きくは変わらない結果となります。, さらに次のような要素を踏まえれば、会計士の生涯年収は4億円以上になる可能性もあるといえるでしょう。, 会計士といっても、どこで働くのかによって年収に大きな違いが生まれます。したがって高年収を獲得しやすい場所へ転職・就職するのがひとつの有効な方法です。まずは大手の監査法人で働く方法です。, 上記4法人は「Big4」とも呼ばれ会計士の就職先として人気が高くなっています。公認会計士・税理士・経理の転職求人情報を扱う「ジャスネットキャリア」によれば、Big4に勤務した場合の年収はマネージャークラスでおおむね1,000万円前後となっています。大手監査法人ごとの年収の違いはほとんどありません。, 監査法人ではない一般の大手企業で働く方法です。会計士の資格を直接活かすことはできませんが、経理や財務に関する部署で働き、知識や経験を活かすことが可能です。, 年収は基本的に他の社員と同じ考え方になるため、会計士の資格があるからといって必ずしも年収が高くなるわけではありません。, しかし大手であればそもそも基本給が高く、賞与にも恵まれています。場合によっては小さな会計事務所で働くよりも年収がアップする可能性があるでしょう。, なお、福利厚生の点でいえば一般的に監査法人よりも大手の事業会社のほうが有利なケースが多くなります。そのため実質的な年収を上げるという意味では、監査法人から大手の事業会社への転職も選択肢になるでしょう。, どの地域で働くのかによっても年収に違いがあります。会計士に限らないデータですが、都道府県別に見た平均年収の上位5つは以下のとおりです。, 3大都市を擁する東京・愛知・大阪に加え、神奈川と茨城という首都圏の県が上位に入っています。, 加えて会計士の場合は主に企業を相手にする職業なので、都心であれば人も企業数も多く案件の数に恵まれやすいといえます。, 大手企業の本社が集まりやすいこともあり、大手企業の顧問を務めるなどして年収も高くなる可能性が高いでしょう。したがって、地方ではなく都心で働くのも年収を上げるための選択肢となります。, ※参照:e-Stat(政府統計の総合窓口)|賃金構造基本統計調査 一般労働者 都道府県別 表番号sanko1, 監査法人内の地位には以下のような昇格フローがあり、年収の目安も変わってきます。かっこ内は一般企業に置き換えた場合に相当する役職です。, ※参照:資格の学校TAC|公認会計士の年収は本当に高いのか。年収でみる、公認会計士を目指す価値, 今の職場で昇格していけば、それに伴い年収も上がる期待があります。事業会社で働く場合も基本的には昇格によって年収が上がっていく可能性が高いでしょう。, 会計士は専門性、希少性が高い職種なので独立開業が可能です。自らが経営者となれば年収に上限はないため、独立開業するのも方法といえるでしょう。, ただし、クライアントが少ない、営業がうまくいかないなどの理由で年収が下がる可能性も十分にあります。独立開業する前に人脈を構築したり、営業力を養ったりといった努力は不可欠でしょう。, 今あるスキルや経験を正当に評価してもらえる職場に転職すれば、企業規模や地域は関係なく年収が上がる可能性があります。, とはいえ、自分の市場価値はどれくらいか、評価制度が整っている職場がどこなのかといった点はわからないものです。そこで会計士の転職に強い転職エージェントに相談するとよいでしょう。, これらを熟知した転職エージェントであれば心強い味方になってくれるはずです。年収交渉もしてくれるため今より年収が上がる可能性があります。会計士の転職・仕事事情に詳しく、質の高い会計士求人を扱っている転職エージェントを選ぶことが大切です。, 最後に、高年収に期待できる会計士への転職(職種変更)を考えている方に向けて、資格取得の難易度や取得までにかかる年数などについて紹介します。, ただし内容の難易度が高いため、勉強を始めても最後まで続けられるのか、試験を受けるレベルに到達できるのかという問題があります。根気強く勉強を続けた人の中で10%程度の合格率だと考えるべきでしょう。, 会計士の資格を取得するのに受験資格は不要です。医師国家試験や司法試験のような受験資格が設けられておらず、年齢・学歴・国籍にかかわらず誰でも受験できます。, とはいえ簡単な試験ではありません。目指す場合は自分のキャリアをよく考えて勉強を始めることが大切です。, 資格の学校TACによれば、公認会計士試験に一発合格した人の勉強時間は平均3,664時間とのことです。1日10時間、1年間毎日勉強した場合におおむね近い数字になる計算です。ただし社会人の場合は仕事があるため1日10時間の勉強時間を捻出することはかなり難しいと考えられます。そのため一般的には2~3年かけて合格を目指すケースが多くなっています。, 資格の学校などに通った場合の費用は、学校やコースにもよりますが70~80万円ほどかかるのが一般的です。, 目標の試験で合格できなければ、再度学校に通うため追加の費用がかかります。独学で勉強すれば費用をかなり抑えることができますが、内容の難易度が高いため合格までの道のりが遠くなるリスクがあります。, また合格した後には2年間の実務と3年間の研修を経て「修了考査」という試験に合格しなくてはなりません。修了考査を資格の学校等に通って対策する場合の費用は10~20万円ほどが目安です。, その他にも受験料や模試・試験会場までの交通費等がかかります。一般的な勉強方法で受験した場合には、少なく見積もっても100万円以上はかかると思っておいたほうがよいでしょう。, さらに注意が必要なのは、受験生のときには収入が途絶える点です。会計士試験を受けるための約3,500時間を捻出するには働きながらの勉強は難しいでしょう。そのためいったん仕事を辞めて勉強に専念する方が多くなるのです。このあたりは、預貯金の額やご家族からの協力がどれくらい得られるのかによって変わってきます。, 一般的に転職市場では、転職した際の年齢がある程度考慮されて年収が決まります。転職時には相応の経験があることが前提となるからです。, しかし仕事をしながら会計士の資格を取得し、そこから転職した場合は、あくまでも初任給ベースの年収となります。, 会計士の初任給について明確にわかるデータはありませんが、賃金構造基本統計調査では経験年数に応じた給与等の額をまとめていますので、ひとつの参考になるでしょう。, 経験年数0年の男性会計士の年収は412万900円、女性会計士の年収は348万3100円です。ただしこれは超過労働給与額(時間外、深夜手当等)を除いた年収です。残業が多い、休日出勤があるといった場合には年収が上がることになります。, ※参照:e-Stat(政府統計の総合窓口)|賃金構造基本統計調査 一般労働者 表番号3, 会計士の年収は700万~900万円が目安です。企業規模や年齢によっては1,000万円以上というケースも珍しくありません。, 業務の難易度が高く大変な面も多い仕事ですが、その分年収で評価されやすいといえるのではないでしょうか。. ◆4年目:550万円, © 2020 会計ショップ - WordPress Theme by Kadence WP. 7~12月:金融事業部 「問題集の回転スピードを飛躍的に上げる3つの秘訣」について解説しているPDFレポートと音声データを無料プレゼントしています。 対して国税庁 民間給与実態統計調査(2018年)にて算出すると、いわゆるサラリーマン男性は2億3,467万円、女性1億2,992万円となっています。あくまでも年齢別の平均年収より算出している為、全ての方にあてはまるわけではありません。ですが、公認会計士になると、生涯年収が2倍以上になる可能性がある、ということがおわかりいただけると思います。, 自分のやりたい事に挑戦しつつ、一定の収入を確保できると知って、ますます公認会計士になりたいと思いました!, 男女での収入格差がない点や、ライフスタイルに合わせた勤務ができる点などを知れて、私も絶対公認会計士になろうって思ったわ ♪, そうね。国家3大資格の一角を担っているだけのことはあるわよね ♪ 基本月給:31万 基本月給:31万 残業代金:100万円, 監査法人トーマツの金融事業部に配属された、スタッフ時代の初任給は、30万円程度だったと記憶しています。, 非常に激務なチームに配属されたので、実労働時間を加味したら残業代が2~3倍必要となる時間働いていました。, しかし、同じチームに配属されたスタッフ1年目3人(私も含みます。)が、当時のマネージャーから呼び出されて、残業時間は考えて付けるようにしてほしい旨の説明があり、実労働時間通りに申告することはなかったです。, 社会人1年目で、正直なところ自分の年収が高いのか低いのかイマイチ理解していなかった時代でもありました。, ちなみに、社会人1年目は住民税が引かれない(前年の所得がないため)ので、手取り額を見ると、少なくとも東京で生活していく分には不便はなかったです。(ただ貯金もあまりできなかったのも事実ですが、、), 年収:約700万円 基本年収:420万円(=30万×(11か月+3か月)) 公認会計士に興味がある方や、これから目指そうかな?という方にとって、「公認会計士の年収」は知っておきたい情報ですよね。, 一方で、これから公認会計士資格を取得しようか検討中の方にとっては、「費用面」も気になるところでしょう。(あまりにも取得費用が高いと、そもそも目指すこと自体が困難になりますからね…。), そこで、年収と費用を比較し、実際のところ会計士資格がどのくらい「お得」なのか、という観点でも考察しています。, 1.公認会計士の年収推移  ① 1~2年目  ② 3~4年目  ③ 5~8年目   –【公開】会計士歴5年の、僕の給料明細  ④ 9~12年目  ⑤ 13~16年目  ⑥ 17年目以降2.転職時の年収3.福利厚生は期待できません。4.公認会計士になるためにかかる費用  ① 受験に専念した時間  ② 予備校代  ③ 市販の教材購入費  ④ 文房具  ⑤ 受験料  ⑥ 費用の合計5.一般サラリーマンとの生涯年収(コスパ)を比較6.結論:年収えげつない, 僕自身の年収や、僕の先輩・後輩の年収も踏まえた、リアルな年収を公開していきますね。, そして、10年目を目安に年収1,000万を超えます。大卒ですぐ公認会計士になった人は、32歳で年収1,000万を超える計算です。, 全ての職業のうち、弁護士よりも年収が高く、大学教授と同じくらい稼げます。年収が高いので、自然と地位・名誉も付いてきます。, 基本給は月30万円程度でして、これにボーナス(賞与)+残業代を含めると、年収500万以上になりますね。, 1年目からバリバリ残業をしているチームは少ないですが、仕事自体はたくさんありますので、残業代を稼ぎたい人は手を上げればドンドン降ってきます。, ちなみに、BIG4(大手監査法人)は4社(EY・KPMG・トーマツ・PwC)ありますが、いずれもほぼ同じ水準です。基本給にバラつきがあっても、ボーナスで調整されるため、年収ベースではほぼ同じです。, 月給30万円というと、大卒上場企業勤務の1年目の月給が20万円程度なので、その1.5倍もらえる計算ですね。また大卒社会人1年目の「年収」は226万円だそうなので、それと比べると2倍以上という計算になりますね。(引用:マイナビ), 僕も1年目から年収500万円以上もらえましたので、たとえば趣味のカメラや洋服に、1年目から惜しみなくお金を使うことができました。, 当時一人暮らしをしていた頃の家賃は、9万円でした。社会人1年目の家賃としては、高い方だと思いますが、金銭的にさほど痛くはありません。, 3年目~4年目になると、監査チームの現場監督(主査)を任されるようになり、自然と残業も増え始め、年収もドンドン上がります。, 僕は監査法人を4年で退職していますが、その頃の年収が720万円でした。(残業は月に平均30~40時間ほどです。繁閑でバラつきはありますが。), この辺りまでは社内の評価があまり(給料に)関係ないので、同期の会計士もほぼ全員同じくらい貰っていたと思います。, この頃になると、収入面での心配はゼロになりました。家賃も13万円ほどのマンションに引っ越し、食事はほとんど外食でしたが、それでも貯金はだいぶ貯まりました。, 一般的な社会人3~4年目の方の平均年収が、約373万円とのことなので、この時点でも一般の方の約2倍稼げることになりますね。, また、年収700万~800万の人の割合は、全サラリーマンの上位4%に当たるそうです。, 会計士として仕事をしている身としては、そんなに凄いことをしている実感はありませんが、「最難関試験」を突破したことの恩恵はすごく受けています。, 次に、5~8年目の年収です。監査法人内では「中堅」とか「シニアスタッフ」と呼ばれるようになる世代ですね。, 8年目まではあまり社内の評価を気にすることなく、昇格していくことができます。そのため、ある意味誰でも年収900万円まではストレートで進むことができます。, (悪い言い方をすれば)どんなに仕事が出来ない人でも、働いていれば年収900万です。これは美味しいですね。, そのコンサルで半年ほど働いたとき(つまり、ちょうど会計士歴5年のとき)の月収は、約76万円でした。, 監査法人自体もお給料はとっても高いのですが、何よりも「監査法人での経験」は非常に価値があります。その経験が転職市場で高く評価されるため、転職というステップアップで年収をグッと上げることができるのです。, たとえば大学を卒業して監査法人に入所した場合、27歳で年収900万になる感じです。普通ではありえないですよね。, もちろん、僕が特別仕事ができたわけでもないですし、経歴が良いわけでもありません。これが公認会計士のリアルな年収の実情です。, 目指してみたくなった方は、予備校のパンフレットを無料で手に入れると良いですよ。勉強スケジュールの感覚を、もっとリアルに知ることができます。>>クレアールなら、無料で資料請求が可能です。>, 大手監査法人でマネージャーになれるのは、全体の10%くらいです。(あくまで割合の話であり、そもそもマネージャーに上がりたくないという方もいます。), マネージャーになると、当然できる仕事の幅も増え、経験値も上げることができ、そして年収も上がっていきます。, 一方、マネージャーに上がれなくても年収1,000万を(残業代で)稼ぐことは可能ですが、その後が伸び悩んでしまいます。まぁ、収入面では文句なしですが。, この世代は、マネージャーの更に上の職階となる「シニアマネージャー」と呼ばれる役職になります。(ストレートに昇格した場合。), ここまでくると、年収は 評価が高ければ1,300万を超える可能性が出てきます。比較的規模の小さい上場企業の部長クラスですね。, 一般的な30代~40代サラリーマンの平均年収が約550万ですので、この時点でも一般人の2倍以上の給料を稼げます。, またこの頃になると、たとえば「書籍の執筆」や「リクルートでの面接官」「セミナー講師」などを任されるようになります。, そのため、年収の増加とともに会計士としての仕事の幅も、さらに増やしていく事ができますね。, なお、この上には「パートナー」という役職が待っており、監査法人内での一つの「ゴール」とも呼べるポジションになります。門は狭く、出世争いが最も激しい時期になります。, 年収はグッと増額され、BIG4の役員クラスになると年収3,000万まで膨れ上がります。, ちなみに「パートナー」というのは外資系企業の役職名でして、日本企業でいうところの部長~役員の間くらいの役職になります。, パートナーになると、会社からの接待の機会も増え、しばしば高級店に出入りされている様子も目にします。(うらやましい), 実際に僕と同じチームにいたパートナーは、貯金が1億円以上と噂されている人もいました。(かなり下世話ですが、会計士は噂好きの人が多く、、、。), こんな感じで、監査法人内では上限年収3000万円ほどになります。一般企業だと、副社長クラスでないと達成は難しそうですね。>>クレアールなら、無料で資料請求が可能です。, 一般的には、「転職すると年収は下がる」と言われていますが、公認会計士の場合はどうでしょうか。, いきなり生活水準を落とさせることは難しいので、企業側も大きく給料を下げることは難しいわけです。, 市場に公認会計士の数が足りていないので、当然売り手市場となり、給料を高く払っても欲しいという企業が増えます。, ちなみに僕のケースですが、監査法人からコンサルティング会社に転職したところ、むしろ年収が上がりました。, 会計事務所では主に税務を扱いますが、監査法人では税務について学ぶことが少ないため、この点で年収ダウンに繋がります。, コンサルティング会社や一般事業会社の経理に転職する場合は、多くの場合、年収は下がりづらく、むしろ上がるケースもあります。, 公認会計士の転職先は「引く手あまた」なので、年収の高い転職先をかんたんに選べます。>>クレアールなら、無料で資料請求が可能です。, なお、その他コピー代やルーズリーフ代もありますが、金額僅少のため今回の検証からは除外します。, 本記事では、受験勉強をしていた期間に、会社で働いていたら得られたであろう所得をコストであると考えます。, 僕が受験勉強をしていた期間は、3年と3ヶ月でした。当初は2年と3ヶ月で受かる予定でしたが、1度落ちたため、もう1年勉強しました。, また、日本公認会計士協会の公表データによれば、公認会計士試験の合格者平均年齢は、25.0歳です。(参考:平成30年公認会計士試験の合格発表について), つまり、22歳から勉強をスタートし、25歳で合格するというのが標準的なケースになります。(便宜上、これを前提として話を進めます。), ここでは、国税庁の公表データを用います。(参考:国税庁による民間給与実態統計調査結果), 便宜的に男女の平均年収を用いて、年収増加率を20歳~29歳での一次関数で算出します。, これによれば、22歳~25歳の3年間で得られたであろう所得は、876万円と算出されます。, つまり、3年間仕事をせず勉強に専念することで、876万円を稼ぎ損ねているということになります。, 更に、2年コースでは合格できず、翌年の受験で合格するケースが一般的ですので、もう1年分のコースを受講する必要があります。こちらは、平均30万円です。, こんな感じです。ざっくり、合計7万円ほどですね。>>関連記事:【公認会計士】市販教材はこれだけで十分です【厳選6選】, 使うのは、黒のボールペンと蛍光ペンです。平均して2週間に1度ペンを消費すると仮定します。ペンは1本100円とします。, 受験料は、1回19,500円です。2度受験することを前提としますので、受験費用は約4万円です。, ここからは、収入から支出を差し引き、実際にいくら儲かるのか(純額)をお示しし、一般サラリーマンの生涯年収と比較してみたいと思います。, なお、公認会計士の年収は、52歳で頭打ちになると仮定しています。(一般会社員と異なり、下がることはありません。), 僕は超お得だと気付いたので、公認会計士になりました。>>クレアールなら、無料で資料請求が可能です。, 公認会計士という資格は、弁護士・医師ほどの知名度がないのですが、コスパは最高だと思います。, 公認会計士を取得するための勉強スタイルやスケジュール感をリアルに知りたい方は、スクールのパンフレットを入手すると良いですよ。, 具体的なスケジュールや、合格体験記を読むことができるので、「これなら自分でも取れそうだな」と実感される方も多いです。>>クレアールなら、無料で資料請求が可能です。, 1986年生まれ(34歳)2010年:公認会計士の勉強スタート2013年:公認会計士試験 合格2014年:EY新日本監査法人 勤務2018年:独立系コンサルファーム 勤務2019年:公認会計士事務所 開業2020年:税理士登録, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, また、飲み会などでは8,000円くらいまでなら軽く払えるようになりました。(大学生時代は、4,000円を超えると「高い」と感じました…。), この時点で年収1,000万を超えることはありませんが、残業時間によっては年収900万円まで上げることができます。, 会計士試験の受験に専念すると、一般の人と1,000万円もの所得の差を付けられてしまう. 【内訳】 公認会計士のデメリットとは!?一見いいこと尽くしに見える公認会計士。デメリットは存在するのか?大手監査法人を経て独立した公認会計士の冨岡氏が包み隠さずお教えします!公認会計士を目指す人は絶対に知っておかなければならない情報が盛り沢山!