歯の被せ物が取れたら放置は厳禁!早めに治療すべき理由を解説. 放置した虫歯が進行して神経の近くに達すると、熱いものや冷たいものがしみるようになります。 さらに放置すると虫歯が神経まで達し、日常生活に影響を与えるほど激しく痛むようになります。 1-2 咬み合わせが悪くなる. 1973年 University of Southern California School of Dentistry(補綴学・歯周病学) 留学 1968年 飯田歯科医院 開院 現在に至る, 歯の教科書では、読者の方々のお口・歯に関する“お悩みサポートコラム”を掲載しています。症状や原因、治療内容などに関する医学的コンテンツは、歯科医師ら医療専門家に確認をとっています。, ※本サイトは、アース製薬株式会社・エンパワーヘルスケア株式会社の合弁会社で運営しています。. 1983年~2009年 東京歯科大学 講師 All rights reserved. ※1上記は型取りから装着までの費用の目安です。初診料・再診料・レントゲン・基本的な検査やその他の治療費などは含まれません。, ※2ブリッジや自家歯牙移植で保険が適用されるには、いくつかの条件があります。また、インプラントは原則として自由診療ですが、条件によっては保険が適用されることがあります。保険適用かどうかは、歯医者さんを受診したときに確認してみましょう。. 「歯の神経は抜いちゃダメ!」って知ってますか?歯医者に行くと深い虫歯が見つかった・・・なんてことありますよね?そんな時、「あぁ・・・、虫歯が深いので 神経抜きましょう。」って言われたりしますが、歯の神経ってそんな簡単に抜いていいものじゃないんですね。 Copyright  © ASUHIKARU DENTAL CLINIC All rights reserved. 「歯の被せ物が取れてしまったけどどうしたら良いのだろう」と悩んでいる方も多いではないでしょうか。, 結論から言うと、できれば当日、遅くても次の日には歯科医院で診察してもらいましょう。, 放置すると、被せ物が入れられず作り直しになるほか、かみ合わせにも影響がでてきます。緊急度が高いので、できるだけ早めに歯科医院へいきましょう。, この記事では、詰め物や被せ物が取れてしまった人が気になる以下のポイントを解説します。, 被せが取れてしまうと歯と歯の間に隙間ができるので、少しずつ残った歯がその空間に向かって倒れてきてしまうからです。歯が動いてしまうと元の詰め物・被せものを入れることができず、作り直しになってしまいます。, 3日もたってしまうと、元の詰め物は入らなくなることが多いです。詰め物・被せ物が取れたら保管し、すぐに歯科医院で治療受けましょう。, 銀歯は3〜7年、レジンは2〜5年で劣化し始めることが多いので、治療から時間が立っている場合は要注意です。定期的に検診を受け、取れる前に劣化している歯を発見することをおすすめします。, 詰め物や被せ物は薬品で接着しています。そのため、接着力が落ちてしまうと取れやすくなってしまいます。, 虫歯で歯が溶けてしまうと、詰め物や被せ物が合わなくなってきてしまいます。結果として、外れてしまうこともあるのです。, 治療の際には、できる限り歯を削る量が少なくなるように工夫しています。歯の状態によっては、削る量を押さえた結果として、詰め物・被せものが外れやすくなることもあります。, ただし、何度も取れてしまう場合は歯の削り方が良くない可能性があります。再度、歯科医院で相談してみましょう。, 強い衝撃が加わると取れてしまうことがあります。詰め物や被せ物が劣化していたり、接着力が弱まったりしている場合、軽い衝撃で取れてしまうこともあります。, また、歯ぎしりしたり、何かにぶつかった衝撃で歯が割れてしまったり欠けたりした場合も注意が必要です。歯の形が変わってしまい、詰め物・被せ物が取れやすくなってしまいます。, 詰め物・被せ物が取れてしまうと、噛み合わせが悪くなってしまいます。詰め物によるかみ合わせの調整がなくなるので、高さが合わなくなってしまうこともあります。, 歯ぎしりなどで歯が欠けたり、顎への負担が増えたりする原因につながるので注意が必要です。, 被せ物をする際には歯を削っているので、取れたままにしておくと歯が割れやすくなってしまいます。, 被せ物が取れると、削った部分がむき出しになっていて弱い状態です。固いものなどを食べると割れてしまう可能性があります。, 詰め物などをする際は、虫歯になっている部分を治療するために、歯を覆っているエナメル質を削っていることが多いです。そのため、治療後の歯は守る部分が少ない状態になっています。, 詰め物が取れた部分は神経が近く、歯磨きでしみてしまうこともあります。すると、ていねいに歯磨きができないので歯垢が溜まりやすくなってしまいます。また、歯にくぼみができてしまうことが多く、そもそも歯ブラシがうまく届きにくいです。, 丁寧に歯磨きをして清潔に保ちましょう。虫歯になりやすい象牙質という部分がむき出しになってしまっているので、歯垢を溜めないようにしたいです。, ただ、神経が近くなっている場合もあり、歯磨きの際に力を入れ過ぎるとしみてしまうことがあります。力加減に注意しながら、歯磨きを行いましょう。, 詰め物が取れた歯はもろくなってしまっているので、固い食べ物を控えるようにしたいです。硬いものを噛む衝撃で歯が割れてしまうこともあります。, どうしても何か食べる必要がある時は、詰め物などが取れた歯をなるべく避けて噛むようにしましょう。, 象牙質がむき出しになっていると神経に刺激が伝わりやすく、知覚過敏になりやすいです。しみたり痛みが出たりする原因になるので、食事の際には注意が必要です。, この記事では、詰め物や被せ物が取れてしまった人が気になる以下のポイントを解説しました。, 当日にお越しいただければ、元の詰め物や被せものを再度入れられる可能性が高まります。一方で、3日もたてば、作り直しになってしまう可能性が高いです。, そのほか、歯が欠けてしまうなどのリスクも考えられるため、早めに歯科医院へ行きましょう。, また、詰め物や被せ物を入れている場合、2〜3ヶ月に1度のペースで歯科医院に定期検診へ行くようにしましょう。, 経年劣化しているかなど状態を確認してもらえるので、急に取れてしまう可能性を減らすことができます。, さらに、詰め物・被せ物の中での虫歯の進行は自分では気づきにくいです。レントゲンなどを使わないと判断できず、痛みが出る頃には重症化していることがあります。, 岡山県総社市井手にて、土曜日の午前・午後も診療を行っている歯科・歯医者です。お子様から大人の方まで、むし歯や歯周病、かみ合わせを複合的に診ながら、お口全体の健康を考えて、治療や予防ケアを行っています。, 一般歯科・歯周病治療・小児歯科・入れ歯・義歯製作・予防歯科・審美歯科・矯正歯科・ホワイトニング・口腔外科・訪問歯科・インプラントなど. 根管治療を放置したままの人など根管治療を放置していると根っこの中に、どんどんと細菌が入り膿が溜まり続けます。放置し続けると抜歯なんてことも。あなたのリスクや症状・今必要な治療や費用、歯科医院の紹介をこの記事でお伝えします。 神経を抜く治療は、治療期間も長く、元の歯と同じような色や形にするために費用がたくさんかかります。 一般的に歯の寿命を考えるとメリットよりもデメリットの方が多くなります。しかし歯の痛みがひどければ、痛みを取る方がメリットがあると判断するため神経を取ります。 1971年 University of Southern California School of Dentistry(歯内療法学) 留学 【画像あり】【歯科医が解説】 歯の痛みを我慢していると、痛みが落ち着くことがありますが、我慢と放置を繰り返して、歯の神経を抜くことになってしまうケースは珍しくありません。歯の神経を抜く方法・取る治療法の進め方、実際の神経の抜き方について解説します。 © Copyright 2020 アースヘルスケア株式会社. 虫歯は、ごく初期の段階を除いて自然治癒はしません。放置して進行すると、急に激しく痛み出したり、さらに悪化して歯を失ったりすることがあるといったように、日常生活にも影響が出てしまいます。, この記事では、虫歯を放置するリスクや、放置してしまった虫歯の治療法を中心に、治療費用の目安なども紹介しています。一緒に歯の大切さを再確認していきましょう。, 放置した虫歯が進行して神経の近くに達すると、熱いものや冷たいものがしみるようになります。, さらに放置すると虫歯が神経まで達し、日常生活に影響を与えるほど激しく痛むようになります。, 一方の歯だけで噛み続けると、よく噛む方の歯や顎に負担がかかり、歯並びが変化したり、咬み合わせが悪くなったりすることがあります。, 虫歯を放置した結果、虫歯菌が歯根や顎の骨に侵入すると、激しい痛みや腫れ、発熱といった症状が出たり、顎の骨が溶けてしまったりすることもあります。, この状態を放置してしまうと、歯茎を切開して顎の骨を治療しなければならないこともあります。, 虫歯を放置すると、虫歯菌が血管に侵入し、血流に乗って全身へ広がってしまうことがあります。, 虫歯菌の中でも特に毒性が高いとされるミュータンス菌は、心内膜炎や脳出血といった、全身疾患の原因になることがあると言われています。, しかし、まわりの大人が食べ物を噛み与えたり、スプーンを共用したりすることで、虫歯菌に感染してしまうことがあります。, 感染した虫歯菌は死滅させることが困難なため、虫歯菌を抱えたまま成長していくことになります。, 虫歯を放置して進行すればするほど、治療回数や通院回数が増えるため治療費が高くなってしまいます。目立たないような被せ物や入れ歯を作製しようとする場合、多くが自由診療のため、さらに費用がかかります。, 前歯の虫歯を放置して歯を失った場合、人前で口を開くことをためらってしまうという人は多くいます。, 被せ物や入れ歯も、口を開けたときに分かったり、金属が見えたりするのが気になるという人もいます。, 食べ物を食いちぎるのが前歯、すり潰すのが奥歯といったように、歯にはそれぞれ役割があります。, 歯を失うことで食べ物がしっかり噛めなくなり、消化器官に負担をかけてしまう、十分な栄養が摂取できず健康を損ねてしまう、といったリスクも高まります。, 「削るときや麻酔のときの痛みが苦手」という理由で歯医者さんに行かず、放置してしまう人も少なくないようです。, 進行した虫歯は治療の範囲が広くなるため「治療は痛いのではないか」と心配になってしまう人もいるようです。, 細い麻酔針を使うことで、刺すときの痛みが軽減されたり、電動注射器で圧力を一定にして麻酔薬を注入することで圧痛が軽減されたりします。また、液体の麻酔を打つ前に歯茎に表面麻酔を塗り、麻酔針を刺す刺激すらも軽減できるようになってきています。, 痛みが苦手なことを伝えておけば、先生はなるべく痛みが少ない治療法を選択してくれるはずです。, 治療機器や麻酔の進化と併せて、先生も痛みに配慮した治療をおこなうなど、患者さんの痛み軽減のためにさまざまな工夫が施されるようになってきています。, 歯に穴があいてしまった、熱いものがしみる、食べ物が触れると痛むなどの場合、虫歯の部分を削って詰め物で修復する治療が一般的です。虫歯治療では主に「レジン」「インレー」といった詰め物が使われます。, 虫歯を削った場所に、白色のプラスチック樹脂を直接詰める方法です。1回の治療で済むことが多いです。, 虫歯を削ったあとに型を採り、穴に適合する詰め物を作製します。後日詰めることになるため、2回程度通院するのが一般的です。, 放置した期間が長く、虫歯が歯の奥深くまで達している場合、根管治療をおこなうことがあります。根管とは歯根の中にある管で、神経や血管が詰まっている部分です。, 虫歯菌に感染した神経や血管を除去した後、洗浄と消毒を繰り返して最終的に薬剤を詰めて密閉する治療法です。薬剤を詰めただけでは再感染や、噛んだときに痛みが出るといったリスクがあるため、歯全体を覆う被せ物(クラウン)で修復するのが一般的です。, 基本的にこのような流れがあるため、根管治療は複数回におよびます。5~6回程度、通院が必要になることも少なくないようです。, 強い痛みを我慢して放置し続けると、そのうち痛みがおさまることがあります。これは、虫歯が治ったわけではなく、神経が死んだため痛みを感じなくなってしまったことを意味します。痛みがなくなっても虫歯は進行しています。, 放置してしまうと、やがて歯根の奥深くまで進行し「根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)」といった炎症が起こります。歯根の先に炎症が起こることで膿が溜まり、顎の骨が溶かされたり激しく痛んだりするなど、周辺組織にも影響を与えます。, 根管治療ができない状態まで虫歯を放置した場合、歯根の切除や、一度抜歯して歯根の先の病巣部分を除去して同じ場所に植え直す、といった外科治療をおこなうこともあります。, 虫歯を放置した結果、歯を失ってしまったという場合は、人工歯を入れて歯と同じような機能を取り戻すことができます。歯医者さんでできる一般的な処置と、それぞれのメリット、デメリットを紹介します。, 歯を失った部分の顎の骨に、チタンやチタン合金で作られた人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付けて固定する治療法です。, 失った歯の両隣の歯を削り、その2本を支えにして橋のように連なった人工歯を入れる治療です。, 失った歯を補うために人工歯を入れる治療です。取り外し可能で、総入れ歯と部分入れ歯があります。, 失った歯の部分に、違う場所に生えている健康な自分の歯を移植する治療です。親知らずを移植するケースが多くあります。, 「先生や歯科衛生士に口の中を見せるのが恥ずかしい」「悪化するまで放置していたことを怒られるのではないか」, と心配している人もいるようです。しかし、歯医者さんにはそうした患者さんが多く訪れます。歯がない人を診察したという先生もいます。, 先生は、どのような患者さんでも「歯」と「健康」を取り戻すために力を貸してくれます。恥ずかしがる必要も、怒られるかどうか心配する必要もありません。, 歯医者さんを受診して自分の口の中をきちんと把握し、歯磨きといった正しいケア方法を指導してもらうことで、将来的に虫歯になるリスクを減らすこともできます。, 保険診療は、病気の治療が目的の場合に適用されます。たとえば、先生に虫歯や歯周病と診断され、歯を削ったり詰め物をしたり、ブリッジや入れ歯を作るなどの治療が対象です。, 一方の自由診療は、虫歯や歯周病といった治療のほか、歯列矯正やホワイトニングといった、美容目的とされる治療や歯のクリーニング・予防などが対象です。自由診療の場合、使用する材料や採用する技術に対しての料金を歯医者さんが自由に設定できるため、歯医者さんごとに治療費が異なります。, 虫歯の進行度や本数によって、または使う人工物の種類によって、最終的な治療費は大きく変わってきます。虫歯治療に使う人工物1本あたりの費用の目安を紹介します。, ※1上記は型取りから装着までの費用の目安です。初診料・再診料・レントゲン・基本的な検査やその他の治療費などは含まれません。※2ブリッジや自家歯牙移植で保険が適用されるには、いくつかの条件があります。また、インプラントは原則として自由診療ですが、条件によっては保険が適用されることがあります。保険適用かどうかは、歯医者さんを受診したときに確認してみましょう。, 虫歯を放置すると病気、経済的な負担、見た目などさまざまな面でリスクが生じます。穴があいた虫歯は自然治癒することがないため、放置すればするほど、痛みも、時間やお金の負担も大きくなります。, 虫歯を放置している人は、これ以上、虫歯菌を広げないためにも、将来の健康のためにも、できるだけ早く歯医者さんを受診しましょう。痛みが苦手な人は、先生に伝えてできるだけ痛みが少ない治療を施してもらいましょう。, 1968年 東京歯科大学 卒業