7. この問題が話題になったきっかけは、2017年7月3日に発売された『週刊少年ジャンプ』18号の”巻頭カラー”。掲載されていたのは女性キャラクターたちの裸の絵でした。そもそも「巻頭カラー」とは、その雑誌の中でも、とても人気の高い漫画のみが選ばれるものであり、18号の巻頭カラーを飾った漫画は、かなり読者からの人気が高いものでした。もちろん、毎週発売される「週刊少年ジャンプ」で高い人気を得るのはとても難しいことであり、絵やストーリー・登場人物のキャラクター像など、全てが素晴らしいクオリティを持っているからこその”巻頭カラー”であると言えます。しかし、せっかく良い内容の漫画なのに、巻頭カラーでただただ無意味に女性の裸を描いてしまうのは、誤解を招きかねないのではないか…という指摘や、子どもの成長に悪影響を与えるという意見が上がったのです。, ジャンプ開いたらいきなりこれだった。成人コミックかと思うよ…。公式の人気投票でキャラをここまで無意味に裸に剥いて、記号のように全員に恥ずかしがる表情をさせて、それが巻頭カラーだなんて、内容のある作品を描く意味なんてなくなるんじゃないか。 pic.twitter.com/OTDIQKyru4, 息子には少年ジャンプは読ませない。息子をもつ保護者の皆さん。少年ジャンプ編集部に抗議を。どうかと思うよ https://t.co/1psGZaRmDo, 「女の子の嫌がっている表情」などから、”女性側の同意なしに全裸にさせられている”というイメージにも結び付きやすく、性暴力被害に遭った経験がある女性はもちろん、さまざまな女性に不快感を与える可能性があると言えます。また、ジャンプ読者世代の子ども達にも”間違ったイメージ”を植え付けかねない…という懸念もあるのではないでしょうか。, 週刊少年ジャンプの『ゆらぎ荘の幽奈さん』が一部で批判されている件、本当に頭痛がしてきます。制作物をインモラルという理由で規制した結果、歴史的に良い結果となった事例は殆どないと思う。私の知る限り。, 少年ジャンプのエッチな描写で論争が起きてるらしいが、自らの意思で買って読むものに規制をかける必要はないと思う。そもそも健全な成長の過程でエッチを覗き見る行為はあって然るべきだし、それより無差別に目に飛び込んでくるネットのエロ広告やつり革広告の下品な文言を問題視すべきと思う。, 何でも漫画のせいにしたがってるみたいですけど、一般的な子供が漫画よりも見ている時間が長い物って何だか知ってます?親ですよ。, 漫画は、ただ読んで楽しむというだけのものではなく、ときに大きな希望や勇気を与えてくれたり、人生に迷ったときの道しるべになったりもするもの。有名漫画「スラムダンク」安斎先生の「諦めたらそこで試合終了ですよ」というセリフは、とても多くの人々の心を奮い立たせ続けています。また、子どもの価値観や考え方、道徳などは主に親をお手本にして学んでいくことも多いもの。どんな漫画を見るかより、すぐそばにいる親の振る舞いや考え方の影響の方が大きい、という考え方も。しかし、犯罪が起きた時「漫画をマネてやった」などと言う加害者も一部おり、「漫画の影響で何かが起こった」というのはあり得ないことではないかもしれない、というのが現状かもしれません。, フォロー外からすみません。対応お疲れ様です。私はこの作品が好きな女です。が以前の巻頭カラーと違い理不尽な裸祭りでしたのでジャンプの影響力を考えると流石にやり過ぎと思いました。主人公君自身はとても真摯で作画も綺麗なのでもう少し健全な方でも勝負できるはずなのに編集よ…と思いました。, 作品を読んだことがあり、内容を知っている人は分かるのですが、巻頭カラーで裸で描写されている女性たちは、実は幽霊である女性キャラクター自身が引き起こしてしまう「ポルターガイスト現象」によって裸になってしまっているよう。ストーリーを知っているか知らないかによって見方は大きく変わってくるのですが、やはり巻頭カラーで女性の裸姿ばかりというのはインパクトが大きく、その漫画の読者であったとしても意見が分かれるところです。, 「うちの子は善悪の判断が出来ないし表面の悪いところだけ真似するからやめて欲しい」って言うお母さん多いけど、うちは「良い作品も悪い作品も何でも読んで自分の価値観を創りなさい」って親だったので、ぼくは雑多に何でも読んで育ちました。親に信頼されているって思えたので、嬉しかったですよ。 https://t.co/K1HQr2SjzN, 小さな頃からテレビや舞台に出演したり、さまざまな経験を持つ「はるかぜちゃん @harukazechan」。そんなはるかぜちゃんの親は、「どんな作品も見て吸収し、自分の価値観を創れ」という方針だったそう。テレビやインターネット、スマートフォンによりさまざまな情報が溢れかえる現代では、やはり新しい作品は良くも悪くもどんどん生まれてくるもの。”間違いなく正しい情報だけを選び取る”という事が難しい今、これからの子ども達が本当に必要なのは、自分の価値観を確立し「本当に自分に必要な物を見定める」という力なのかもしれません。, 子どもというのは、親やまわりの大人がすることを本当によく見ています。子どもの怒り方が、なんか上から目線だなぁ…とか思ったらママの真似だった、子どもが脱いだ服を片付けない…そういえばパパも!みたいなこと、ありませんか?子どもがさまざまな事を覚えていくうえで、まずお手本になっているのは一番身近にいる親や先生などの大人です。まずは大人が、堂々と子どものお手本になれるような行動を心がけることが大切かもしれません。また、好奇心旺盛な子どもの興味を「良くないから」と大人目線で抑え込んでしまうと、それにより知らず知らずのうちに溜まり続けていたストレスや欲求が、ある時突然に爆発してしまうことも。親目線で「良くない」ものも、なぜ大人が「良くない」と思うのか、しっかりと親の思いや考えを伝えながら子どもと話し合ってみると良いかもしれませんね。今回の”巻頭カラー”を含む、さまざまな規制問題。子どもを持つ親として。これから親になる大人として。”昔は子どもだった”大人として。あなたはどう考えますか?, 誰もが一度は読んだことがあるであろう、「漫画」。絵の上手さや素晴らしさはもちろん、ストーリーや登場人物に魅力を感じたり、感情移入することもありますよね。”日本人のバイブル”とも言える「漫画」ですが、最近では描写などの規制が相次いでいます。未成年の子どもを持つ親としては、一度しっかりと考えておきたい問題です。, あなたはどう思う?『子どもに悪影響だから』という理由で漫画の性描写を規制するのは果たして正しいのか.