Copyright ©Benesse Corporation All rights reserved. 犬は狂犬病の予防接種が義務付けられていますが、猫には特に規定がありません。 腎臓の病気や心臓の病気等です。 ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第11091003号)です。. その他のワクチンに関連する反応として、非常にまれですが、猫注射部位肉腫という注射をした部位がしこりとなり、さらには悪性腫瘍になってしまうことがあります。これはワクチンの種類や接種する部位によって対応が変わってきますので、気になる点についてはあらかじめ病院に尋ねてみるとよいでしょう 2日本で使...続きを読む, ※各種外部サービスのアカウントをお持ちの方はこちらから簡単に登録できます。 どちらもリスクが0でない以上、よりリスクの低い方をドライに選ぶしかないのではないでしょうか。
・ワクチン接種の必要性って? 今年も当然の様にワクチン接種に伺おうと思っていたのですが、病院の担当の先生と医院長の意見が違うので困っています。 先週今週と私と娘が代わる代わるインフルになってバタバタして行けませんでした まず、猫のワクチンには、1種類のワクチン、3種・4種・5種の混合ワクチン、があります。1種類のワクチンには、猫エイズ感染症ワクチン、狂犬病ワクチン(猫は、国内では接種の義務はありませんが、海外に渡航する際に必要になる事があります)、があります。それぞれのおおよその費用は3,000円~6,000円程度です。 いつも先生のオープンな内容のブログを おしっこの臭いや体臭にも効果的! ちゅーる、すごいです。, 獣医さんによると「人間のワクチン接種と同様、打った日は激しい運動は避けてくださいね」とのこと。, その晩は主人の膝に乗ったりしつつ、まったり… 今、この記事を見て、とても不安になったのですが、3週間後に接種に行く時、先生に四肢に打ってくれるようお願いしたら、失礼になるでしょうか。, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, 猫専門病院 Tokyo Cat Specialists 院長。Syu Syu Cat Clinicで副院長を務めた後、Manhattan Cat Specialists で約1年間研修。2016年 Tokyo Cat Specialists 開院。国際猫医学会 ISFM所属。, 猫に特化することで質の高い医療を提供する、猫専門病院です。
2日本で使用されているワクチンのメーカーが使用書で「ワクチンは3年に1回で良い」との文章に書き換える。
上記の副作用が起きた場合、次回からのワクチン接種時は、ワクチンの種類を変えたり、接種前に抗アレルギー薬を投与したりするなどの対策をとる病院がほとんどですので、相談してみましょう。, 新型コロナ感染症の影響もあり、自宅にいる時間が長くなった人も多いはず。この状況下で愛猫と過ごす時間が増えたとき、関係性の変化で猫に問題行動が見られることもあるそうです。飼い主が気を付けることは何か、猫の問題行動に詳しい藤井先生に教えてもらいました。, 食事管理をするうえでやってはいけないお世話があるのを知っていますか? 当てはまるものはないか、今すぐチェックしましょう!, あなたのうちの猫ちゃんが、オリジナルバッグになります。なんと、「懐石」シリーズの中で1個、購入すると応募できるので、ぜひ世界で1つのバッグをゲットしてください。, 5匹の猫と暮らす人気お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司さん。2020年2月、某テレビ番組の企画でアレルギー検査をしたところ、「猫アレルギー」という診断を受けてしまいました。そんな山内さんに、実践している猫アレルギー対策と、おすすめの猫グッズを教えてもらいました。, 猫が二本足だけで立つ姿を見たことがありませんか? ふだんは四足歩行の猫が突然立ち上がったら、驚いてしまいますよね! 猫が二本足で立ち上がるのはどのような状況のときで、どのような心理のときなのか…ねこのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみました!, 猫のチロくんは甘えん坊でママさんと一緒に行動するのが大好きです♡ 家事が終わるママさんをいい子で待って、まわりをウロウロとついてまわっています(*´▽`*)ママさんの膝の上に座って甘えん坊モード全開なかわいい動画です!, 猫を迎えたらだれもが思う、「愛猫の気持ちが知りたい」。猫の行動学に詳しい小野寺先生に、猫のしぐさから、そのときの気分や気持ちを読み解く方法を教えていただきました。今回は、猫の体のパーツの動きや行動から、3つの気持ちを読み解きます。, 猫の心臓病の中で発症率が高い心筋症。気付きにくく、かかると重篤なケースが多いことから怖い病気のひとつと知られています。心筋症が怖いワケをはじめ、早期発見のためにしたいことなどを紹介します。, 猫がかかりやすい病気のひとつ「慢性腎臓病」について、獣医師の重本先生が解説。また、愛猫がその病気にかかった経験のある飼い主さんの疑問にも回答します。, 猫が飼い主さんにおしりを向けて座ってくることがあると思います。このときの猫の心理…気になりませんか? 今回は、猫が飼い主さんにおしりを向けて座るときの気持ちについて、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。, 猫の寿命は約15才と、年々延びてきています。しかしそれは、医療の発達以前に飼い主さんの正しいお世話があってこそ。とくに排泄ケアは愛猫の健康状態に直結し、その積み重ねが寿命の長さを左右すると言っても過言ではありません。大切な愛猫に長生きしてもらうためにも、正しくお世話ができているか、あらためて見直してみましょう。NGお世話1 排泄中の異変に気付けるようにじっくり観察猫によっては視線にストレスを感じて、排泄を我慢してしまう場合も。我慢が続くと、膀胱炎や尿石症を引き起こしてしまう恐れがあります。もしくは、見ら, まいにちのねこのきもちアプリ投稿写真より大好きな愛猫とは、できるならいっぱいスキンシップしたいものですよね。しかし、良かれと思ってやっているその行為……もしかしたら愛猫に嫌われてしまうかも! 猫の三種ワクチンが、去年より2ヶ月遅れました。外で猫と接してたりしてたんですが、大丈夫でしょうか? これらの病気についてはワクチンで免疫をつける事で高い確率で予防をすることができますが、病気を完全に引き起こさないというわけではなく、ワクチンで重症化を防ぐことができると考えた方が適切かもしれません。, 猫のワクチンにはどのような種類があって、どれを接種したほうが猫にとっていいのでしょうか?また、明確な判断基準はあるのでしょうか? 先日、日本で使用される日本のメーカーによるワクチンでは臨床データがなく、免疫持続が3年以上とは断言できないと言われました。 母猫の移行抗体が完全に消滅する、3か月齢での2回目のワクチン接種で独自抗体を定着させると言うのが通例なので。 猫と一緒に居たすぎて自営業として頑張ることにしました。, お猫様のにゃん玉袋をつい見てしまうのは私だけでしょうか(Day755_11/13). 先月から、うちの子が拾ってきた子猫を育てています。 獣医師の治療や飼い方が問題ないか Q 猫の予防接種 二回目接種しそびれた。 昨年8月に生後2、3ヶ月の拾い猫を飼い始め、同じ年の10月に三種混合のワクチンを接種しました。1ヶ月後に二回目を受けるように言われましたが、そのまま忘れて今日まで来てしまいました。 との事。 妊娠中の猫が感染すると胎児にも影響します。, ・猫白血病ウイルス 羊毛フェルト作品を作ったり絵を描いたり文を書いたり。
再生医療や医薬品の臨床開発に関わっていました。上級バイオ技術者。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); それは、殆どの子猫は産まれてすぐに母親から初乳を介して移行抗体をもらっているからです。, 移行抗体は子猫を守るものですが、移行抗体がある時にワクチン接種をしてもワクチンの効果を十分に得る事が出来ません。, このワクチンにより、初年度十分に免疫を得られなかった場合でも確実に免疫を獲得させる事ができます。, ワクチンの費用は病院によって異なりますが、3種混合ワクチンで3千円~5千円、5種混合ワクチンで6千円~7千円くらいです。, 基本的には、1年で突然免疫が無くなるわけではないので多少過ぎてしまっても問題ありません。. 完全室内飼いで外に出る事はありません。 治療が難しい病気です。, ・猫クラミジア 2015 WSAVA, ・2013 AAFP Feline Vaccination Advisory Panel Report, ご指摘ありがとうございます、削除しました。またベーリンガー とメリアルが統合されたため、ピュアバックスシリーズはベーリンガー の製品としました, 海外(中国)ではっきりした情報がない為 猫:猫汎白血球減少主ウイルス、猫カリシウイルス、猫ヘルペスウイルス 【ノンコアワクチン】 ワクチンで予防可能な病原体で、その病原体に暴露される危険性のある個体に接種すべきワクチン。種類により1年毎か3年毎に追加が必要です。 ↓薬膳・未来のドッグフード↓, ペットの消臭剤・舐めても目や口に入っても安全 (むぎを家に迎えてからは帰宅後に手を洗ってから触るようにしてます。), ちなみに猫は生後8週くらいまでは母猫の免疫で守られているそうですが、その後は徐々に弱くなるので早めにワクチンを接種するとよいそうです。, 3種混合ワクチンの費用は3800円でした。 外出から帰宅した際にも手洗い、衣類も消毒用アルコールを噴霧するか、キッチンハイターを薄めた液(水500mlにキッチンハイターキャップ1/3)を、軽くでも良いのでスプレー噴霧する等して、除菌消毒するのがベストです。 ようは、ワクチンを打つリスク(健康上、あるいはワクチンの副作用)と打たないリスクを秤にかけて、どちらのほうがより安全かを少し引いた目で見る必要があると思います。
という意味では、おっしゃるとおり、高齢の子ほど必要かもしれません。
回復してもウイルスは体内に残り、成猫になって再発する事があります。, ・猫カリシウイルス 人間のように感染症専門の病棟があるというのであればよいのですが、残念ながらほとんどの動物病院は同じ敷地内で伝染病の子も、交通事故の子も診察します(もちろん毎日消毒しているでしょうが)。
3種混合ワクチンには、猫パルボウイルス感染症・猫ウイルス性鼻気管炎・猫カリシウイルス感染症のいくつかある型のなかの1つのタイプを免疫します。おおよその費用は3,000円~7,000円です。
ただ、私達日本の獣医師が2年おきで良いです、3年おきで良いですと飼い主さんに言えるようになるのは、
ネコのワクチンに関しては、実際血液検査で抗体を調べてみても、2年たっても十分な量残っているネコが多かったとの報告もあります。
担当の先生とは言っても、医院長と担当の先生が診てくれる割合は半々ぐらいです。 咳・くしゃみ・発熱・鼻水などが続き、悪化すると口の中に潰瘍が見られ、肺炎を起こす事もあります。 ワクチン接種の時期に関しての一番のポイントは、回数が重要なのではなく、母猫の移行抗体が無くなった時に最後のワクチンを接種するということです。 1回目は10月18日に接種しています(ブリーダーさんのところ) ワクチンを打ってなかった子が院内感染で伝染病にかかるのももちろん問題ですが、その子が入院室でクシャミを繰り返している内に、他の患者さんまで、となるとワクチンを打ってなかった子だけの問題ではすまなくなってしまいます(ワクチンは打っていても全く症状が出ないわけではなく、軽い症状で済むというものですから)。
飼い主さんの“愛猫ともっと仲良くなりたい”にこたえる猫のこと総合雑誌「ねこのきもち」の購読者が利用できるサービスです。 担当の先生とは言っても、医院長と担当の先生が診てくれる割合は半々ぐらいです。
日本ではワクチンに関する様々な情報が溢れていて悩む事が多いです。 海外のワクチンのデータは、日本の各メーカーワクチンでも同じと考えていいのでしょうか?, 参考資料でもワクチン製品のラベルとの食い違いについても触れています。個々の猫にあったワクチンプログラムを獣医師が判断し、飼い主様の同意を得ることでラベルの推奨と異なるプログラムで摂取することが可能です。WSAVAガイドライン2010年日本語版P4に記述がありますのでご参考下さい。, 断言するには各メーカーごとに一定数・一定期間の抗体価の測定が必要ですが、個人的にはワクチンのメーカーごとに優劣はなく、ワクチン摂取により猫の体内で同様の免疫応答が起こると考えています。, こんにちは(^^)韓国に住んでいる主婦です。 ただ、院内感染を起こす可能性があり、その時点で持っている病気ではなく、院内感染で命を落とす可能性があるということをご説明の上で、お預かりしています。
ですから、ワクチンを打っていない猫(犬も)が、問題になるのは、何らかの病気で緊急入院するとき、手術をするとき、ペットホテルに預ける時だと思います。
自分の職場を危険な場所と書くことには抵抗がありますが、実際外に出ない猫が一番危ないのは動物病院ではないでしょうか。
お客様の許可なしに外部サービスに投稿することはございませんのでご安心ください。, 今日、もうすぐ3ヶ月になるオスの猫ちゃんが 初めてのワクチン接種をしました。三種混合ワクチンです。, 猫のワクチン注射について。 外から拾ってきた子猫を飼い始め、10年になりますが一度も注射を打ちに行, 猫のことで質問させてもらいます。 外へ自由に出れるようになってるオス猫のことで、去年の秋ごろかな、さ, 子猫のワクチンについてです。 今日の午前中11時くらいに生後2ヶ月の子猫のワクチンに行きました。 帰, 子猫2回目のワクチン後の様子 昨日の10時過ぎに、生後4ヵ月になる子猫の2回目のワクチンを打ってもら, 家には2匹の猫がいて先住猫は6歳のオスで新入り猫は一歳くらいのオスです。 新入り猫が来たのが去年の4, 親猫が高い物置小屋の上にある箱で子猫を産んだ。親猫は子猫を外に連れ出せるのか外に出る場所は狭い, 家猫ですがやっぱりワクチン必要ですか? 【ねこのきもち相談室とは】 飼い主さんの“愛猫ともっと仲良くなりたい”にこたえる猫のこと総合雑誌「ねこのきもち」の購読者が利用できるサービスです。 経験豊富な獣医師が愛猫の状況・症状に合わせて的確なアドバイス。愛猫の困りごと、疑問・質問などにお答えしています。 動物病院に行くかどうか迷った時や、愛猫の困ったクセや関係性で悩んだ時、電話一本ですぐに専門家に相談できるサービスは、会員の方からも、信 … 人と違ってワクチンの価格は個々の病院で違うことが多いので、実際の費用は、ワクチンを受ける予定の動物病院に尋ねてみましょう。, 猫のワクチン接種は、いつ行うのがベストなタイミングなのでしょうか? ダイエット食事もあります 猫の歯磨きのやり方・頻度・嫌がる・歯磨きでおすすめのおもちゃ・おやつ・ガム・ジェル. 子猫に多い感染症で、結膜炎・鼻炎・呼吸器症状が見られ、一過性の発熱や食欲低下が起こります。 2ヶ月ぐらいなら、まだ抗体がありますか?, 世の中の成功している男性には様々な共通点がありますが、実はそんな夫を影で支える妻にも共通点があります。今回は、内助の功で夫を輝かせたいと願う3人の女性たちが集まり、その具体策についての座談会を開催しました。, 猫のワクチン2回目をまだ打っていません 1回目は10月18日に接種しています(ブリーダーさんのとこ, 子猫に対しての夫の暴力について。 2、3週間まえに知り合いから、野良猫の子猫を譲り受けました。, 昨年8月に生後2、3ヶ月の拾い猫を飼い始め、同じ年の10月に三種混合のワクチンを接種しました。1ヶ月後に二回目を受けるように言われましたが、そのまま忘れて今日まで来てしまいました。。この場合はどうしたらよいのでしょうか?次回(初回から1年後?)受ける際にまた二度接種すればいいのでしょうか?特にその後病気などはしてませんが、このサイトで二回目接種の必要性を知ってとても心配になってしまいました。どなたかアドバイス頂けると助かります。, まず、最初のワクチンを2回打つ理由を知ってください。
接種後30分以内に血圧低下や呼吸の異常、意識障害などの重度な症状が見られます。放置すると命に関わります。 先日も、猫ちゃんがワクチン接種後に具合が悪くなったと来院しました。 当院で接種していないので、ワクチンの種類を伺ったところ、 猫1匹しかいない家庭で、室内飼いの外に出ない猫ちゃんに5種混合ワクチンが接種されていました。 03-6435-4595. 症状は様々で、免疫機能が抑制され、貧血やリンパ腫の原因にもなります。 母猫の移行抗体の関係で、2か月齢の仔猫の1回目のワクチンは捨てワクチンです。
猫:猫汎白血球減少主ウイルス、猫カリシウイルス、猫ヘルペスウイルス 【ノンコアワクチン】 ワクチンで予防可能な病原体で、その病原体に暴露される危険性のある個体に接種すべきワクチン。種類により1年毎か3年毎に追加が必要 生ワクチンなので体調のよいときに打った方が安全です。, > 猫同士の接触で移りますが、まれに人にも感染し、人では結膜炎を起こします。, ・猫免疫不全ウイルス 散歩後の除菌もできる 医院長の意見としては『ワクチンは予防なのだから毎年接種するのが通常。今まで20年も大丈夫だった子が急変するリスクよりもワクチンを怠って感染病にかかるリスクの方が高い。』 結論から言うと、打てる健康状態であれば、打っておいたほうが良いと思います(現時点では)。
カンファペット.
成猫のワクチン接種では1年後と言われていますが、獣医曰く、13か月後でも前回のワクチン効果が直ぐに切れる分けではないので問題ないと言われています。 咳・くしゃみ・鼻水・発熱などの症状が続き、目やにが増え結膜炎や角膜炎を引き起こします。 猫のワクチンの費用. 今回のケースだと、1回目から期間は空きましたが、次の2回目ワクチン接種の時点で既に3か月齢を過ぎていることになるので、前述の保護野良の例同様、母猫の移行抗体は消滅しているので、1回目の捨てワクチンとは見なしませんから大丈夫です。 ですが、今は薬を飲んでいて日常生活は穏やかに送っています。 では、母子免疫はいつ頃仔猫からなくなってしまうのでしょうか?これは個体差があり、一概に生後何か月とは言えませんが、大体生後2~3か月と言われております。この時期にワクチンを接種してあげること、また、猫の場合、1回だけの接種ではなく、2~3回と複数回接種し、その病気に対する免疫力をより高める(これをブースター効果と言います)接種方法が一般的です。このような対応をする事で、母子免疫が無くなった後も、ワクチンに含まれている病気に関しては免疫がある状態でいられます。また、猫白血病ウイルスワクチンに関しては、その時期に猫白血病にかかっていないことが前提となります。, 人がワクチンを接種した後に副作用が起こることがあるのと同じように、まれではありますが、猫にも副作用が起きることがあります。一番怖い副作用は、アナフィラキシーショックです。アナフィラキシーショックは大体注射後10分~30分以内にでるアレルギー反応の一種で、虚脱・チアノーゼ・低血圧・低体温などの症状に陥り、すぐに適切な処置をしないと命の危険もある副作用です。ほとんどのアナフィラキシーショックがワクチン接種後10分以内に起こりますので、出来るだけワクチン接種後10分程度は病院内で様子を見ると、もしショック状態になってしまっても早く処置をしていただけるので安心です 全く外に出ない猫は自宅で伝染病にかかるリスクは低く、ウイルスをもらう場所としては、動物病院、ペットショップなどの他の猫がいる環境に行く時、あるいは預ける時だと思います。
7種混合ワクチンには、5種にカリシウイルスのいくつかある型の2種類を追加して免疫します。おおよその費用は、7,000円~13,000円程度です。 高齢になればなるほど免疫力が落ち、感染を起こした時の症状は重篤に至りやすい。また高齢になれば、何らかの病気になるのは避けられず、入院せざるを得ないシチュエーションが増える。
愛犬の様々な病気や症状を漢方薬でケアします 4種混合ワクチンには、3種に猫白血病ウイルス感染症を加えてあります。おおよその費用は4,000円~8,000円です。 高齢でそれぞれ持病も持っています。 ※フェロセル、ビルバゲンなどの猫用ワクチンは9週以上の接種を推奨しているので初回は9週としています。(wsavaの2015年度のガイドラインでは初回は6〜8週) ※ワクチン接種が遅れて初回が13週、2回目が17週の場合は3回目の接種の必要はありません。 ただ、重篤な病気を現在持っていて、ワクチンを打つのが危険な状態というのであれば、もちろん打つわけには行きません。
猫のワクチン接種を、しないことを考えたことはありませんか?費用や手間だけでなく、副反応も心配ですが、ワクチン接種は欠かせないものです。こちらの記事を読んでくださいますと、「猫のワクチン接種をしないこと」についてご理解いただけます。 これが、赤ちゃんに2回ワクチンを打つ理由です。
フード皿、水入れは煮沸消毒、トイレ、ケージ内等もハイター液で除菌消毒しておくことをお勧めしておきます。, 母猫の初乳をたっぷり飲んで育ったかどうかの個体差もあるので、1回目のワクチンで独自抗体が完成する子も居ますので。 Copyright© , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4. 動物病院の先生は、生後5か月ぐらいではないかとおっしゃってました。
見させていただいて 猫の三種ワクチンが、去年より2ヶ月遅れました。外で猫と接してたりしてたんですが、大丈夫でしょうか?2ヶ月ぐらいなら、まだ抗体がありますか?1年経ったからといきなり抗体はなくなりません。一般的には1年後から徐々になくなり2年 ただ、私達日本の獣医師が2年おきで良いです、3年おきで良いですと飼い主さんに言えるようになるのは、
2回目受けても1回目とみなされるのでしょうか?
完全室内飼いで外に出る事はありません。 東京都港区三田4-17-26 ・ワクチンの種類と特徴と費用 猫のワクチン接種には多くのトピックが絡みます。獣医師によって意見が異なり、それによりオーナーさんをますます混乱させています。各々のメリットとデメリットを理解し、信頼できる獣医師に接種してもらうのが良いでしょう。今回は一般的なワクチン接種プログラムの紹介と、当院の方針について解説します。, ワクチン接種は新人獣医師にとって比較的早い段階で任される仕事の1つです。しかし適切なワクチンの接種には、飼育環境・猫の状態にあったワクチンの選択、ワクチンの副作用、接種部位の選択、接種後の対応、ワクチンプログラムのメリット・デメリットなどを、理解し説明できる必要があります。ワクチンを打つこと自体は技術的には簡単ですが、様々な知識が求められます。猫のワクチンは特に他の病気のリスクにも関係するため、日々の学習が欠かせません。, 1ワクチンの種類、2ワクチンプログラム、3ワクチン接種部位、4その他のワクチンに関するFAQ, 3種ワクチン:猫ウィルス性鼻気管炎、猫カリシウィルス感染症、猫汎白血球減少症に対する免疫を促します。これはコアワクチンと呼ばれ、全ての猫に接種が推奨されています。猫ウィルス性鼻気管炎はくしゃみなどを介して感染し、猫カリシウィルス感染症や猫汎白血球減少症の原因ウィルスは、自然環境で1ヶ月以上感染性が維持されるため、靴や衣類を介して自宅の猫に感染するリスクがあります。そのため外に出ない猫でも接種が推奨されます。, 5種ワクチン:3種に加え猫クラミジア感染症、猫白血病ウィルスをカバーしています。猫クラミジアと猫白血病は猫同士の蜜な接触(喧嘩、交尾、お互いにグルーミングし合う、食器を共有するなど)が必要になるため、完全室内飼育の猫は必要ないとされています。外飼い、または多数の猫と接触する機会がある猫で接種を推奨されています。, 7種ワクチン:5種ワクチンに加え、カリシウィルスが3種類(3株)に増えています。カリシウィルスは変異を起こしやすいため、3つの株を摂取することでより強固な免疫を促します。, 狂犬病ワクチン:日本では猫の摂取義務はありませんので、主に海外へ移動するときに必要になります。海外へ移動する書類に記載するには、狂犬病ワクチンは30日以上日数をあけて2回摂取し、その後抗体価(抗体の量を示す指標)を測定する必要があります。最初のワクチン接種から抗体価検査の結果報告まで数ヶ月かかりますので、海外へ猫と移動を考えている方は早めに準備しましょう。特に高齢で初めて狂犬病ワクチンを受ける場合、抗体価が国が求める基準まで上がりにくい傾向があるので注意です。, ワクチンには毒性を弱めた注射を接種する「生ワクチン」と細菌やウィルスを殺した「不活化ワクチン」があります。かつては不活化ワクチンに含まれる成分が”がん”のリスクを高めていたと報告されていました(後述:猫注射部位肉腫)が、現在ではどちらのワクチンでもリスクは同程度だと考えらえています。, ワクチンプログラムとは、どのような周期でワクチンを接種するのか。AAFP(米国猫臨床協会)のパネルレポートとWSAVA(世界小動物獣医師会)のガイドラインを元にしたプログラムと、伝統的なワクチンプログラムを紹介します。ここでは最も摂取する頻度が高い3種ワクチンについて述べます。ワクチンのプログラムは「ワクチン導入期」とその後、抗体価を維持する「追加免疫(ブースター)期」にわかれます。, ※ガイドラインは必ずしも遵守すべきものでなく、各団体が独自に作成しているという点に注意してください。, 生後間もなくから免疫力が発達するまでの間が最も感染リスクが高い時期です。母猫の初乳(産後数日間に分泌される乳汁)には感染症に対する抗体が含まれます。これを飲むことで、小さな体を守ることができます。, しかしこの母猫からの抗体は時間とともに消失します。平均でも12週齢頃には効果がなくなってしまいます。反対に母親由来の抗体がたくさん残っていると、ワクチン接種による抗体の産生を阻止してしまいます(移行抗体の干渉)。そのため、母親由来の抗体が切れた時が感染リスクが高く、その時期にワクチンを接種する必要があります。, 移行抗体の強さは個体差があるため、生後9週で抗体がなくなってしまうこともあります。緑の線(移行抗体の干渉を起こさないライン)よりも抗体が下がった時にワクチンを接種するのが好ましいです。, 反対に移行抗体が多く、15週まで残っている子猫もいます。その場合、9週と13週に打ったワクチンは移行抗体の干渉により、抗体がうまく産生できない場合があります。そのため、導入期の最後のワクチン接種は16週以降に打つことが推奨されています(下図)。, 個々の猫の移行抗体がどれくらい残っているのかはわからないので、以下のようにワクチンを接種することで、移行抗体が少ない猫、移行抗体が多い猫のどちらにも対応することができます。, ※ワクチン接種が遅れて初回が13週、2回目が17週の場合は3回目の接種の必要はありません。, 16週齢以降の猫は母親からの移行抗体の影響がありませんので、3〜4週間隔で2回の接種が進められています。これは中年齢で保護して3歳で初めてワクチンを打った場合なども同じです。, ワクチンによる免疫はそのままにしておくと弱まってしまいます。一度作られた免疫を、定期的にワクチン摂取することによって、免疫力を維持します。導入期の最後のワクチンから1年後(WSAVAガイドラインでは 6ヶ月後 or 12ヶ月後)にワクチンを接種し免疫力を強固にします。さらにその後の追加免疫期のワクチンプログラムは大きく2つに分けられます。, ①1年に1回接種していくプログラム。導入期の翌年から1年に1度接種していきます。伝統的なプログラムで、国内ではこちらを採用しいる動物病院の方が多いでしょう。私が個人的に尋ねた限りではオーストラリア、イギリスでもこのプログラムを採用している病院の方が多いように感じました。私が研修したシドニーのPaddington Cat Hospital も1年おきのプログラムでした。, ②導入期の後1年後にワクチン接種し、その後は3年に1度接種していくプログラムです。研究により猫の3種ワクチン(猫カリシ、猫ヘルペス、猫パルボウィルス)の免疫持続時間は各々3年以上持続することがわかりました。WSAVAガイドラインやAAFPパネルレポートで推奨しているプログラムです。ワクチン接種回数を減らすことができます。, ②のプログラムのメリットとしてワクチンの接種回数を減らすことができます。導入期を含め8回打てば猫の平均年齢(15歳)までカバーできます。, メリット①:ワクチン接種にともなう副反応(発熱、元気消失)またはアナフィラキシーショックなどの危険性が減る。このような反応が出ることは多くはありませんが、接種回数が少ないに越したことはありません。, メリット②:注射部位肉腫のリスクが下がる。注射部位肉腫とは、注射をした接種部位に肉腫(がん)ができることです。不活化ワクチンの接種と肉腫の因果関係が強かったため、かつてはワクチン関連性肉腫と呼ばれていました。その後ワクチン以外の注射でも発生することがわかり、注射部位肉腫と呼ばれるようになりました。現在では1/10000以下の確率で発生すると考えられています。, その他:最近の研究で毎年のワクチン接種が慢性腎臓病の発生率を高めている可能性が指摘されています。(N.C Finch, H.M Syme, and J.Elliot 2014)毎年ワクチンを接種していた猫のグループは、そうでないグループよりも慢性腎臓病の発症率が高かったと報告しています。さらなる研究の報告が待たれます。, デメリット①:ワクチン接種し忘れが増える。3年おきのプログラムだと最後に打ったのがいつなのかわからなくなってしまい接種率が下がる可能性があります。ワクチンに限らず、投薬でも複雑な処方は避けられる傾向にあります。日本では猫のワクチン接種率が低く、さらに低下してしまう可能性があります。, デメリット②:ワクチンに対する反応は個体による。3年以上有効な抗体価を維持すると報告されましたが、中には反応が弱く3年持たない猫もいます。そのため毎年接種した方がより確実と考えられます。血液中の抗体価を測ることはできますが、抗体価の測定は日数がかかり、またワクチン代より高額の費用がかかるのがネックです。, 当院は感染リスクが低い猫に関しては3年に1度の接種を推奨しています。感染リスクが低い猫とは完全室内飼育で、キャットホテルなどを利用せず、他の猫と接触が少ない猫です。, 反対に多頭飼育、定期的にキャットホテルを利用する猫は感染リスクがあります。感染リスクが高い場合は年に1度の接種を推奨します。その年にワクチンを打ってないのであれば、キャットホテルを利用する前7〜10日にワクチンを接種しましょう。, かつてアジュバンド入りの猫白血病ワクチンを打った部位に肉腫(がん)ができやすいことがわかり、猫ワクチン関連性肉腫(Vaccine Associated Felien Sarcoma)と呼ばれていました。現在では猫白血病ワクチンは改良され、またワクチン以外の注射でも肉腫ができる可能性があることがわかり、猫注射部位肉腫(FISS:Feline Injection-Site Sarcoma)と名前が変わりました。, 昔は肩甲骨の間に摂取していましたが、肉腫ができた場合切除手術が難しいため、もし肉腫ができてしまった時のことを考えて四肢の先に打つことが推奨されています。, 最も簡易に切除できるので尻尾に摂取すべきという意見もあります。研究では尻尾に摂取しても通常通り抗体産生が促されたと報告しています。(Hendricks, C. G et al 2014) 研究の本文では「猫は尻尾への摂取を十分許容した」とありますが、実際には尻尾にワクチンを打とうとすると、結構抵抗します。尻尾は敏感な部分なので痛いのでしょう。そしてこの研究はパイロットスタディ(大型研究を行う前の小規模研究)です。私は飼い主さんの希望があれば尻尾への摂取を試みますが、難しい場合は後肢に打ちます。, 稀に疼痛(痛がる)、腫脹(接種部位の腫れ)、発熱、嘔吐、元気食欲低下、下痢などを起こすことがあります。ワクチン接種後は2〜3日は安静にし、シャンプーなどは避けましょう。, 非常に稀ですがアナフィラキシーといって、全身性のアレルギーにより血圧が下がり重篤な症状を示すこともあります。接種後はしばらくは観察を続け、帰宅後も気にかけてあげましょう。異常があれば速やかに獣医師に連絡して下さい。, 完全には防げません。特に猫カリシウィルスや、猫ウィルス性鼻気管炎(猫ヘルペスウィルス)はハイリスクな環境(シェルター、猫過密地域など)では感染からの防御は難しいです。発症を防ぐことには効果的です。また仮に感染・発症してしまってもワクチンを接種している猫の方がはるかに軽症で済みます。, また稀なケースですが、ワクチンへ免疫応答が生じない猫もいます(ノーレスポンダー)。血液検査で全く抗体価が上がってないことで判明します。このような猫はできるだけ感染症のリスクがない環境で暮らしましょう。, 接種後免疫を獲得するには3〜4週間かかるので、この間は病気を持っていると思われる猫との接触は避けましょう。, あります。ただしFIVにA〜Fタイプの6タイプがあり、日本では(特に関東)ではBタイプが流行しているのに対して、現在市販されいてるFIVワクチンはA,Dタイプです。異なるタイプにも免疫防御が働くと示唆されていますが、他のワクチンほどの効果は見込めないと思います。しかし。2010年のWSAVAガイドラインではFIVワクチンは「非推奨」でしたが2015年の同ガイドラインでは「ノンコア none-core」に再分類されました。, 「非推奨」とは現在のところ科学的な根拠に乏しく接種が推奨されないワクチンです。それに対して「ノンコア 」とは生活環境、ライフスタイルによって感染リスクがある猫に推奨されるワクチンです。そして「コア」は生活環境にかかわらず全ての猫に接種が推奨されるワクチンで、3種ワクチンがこれに当てはまります。, 注射部位肉腫が判明した当時はアジュバンド(ワクチンの効果を補助する物質)にアルミニウムが使われていたワクチンで有意に注射部位肉腫の発生率が高かったですが、最近の研究ではは不活化、生ワクチンで発生率の違いはありません。同様に特定の製薬会社のワクチンが注射部位肉腫を起こしやすいということもありません。, 猫のワクチンは注射部位肉腫の問題、猫白血病・猫エイズワクチン、1年or3年、最近では慢性腎臓病との関連性など、ますます複雑になってきています。今回はガイドラインを紹介しましたが、必ずしも欧米のガイドラインに従う必要性はありません。獣医師と十分相談してから愛猫にワクチン接種をしましょう。私は低リスク環境の猫には不要な接種による副作用を避けたいという理由で上記のガイドラインを支持しています。そして3年おきのプログラムの場合は、ワクチンを打たない年度も年1回、身体検査だけでも健康チェックを受けることをお勧めします。, ・Guidelines for the vaccination of dogs and cats.