モーターズは、クルマ・バイク・モータースポーツ好きを応援する、モーターライフ情報メディアです。, 出典:https://www.subaru.jp/wrx/sti_ej20finaledition/, 出典:https://www.carsguide.com.au/car-news/subaru-wrx-2017-pricing-and-spec-confirmed-57789, 「WRX STI EJ20 Final Edition」、即ちWRX STIというクルマ自体が生産終了となる事を意味します。, EJ20とは、初代からインプレッサから現在のWRX STIまで搭載され続けてきたスバルが誇る名機であるエンジンの型式名を指します。, このエンジン自体が環境性能面での限界を迎え、2019年内で生産終了となることが決定、これに伴い、WRX STIも生産終了となるのです。, EJ型エンジンが初めて搭載されたのは初代レガシィが発売された1989年の事でした。, 220馬力という数字は、当時の2リッターエンジンとしては世界トップクラスのものでした。, 社運をかけて取り組んだ有名な「10万キロ世界記録」ではその高い耐久性をアピールし、レガシィのヒットにも貢献しました。, 1992年には240馬力へとパワーアップし、初代インプレッサWRXへ搭載されます。, その後もラリーシーンでの宿敵、ランサーエボリューションとの開発競争によってパワーアップを重ねていき、1996年の「STiバージョンIII」では当時の自主規制値である280馬力に到達します。, その後も改良を重ね続け、健在に至るまで約30年間もの間スバルのスポーツモデル用エンジンとして活躍し続けました。, ベースとなる車両はWRX STI Type Sで、これに回転系パーツ重量交差や回転バランス交差を低減したバランスドエンジン、即ちEJ20型の最終仕様ともいえるエンジンを搭載しています。, エクステリアデザインでまず目に入ってくるのは、往年のWRCにおける活躍を彷彿とさせるブルーのボディカラーとゴールドカラーのホイール(BBS製の19インチ鍛造アルミホイール)とのコンビネーションカラーです。, フロントグリルやリアバンパーには差し色としてSTIのコーポレートカラーであるチェリーレッドがが採用されており、外観だけでファイナルエディションであると判断が可能です。, 今回の「ファイナルエディション」は、ノーマルと「フルパッケージ」の2種類からグレードをチョイスすることが可能です。, フルパッケージの特別装備としては、RECARO製のフロントシート(ウルトラスエード/本革、シルバーステッチ+シルバーアクセント+STIロゴ入り)(運転席8ウェイ&助手席8ウェイパワーシート付)&リヤシート(シルバーステッチ+シルバーアクセント)に加え、アドバンスドセイフティパッケージがセットされます。, アドバンスドセイフティパッケージの内容としては、「スバル リヤビークルディテクション」と呼ばれる後側方警戒支援システムやハイビームアシスト(自動防眩ルームミラー付)、フロント&サイドビューモニター等が挙げられ、安全装備の充実は近年のスバルならではといった所でしょう。, その他、ウルトラスエード巻ステアリングホイールや、STI製プッシュエンジンスイッチ、”EJ20 Final Edition”と刻印が施されたエンジンルーム内のオーナメント, 出典:https://hypebeast.com/2019/4/subaru-spain-wrx-sti-final-edition-release, 限定555台生産のファイナルエディションですが、既に予約受付は4800件を超えているとのことで、倍率は実に10倍近くなる程の人気ぶりです。. 公開日 : 2019/10/28 11:00 エンジンチューンのスペシャリスト“東名パワード”が、そのノウハウを余すことなく注入して作り上げる珠玉のコンプリートエンジンが『ジェネシス(genesis』だ。 硬派なスポーツカーが少なく、どちらかというとエンタメ的な要素が強かった2019年の東京モーターショー。昔ながらのクルマ好きにとっては少々寂しい気もしますが、そんな中でも注目を集めていたのがプロトタイプとして発表された「WRX STI EJ20 ファイナルエディション」でしょう。こ … この度、EJ20の生産終了に際して、バランスドエンジンを搭載した 特別仕様車〈EJ20 Final Edition〉をお届けすることとなりました。 回転機構の主要パーツの重量をひとつひとつ精査して組み上げた、 極上の回転バランスによる格別な気持ち良さ。 東名コンプリートはejチューンのひとつの終着点だ . 最終更新日 : 2019/10/28 11:00, エンジンチューンのスペシャリスト“東名パワード”が、そのノウハウを余すことなく注入して作り上げる珠玉のコンプリートエンジンが『ジェネシス(GENESIS』だ。, ラインナップは、RB26をはじめ国産スポーツエンジンの多くをカバーしているが、その中で今回ピックアップするのは、東名パワードが近年力を注いできたパワーユニットであり、2019年末での生産終了が決定したEJ20エンジン。, EJベースのジェネシスは、大きくEJ20ベースの2.2LモデルとEJ25ベースの2.6Lモデルという2種類が存在するが、ここではEJチューンの終着点ともいうべき至宝の2.6L仕様に迫っていく。, エンジン内部には東名パワードが誇るチューニングパーツをふんだんに投入する他、純正パーツもブロックやヘッドまで含めて全て新品を使用。エンジンの組み付けは、徹底的に管理された環境の中で、自動車メーカー規定よりも厳しい独自の社内基準に基づいて行われているほどだ。細部を見ていこう。, まずシリンダーブロックから。ベースにはEJ257を使い、ダミーヘッド&ダミーブロックを使用したボーリングによって排気量を拡大、その後フリクション低減やオイル溜まりの確保を目的としたプラトーホーニングも実施する。, 使用するムービングパーツは、99.75φ鍛造ピストン、H断面コンロッド、83.0mmストロークの鍛造フルカウンタークランクの組み合わせだ。当然、ピストン&コンロッドの重量合わせや、クランクのダイナミックバランスなど、細かい作業も展開される。これらの積み重ねによって、スムーズでレスポンスの良いエンジンが生まれるのだ。, メタル幅が狭く、摩耗にも油温の上昇にも弱いEJエンジン。オイル管理や冷却対策を怠ると、メタル流れや焼き付きといったトラブルも起こってしまう。そのため、東名パワードでは摩耗性や循環性能を上げたコンペティションベアリングを用意する。, シリンダーヘッドにはEJ207(2.0L用)を使用。組み込まれるカムシャフトは、IN260度/9.8mmリフト&EX264度/10.0mmリフトとなる。燃焼室の拡大加工も施される。, また、EJ20のヘッドは基本設計を変えずにパワーアップを続けた代償として、大径化した吸気バルブとプラグホールが近くなりすぎて、ノーマルでもクラックが入るケースが数多く見受けられるとか。そこで、東名パワードのコンプリートヘッドは、放熱性の高いベリリウム銅合金のシートリングに入れ替えることで対策している。, その他、リン青銅バルブガイドやチタンバルブスプリングリテーナー、ハイリフト対応強化バルブスプリングなど、バルブまわりにもチューニングに合わせた素材&パーツチョイスがなされる。, 全長227cmもあるEJ特有の長いタイミングベルトも、もちろん強化品を組み付ける。ただし、ここまでベルトが長いとベルトを強化してもコマ飛びやベルト伸びを起こして、バルブとピストンが干渉することもある。, そこで開発されたのが、高強度アルミ合金を切削し表面硬度を高める加工を施したタイミングベルトガイド。ベルトの巻き付け量を増やす構造にすることで、急激なトルク変動時のベルトのバタツキを予防してくれる。, クランクケースとオイルパンの間に挟み込んで固定することで、エンジン強度を上げるバッフルステフナーも装備。左右のクランクケースの結合剛性を大幅にアップするのと同時に、オイルキャビテーションの予防まで可能になる。, コンプリートエンジンオーナーには、使用部品やエンジン諸元、組み付け手順などが記され、メンテナンス記録や走行記録を管理できるページも用意されたオーナーズブックが贈呈される。, 最高級のパーツをふんだんに使い、熟練のエンジニアが組み上げていくジェネシス・コンプリートエンジン。, キット価格は212万円(AVCSの仕様によって3パターン有り)。簡単に手の届くモノでは無いが、スバルがEJ20の生産終了を宣言した今、ジェネシスの輝きは増すばかりだ。なにせ、日本を代表するエンジン屋が技術とプライドを賭けて生み出した究極のEJユニットなのだから。, 「ミニバンでこのカッコ良さは反則級!?」車検対応ギリギリを攻めるスタイル重視のFR5ジェイド!, 「富士最速のNCロードスターを捕獲!」ホワイトボディから製作された究極的NAメカチューンスペック!, 「わずか17秒で1000メートルに達する加速性能!」老舗のR35GT-Rが速すぎる!!, 「今年は湾岸ミッドナイトのメモリアルイヤーなんです!」劇中車3台が精巧なモデルカーとして登場, 「トップチューナーがBBS LMを選ぶ理由」色褪せない輝きを放ち続ける不屈の名作【最強ホイール解体新書】, 「SW20一筋の筑波タイムアタッカー!」心臓部は2.1Lフルチューンの428馬力仕様【W-Option JAMBOREE】, 「430馬力の3ローターNAユニットを搭載する筑波最速のRX-8」頂点を目指して製作されたパンスピード渾身のタイムアタッカー. gmossp_forsp.ad('g909773'); 公式サイトでも明確に生産終了と表記していることもあり、一旦はその歴史に幕を降ろすことになるEJ20エンジンとWRX STI。, ライバルであるランサーエボリューションも生産終了から久しいですが、このままWRX STI自体がなくなってしまうというのもイメージしづらい所。, 配信を希望する方は、Motorz記事「メールマガジン「MotorzNews」はじめました。」をお読みください!, サイトでは見られない編集部裏話や、月に一度のメルマガ限定豪華プレゼントももらえるかも!?, [PR] 欲しいパーツがきっとある!日本最大級のカスタムパーツ通販サイトはこちらから!. 価格はノーマルが4,521,000円で、フルパッケージが4,851,000円となりますが、これまでの限定車同様、中古車市場での値上がりは確実と言えるでしょう。 Copyright © MiddleField Inc., 2018 All Rights Reserved. ネットでたまたま「ej20のエンジンのランクがブロックに刻印がある」という情報を見つけました。 エンジンブロックの上部で、オルタネータの真下にあるそうな。 気になったので、仕事終えてから自分の車を見てみました。 ej20が生産終了しても“ジェネシス”は終わらない .