Batalioni i Operacioneve Speciale (B.O.S), Samodzielny Pododdział Antyterrorystyczny Policji(SPAP), JISAKUJIEN.org:2014年3月17日「H&K HK416 のハンドガードを外す方法が予想外だった話」, GLM | One system, two uses H&K公式ウェブサイト(※独/英/仏語), defensereview.com:2010年5月20日「HK417 ProductSheet」, MILITARY BLOG>H&K 社が米陸軍の M110 からのリプレイスを図るセミオート式狙撃銃 (CSASS) コンペに勝利, MILITARY BLOG>米陸軍の「CSASS」納品に向けて G28 を鋭意改良中のヘッケラー&コッホ社, BREAKING: Bundeswehr Accepts HK417 As Temporary Replacement For G36 With Front-Line Troops, CLARIFICATION: Recent Bundeswehr HK417 Purchase Is Supplementary, ミリブロNEWS>>ドイツ連邦軍 HK417自動小銃600丁を「欠陥小銃」G36の代替として少数採用, Heckler & Koch HK 417 Battle Rifle / Sniper Rifle (2006), http://digital.realviewtechnologies.com/?xml=defencenews_army.xml&iid=50400. H&K HK417(Heckler-und-koch HK417)は、ドイツのヘッケラー&コッホ社が開発した、7.62x51mm弾を使用する自動小銃である。, イラクやアフガニスタンにおいて、対テロリズム戦などでの7.62mmライフルの有用性が再評価されたことを受けて、H&K社が5.56x45mm NATO弾を使用するHK416(HKM4)の口径拡大型として開発したものである。, 半自動射撃機能のみとした民間向け型、MR308(MR762)も開発・販売されており、それを元にした狙撃銃、「H&K G28 DMR/DMR762」も開発されている。, ドイツのH&K本社で生産されている他、H&Kのアメリカ現地法人であるH&K Defence USA社によっても生産されており、同社が生産、納入/販売しているものにはHK417Dの名称が付けられている。, HK416の使用弾薬を7.62x51mm弾に拡大したものとして、弾薬の変更に応せて各所を改設計したもので、ショートストロークピストン式の作動機構、ピカティニー・レールシステムを装備したアッパーレシーバーとハンドガード、といった特徴は同様である。使用弾薬の大口径化に合わせてレシーバーを始めとした各部が拡大されている他、リコイルバッファーが強化されており、増大した発射反動に対処している。, 冷間鍛造技術の採用によって長寿命化された銃身や、保守性、耐塵性の高い内部構造、泥水に漬けた直後でも正常に動作するといった高い性能も保持されており、H&KではHK416と同等の10,000-15,000発までパーツの破損や交換を必要としない耐久性を保証している。, 銃身長は12、16[注釈 1]、20インチが用意されており、CQBから狙撃まで対応可能で、ハンドガードは標準で9インチ(228.6mm)長[注釈 2]、銃身に接触しない“フリーフローティング式(無接触式)”の取付構造となっている。上下左右4面にNATO規格STANAG4694またはSTANAG2324及びMIL規格MIL-STD1913に適合するレールを装備した“FFRS(Free Floating Rail System)”となっている。銃身とハンドガードは、基部にある2本のねじのみで固定されているため、個人レベルの作業で交換可能である[注釈 3]。また、このハンドガードの固定用ねじが一つから二つに増やされているのが、HK416との識別点の一つでもある。弾倉は同社のG36同様に、半透明プラスチック製の弾丸が見えるタイプが用いられており、後にHK416にも同様のものが使われるまでは、本銃の大きな特徴(及び、HK416との識別点)であった。, HK416同様に装着して用いることのできるオプションも充実しており、AG-C/GLMアドオン式擲弾発射器も装着できる[2]。また、H&K HK21用の50連発ドラム弾倉の使用も可能で[3]、その場合には軽機関銃もしくは分隊支援火器としての運用も可能である。, なお、アメリカ軍への採用が「アメリカの国産品ではない」という点から阻害されることと、武器の輸出入に関する国際的規制の手続きが販路拡大の障害になることから、H&K社はアメリカ政府及びアメリカ国内に納入・販売するものについてはアメリカでの現地生産を行う方針に切り替え、2007年に銃器部品の製造会社であるウィルコックス・インダストリーズ(wilcoX industries)と提携、HK417のアメリカ市場向け民間モデルであるMR762より国内生産を開始し、アメリカ現地法人の販売モデルであるHK417Dについても2011年前後の生産分からは順次国内生産に切り替えられている。, HK417はドイツ連邦軍など十数カ国に、軍隊や警察組織の特殊部隊が用いる自動小銃もしくは選抜射手ライフル(マークスマンライフル)として採用されている。, H&K社によって5.56mm型であるHK416と共にアメリカ軍を始めとしたAR-10/15系列の自動火器を装備する軍隊や法執行機関[注釈 4]に積極的な売り込みが行われた。特に、21世紀に入ると中東地域にアメリカ軍およびNATO軍が展開して戦闘を行った結果、5.56mm口径のアサルトライフルに対して遠距離での射撃性能や威力に勝る7.62mmライフルの有用性が再評価されたこともあり、「マークスマンライフル」としての採用に大きな期待が賭けられていた。, しかし、世界の軍隊において“7.62mm弾を使用する自動小銃”(いわゆる「バトルライフル」)は1世代前の制式採用品が予備兵器として大量に保管されていることが多く、マークスマンライフルとしてもそれらを改装したものが多く使われており、高性能とはいえ高価な新型を大量に導入する予算的な余裕や積極的な動機がない、という現状もあり、使用国そのものは多いものの、軍の制式装備として全面的に採用された例は少ない。開発段階からトライアルに参加していたアメリカ軍においても、マークスマンライフルとして使用されているのは従来から用いられていたM14を近代化改装したM14 DMR、M39 EMR、M14 EBR等であり、HK417は正式には採用されなかった。, HK417は自動小銃としては高精度な射撃性能を持つものの、同じ7.62mm弾を使用する「狙撃銃」としては専門に開発されたものには一段劣っており、ドイツ連邦軍においても、H&K G3自動小銃の狙撃銃型(H&K G3A3ZF及びH&K G3SG/1)の後継選定計画において、二脚を備えて狙撃照準眼鏡を搭載し狙撃銃仕様とした「G27」がG3の狙撃型に比べて携行性・操作性に優れると評価されたものの、遠距離射撃時における精度が不足しているとの判断が下され、不採用となっている。アメリカ軍による性能評価でも、同じAR-10自動小銃の系列であるSR-25に対し、射撃精度で劣るとの評価であった。, 上記のような問題はあったものの、HK417自体の自動小銃としての評価そのものは高く、限定的ではあっても使用国は徐々に増加しており、2015年にはドイツ連邦軍により「G27P」の制式番号が与えられている。民間型をベースとして開発されたマークスマンライフルである「G28(DMR762)」は2011年にドイツ連邦軍に採用されたのを始め、2016年にはアメリカ陸軍がM110狙撃銃の更新を図るために2012年より開始したCSASS(Compact Semi-Automatic Sniper System:コンパクト半自動狙撃銃システム)計画の採用試験に参加するためにハンドガード他の仕様を変更したG28E[4]が開発され、選考の結果、2016年4月1日、採用が決定し最大3,643 挺の導入が決定した[5]。H&K社ではアメリカ陸軍の要求に応じて各部に改良を加えてゆく予定で、最終的にはM110A1として制式採用される予定である[6]。この他にも数カ国の軍事・警察組織で評価試験が進められている。, セミオートのみとした民間向けモデル、「MR308」及び「MR762」は、当初は「高価である」「操作系が左右両用に対応していない[注釈 5]」といった評価がなされたものの、「7.62mm弾を使用する自動小銃」としては最新の技術で作られた製品であることから、知名度の向上と共に特に北米市場での人気が高まり、H&K社では上記の点を改良したモデルを開発し、販路の拡大に務めている。, 日本においても、陸上自衛隊補給統制本部の2014年(平成26年)の公募情報[7]に「技術援助」の名目で記載されており、これは以前「中央調達に係わる公告」に記載されていた[注釈 6]「小火器(試験用)(HK型)」と同一のものだと推定される。, 2008年に発表・発売された、セミオートのみとしガスブロックに規制子(ガスレギュレーター)が装備されていない民間市場向け型。MR308はヨーロッパ市場向けモデル、MR762はH&Kのアメリカ現地法人であるH&K Defence USA社によって生産・販売されているアメリカ市場向けモデルの名称である。, 銃身長は当初16インチ(406.4 mm)モデルのみであったが、後に20インチ(508 mm)の「-20"」モデルもラインナップに加えられ、初期生産型以降は16インチモデルの銃身長は16.5インチ(419.1mm)に変更されている[注釈 10]。ハンドガードは9インチ(228.6 mm)長と13インチ(330.2 mm)の2種類が用意されている。弾倉は最大10発装弾[注釈 11]と20発装弾のボックスタイプが用意されている。, 基本的には民間市場向けの製品だが、フルオート機能を必要としない、もしくはフルオート機能を持つ火器の装備に制約のある警察や法執行機関にも採用されている。なお、HK416の民間型でアッパーレシーバーがAR-15系列と完全互換となったMR556A1と異なり、MR762/308シリーズはロアレシーバーをAR-10やHK417と交換してフルオートモデルとすることはできないように設計されている。, サプレッサーを装着した狙撃仕様のHK417を持つ、アイルランド陸軍レンジャー部隊の隊員, HK417を装備している勤務中のオーストラリア軍の兵士(2013年、アフガニスタンでの撮影), H&K HK417の登場作品を表示するには右の [表示] をクリックしてください。, 16インチモデルは初期生産型以降は16.5インチ(419.1mm)モデルとなった。, 16/20インチ銃身対応の13インチ(330.2mm)長ロングタイプも用意されている。, 民間向けの銃火器は、特に北米市場においては「左右両用型である」ことに対するニーズが非常に高く、セールス上では重要なポイントとなっている。, KeyModに似ているがスロットの大きさも間隔も全く違うため互換性はない。なおHK USAのMR556/762のModular Rail System (MRS)とHKeyは互換性がある, G28タイプのハンドガードの場合、ガスブロックをハンドガードが覆ってしまうために規制子の調節ノブが隠れてしまうため、ハンドガード上半部左側面の中程には調節ノブ操作用のスリットがある。, 販売国の銃規制に対応するために、外形は同じだが装弾数がそれぞれ2/5/10発のものが用意されている。. Guns of the Elite: Multi-Mission Warriors, page 92. HKPRO.com>Forum>HK416 and HK417 HQ>Current List of HK416/417 Mil/LE End-Users, http://www.malaysiandefence.com/?m=20100423, KCT sniper teams are using the Heckler & Koch 417, Police Headquarters Official Gazette No. HK 417- fusil d'assaut de la firme Heckler & Koch, GIGN & Ура::2012年5月17日「GIGNの武器~アサルトライフル・H&K編~」, special-ops.org:Jun 4, 2013「French Police Nationale RAID」. H&K HK417は2005年に発表されたM4A1の近代化延命改良プロジェクトによって生まれたHK416Dをベースに開発されたもので、中東での戦訓を元に長射程の7.62×51mm(7.62mm NATO)弾を使用するバトルライフルとして2008年頃から生産が始まっています。, 作動方式はHK416と同じガス圧利用式(ショート ストローク ピストン方式)で、リュングマン方式のM4A1に比べて汚れによる作動不良に対する耐性が高いと言われていますが、その分重量が増しています。, また、M4A1で課題とされていたフォアハンド部のレイル ハンドガードのガタ付き防止のためにバレル基部を円筒形にして、その部分にフォアハンドを特殊ネジでタイトに装着する手法もHK416から引き継いでいます。, 現在までに各国で少数が試験採用されるなどしていますが、特殊部隊などの採用を除き正式採用されてはいないようです。ちなみにドイツ連邦軍が採用したG28はHK417の民間バーションの「MR762A1」をベースとしたセミオート マークスマン ライフルで、HK417そのものではありません。, 2014年8月に国内発売になった、VFC HK417 GBBは同社の最新GBBモデルで、既に発売されている同社のHK417電動ガンの外装パーツを一部流用しながらも、H&Kの正式ライセンスを取得していることもあって、刻印等も含めリアルに造られています。, パッケージはお馴染みの共通デザインのものが使われています。黒地に赤文字のH&Kロゴが良いですね。大きく書かれた「NO COMPROMISE」(妥協しない)の文字がインパクトあります。, 実際にはUMAREX社の持つH&Kブランド(ToyGunの)として、VFC製品は販売されているので、UMAREX社の大企業っぽいブランド戦略の一環とも言えますね。, パッケージを開けると、ダンボールの緩衝材に固定されたHK417が表れます。こんなダンボールだけの緩衝材を使ったパッケージは、一時期のマルシン以来ですね。再生可能なのでダンボールを使うんでしょうけど、個人的には家電製品のようで好きでは無いですね。, 本体は12インチバレル仕様ということで、HK416の14.5インチバレル相当(M4A1とほぼ同じ)のサイズに収まっていますが、レシーバーやマガジンのサイズが大きく、重量は約4kgと実銃並みでかなり重く感じます。ここから暫くはVFC製HK416D GBBと比較しながら見ていきます。, 気になるレシーバーのサイズはHK416が約200mmなのに対して約240mmと40mm程長くなっています。長さ的には20%UPですがマガジン部分の厚みも増えているので、体感的にはもっとボリュームアップしているように感じます。, ストックはHK416Dと同じものの流用と思っていましたが、同じデザインで微妙に細部が異なる専用のものが使われています。, よく考えるとバッファーチューブのサイズが異なっている(HK416D:長さ167mm×径28.5mm・HK417:長さ185mm×径34.8mm)のだから、そのまま流用できないのは当然ですね。ちなみにHK416Dが5ポジション、HK417が6ポジションで固定されるようになっています。, レイルハンドガードの長がほぼ同じなのは意外でしたが、HK417は固定用の特殊ネジが2本に増えているので,外見上大きく見えるようです。特殊ネジを増やした理由は、恐らく7.62×51mm弾の反動による緩みに対処したものと思われます。, 地味ながら、操作性に若干影響があるのがチャージングハンドルの引き量。HK416Dが78mmなのに対し、HK417では25mmも余計に引くことになります。慣れれば何て事無いですが、初めてだと妙に長く感じます。, HK417の方がボルトを引くのに力が要るので,余計そのように感じるのかもしれません。, (上:5.56×45mm弾 ダミーカート、下:7.62×51mm弾 ダミーカート), HK416DとHK417とのサイズ影響を与えているのが使用カートの違いですが、カートリッジサイズ自体は全長で12mm程しか違いはありません。HK417の各部分が12mm以上のサイズ差で作られているのは、カートリッジそのもののサイズ以上に威力(反動)に違いがあるからですよね。, 大戦後の短小弾と言っても、実質大戦中の30−06とほぼ同威力と言われていたカートリッジですからね。, バレルはCQBに適した12インチバレルなので、ガスブロックより前の部分はかなり短め。ハイダー部分はダミーの固定SPが付いた実銃と同じタイプが付いています。ガスブロックにあるメッキされたレバーは、実銃ではサプレッサーを装着したときに使うガスレギュレーターの調整レバーで、固定されているようです。, ハンドガードの固定はプラス型の特殊ネジ2本でバレル基部に固定されています。固定自体はガタもなく強固に取り付けられています。ハンドガードを外す際は、大きめのマイナスドライバーの先端にビニールテープなどを巻いてガタがないようにして回すと,簡単に外せるようです。, ハンドガードを外すと、バレル上にガスピストンが再現されています。実際にスプリングのテンションがかかっていますが特に作動には影響はなく、外見だけの再現です。分解しないと見えないハンドガード内に、ガスピストンを再現した事がモデルガンぽくって良いですね。, 何故かハンドガードのレイル先端右側が4面ともカットされた形状になっています。このような形状の理由として考えられるのは、アクセサリーの取付時に、レイルに入り易くする為にぐらいしか思いつきません。, 実銃の画像ではレイル先端の形状は確認できなかったんですが、実銃もこうなってるんでしょうかね? ガスブロック左右にはスリング用のリングが付いていますが、ダイキャストなので強度的に不安ですね。, フロントサイトは、H&K独自のポストサイトにリング型のサイトガードを組み合わせたもの。HK416からの流用ですが、光学サイトの使用を前提にリング状のサイトガードの上半分をカットした形状になっているのが今風です。, リアサイトもH&K伝統のロータリー式、ピープの数字に合わせて4段階の距離(1=100m、2=200m)にワンタッチで合わせられるのが特徴です。同じ形式のMP5のリアサイトが、単にピープ孔の大小を使い分けるのとは対照的です。, 上部から見ると、フレーム上のレイルとハンドガードのレイルが一体化されて、通しのナンバリングがしっかり入っています。横から見ると大柄でゴツさが目立ちますが、上からだと思ったよりもスリムなのに驚かされます。, マガジンハウジング前面にはいつもの「使う前にマニュアルを読め」の英字マーキングが入っています。実銃がそうだから仕様がありませんが、ミリタリーとかスペシャルフォース的にはどうなんでしょう?, 大型のエジェクションポートカバーは金属製ではなく樹脂製です。軸部分の割れが心配なのは、昔の樹脂に対する認識ですかね。, エジェクションポートから見えるボルト中央にはH&Kロゴ。正式ライセンス品はこういう所が良いですね。HK417の電動ガンでは左側だけだったセレクターも、しっかりアンビタイプになっています。HK416Dと同じに、ハンマーダウン時でもセフティが掛けられるのは実銃どおりの仕様です, マガジンは7.62×51mm弾に合わせた大型のもの。実銃に合わせて外装は半透明の樹脂製ですが、VFCのG36シリーズと異なり、内側のガスタンク部分にカートリッジのモールドを付けるような工夫はされていません。コストダウンが理由だとしたらちょっと残念です。, マガジンの装弾数は実銃どおり20発ですが、マガジンサイズ的には少なめです。VFCのGBBではお馴染みの、通常モード(ホールドオープン機能)と空撃ちモードの切り替えができる機能が搭載されています。, GBBガンで重要なマガジン重量は450g。VFCのM4GBBのものより30gほど重くなっていますが、600gもあるKSCのM4のマガジンよりははるかに軽いのは評価できます。大目に予備マグを手に入れとかないとね。, グリップはHK416Dと同じ、フィンガーグルーブがついた初期型が付いてきます。実銃どおり底部の蓋を開ければ、コンパートメントになっています。, 垂直に立ったグリップ角度は気になりませんが、フィンガーグルーブが合わないので、最近のマグプルグリップに似た後期タイプの方が好みです。, H&K オリジナルのストックはボリュームがあって頬付けしやすく、レバー類に引っかかりが無いような合理的なデザインになっています。ストック後部のスリングホールは、こちらも強度的には不安。VFCのHK417(416Dも同様ですが)はオリジナルのままでスリングの取付は難しいですね。, ストックは電動ガンのHK417のものを流用しているみたいで、バットプレートを90度捻ると外すことができます。, 通常分解すると、M4系GBBでお馴染みのローラー付ハンマーがHK417には使用されていないことに気がつきます。, 少ないガスの力でボルトを後退させるために,ボルトとハンマーの抵抗を減らすことがローラー付ハンマーの目的だったはずですが、M4系よりも重いボルトのHK417なのに何故使われなかったのですかね?ハンマー自体をスチール製にしたから加工上難しかったんでしょうか。, 肝心のボルトは全長で230mm(ローディングノズル部込み・伸長時)重量273gと、HK416Dに対して長さでプラス5cm、重さでプラス65gもあるので、ブローバックの作動面ではかなり不利になりますね。, HK417のボルトを見ると、ローディングノズルが収縮する構造になっているのに気がつきました。スプリングのテンションが入っていて、ボルトクローズ時には縮まり、オープン時には12mm程伸びるようになっています。, 私見ですが、このような構造になっている理由は、BB弾をチャンバーに装弾時(ボルトクローズ)にはスプリングのテンションで装弾を確実にするとともにバッファー効果を持たせ、ボルト後退時には,同じくスプリングのテンションでボルトの後退をアシストするように思えます。, もちろんブローバックメカ自体の熟成が大きいのは確かでしょうが、HK417の作動の良さを考えると、この可動ノズルが何らかの影響を与えていると考えるべきだと思います(今回分解してスプリングを外した作動検証は行っていないので,単なる仮説です)。, また、ノズル内にガス流量を調整する機能があるという話も聞いていますが、今の所調子が良いので,そちらも確認していません(六角レンチで回せるパーツがあるところまでは確認しました)。, セミオートでの作動は、1マガジン問題無く撃ち切れてボルトオープンします。M4系よりもかなり強い反動です。ストック内のリコイルスプリングのバネ鳴りも感じますが、反動が強いので余り気になりません。, フルオートでも1マガジンを一気に撃ち切ることが可能です。これは装弾数の少なさ(20発)の影響も大きいと思いますが、バトルライフルっぽくバーストで撃つのが本来の姿だと思うので、ノーマル状態で充分楽しめると言えるでしょう。, 気になる初速は毎回80m/s前後なので、国内規制値は問題無くクリアしていると思われます。(JP,ver)なので余計、大丈夫でしょう。発射速度については,相変わらず計測不能でしたw, 既にHK416DがあるのにHK417をGBBとして購入する理由があるとすれば、重いボルトを動かす反動の強さと発射サイクルの遅さで感じる、大口径ぽいブローバックを体感できることにつきますね。, 同サイズながらM4系のHK416に比べてフレームが大きく、重量があるHK417は撃ち味を楽しむためのトイガンのように思えます。遠距離での実射は行っていないので、マークスマンライフルのように遠射を楽しむ事ができるかは不明ですが、雰囲気的には、ダットサイトよりもスコープを付けた方が楽しめそうです。, VFCらしく再現度は文句ないレベルなので、コレクションとしても充分楽しめます。あとはウィークポイントのマガジンのガス漏れさえ無ければ完璧でしょう。H&K社