デザインとは何なのかをあらためて勉強できる構造です。, バラバラにできるからこそできるパーツ塗装。このあたりからお友達の好みを意識してのリペアが始まりました。 最終の仕上げ塗装で1%程度の隠し色をまぜて塗装。, ハンドルも全て新しくしました。 結果お客様に喜んでいただけたことがなにより嬉しかったです。, 修理再生にはそれなりのコストが掛かります。 基本的なデザインは踏襲されていたのでしょう。, あとはその時使う材料によってディテールは決められ ドレッサーとして使っている机を使い、女優ミラー化することで というご要望に合わせて、下地はとにかく白で傷を隠していき 修理の方がトータル費用が高くなる可能性があります。, 新品の家具が安く買える時代です。使い続けたいというご要望に合わせての (sekimoto.co.jpは1999年ウェブスタート) 自分のおしりの形にアタリがついてますが、たぶん一生使い続ける家具の一つ。 そのうちにご依頼者とコミュニケーションが深くなり リペアさせていただき本当に良かったです。, 家具のリペア(修理・再塗装)というのは料金がしっかりと掛かります。 鏡は重たく今の鏡とは違う成分でできてるのがよくわかります。 (まぁ金額が金額なので怖くて使えませんし、預かりものなのでそれは無いですが。), 自分もある方の「名作」と言われる椅子を愛用しています。 とても喜んでいただけました。, 当初予定よりも時間が掛かり、弊社としても大変な再生作業となりましたが こちらも塗装してなるべくわからないようにする方向で。, 鏡をよく見ると「くさり」と呼ばれるサビのようなものが出ていたため (きっと喜んでくれると信じてるから。), 出来上がったフレームとファブリック。 ダイニングテーブルの塗装は、オイル仕上げよりもウレタン塗装の方がおすすめです。 もちろん、「木の風合いを楽しみたい」「どうしてもナチュラルな雰囲気をつくりたい」とお考えならば、オイル仕上げを選ぶことを否定はできません。 元家具屋. この天板の状態から感じ取れます。, 縁周りは無垢材を使い、天板中央は突板の作り。細い溝は一つのアクセントになりながら この色の選択も私が決めました。もう好き放題ですね。 これには苦労しました。, それでも何度か塗料を拭いては削ってを繰り返し そこで突き板(木を薄くスライスしたもの)で張り替えてしまうことに。, ご依頼者が無印の家具をお使いということで、無印がよく使う「オーク材」で張り替えることにしました。 同じ収納力だけで考えたら、新品を買うという選択もありますから。, 新しく買うという選択もありますが
凹みキズなどはなるべく補修していきます。, 引き出しの桐も経年での汚れがあり 往復する送料が必要になります。 ことは分かってますが、おそらく1980縲怩P990年の日本が高度成長期に なぜならこんな鏡はもう二度と手に入りませんので。, さっそくパーツにして塗装前の研磨作業になります。 2018年の12月にダイニングテーブルと椅子6脚 修理・再塗装・クッション張り替えのご注文をいただきました。 最初にご依頼者より送られてきた資料がこちら。 弊社では対応しています。 まず、今の塗装をいったん剥がす必要があり、新品を塗装するよりも 発色良く張りのあるしっかりとした良い生地です。, 6脚揃いました。ファブリックの青い色が目に先に飛び込むため、いい意味で塗装の中にある赤い基調色がめだたなくなりました。, 再塗装中に何度も何度もメールで画像確認いただき リペアの仕上がりに満足いただいてお持ち帰りいただきました。, 新築やリフォームに合わせて、家具をお預かりしながらの修理再生も 昭和30年頃の座鏡では無いかな?という修理 再生 再塗装です。, 鏡部分はかなりデリケートで扱いに注意。 ここに至るまでの経緯を聞かせていただきました。, 実際にご両親にも座っていただき、また綺麗な状態で使えると はっきりと見えるようになってきました。まだまだこれから。, 中塗りのウレタン塗装。 最初の状態から比べるとかなり色が落ちました。, テーブルはフラッシュ構造(合板と芯材の組み合わせ)のため、削り込むことは不可能。 特殊塗装(マジョーラ・スクラッチシールド等)、カラーナンバー不明色、レクサス等の6~8コート車両は除きます。 お車の現在の色に近づけるため、厳密に微調色を行っておりますが、経時変化等の度合いにより色が若干異なる場合があります。 古い鏡台なので、力の掛け方にはかなり注意しながらの作業です。, 長年染み込んだ生活感は木材の奥まで浸透していて まさに「自然との調和」から生まれた家具だということが分かります。, 節もあり、木の皮もあり、いっさいの対称性が無い、この家具のどこかに それでも以前とは見違える状態に。 こちらも今回張替えをご提案。 まだまだ現役で活躍できます。むしろこのような貴重な鏡台は無いので 青系のデニム色のようなファブリックはご依頼者へ数種類サンプルを送り決めていただきました。 私がお会いしてみたい気持ちと、送料が節約できるため自分で配達に伺うことに。, 配達後、組み立てして設置した状態。 事前に資料で確認してましたがやはり実物は結構な痛み具合。塗装はしっかりしており、その分剥がすのが大変な状態。, 椅子は先に既存のクッションからはずして、塗装を剥がす作業に。 使い続けたいというお気持ちがあれば、私たちはこれからも古い家具を再生して 愛情を持って使われているのがよく分かる良い状態です。, 普段使う時にできた細かな傷はあり、家具を本来の道具として使われている お預かりした座鏡の材料やデザインからして (あと10〜20年は十分に持つと思う。), これとは別に昭和20年から使っていたであろう物をお預かりしています。 今年の6月に机を引き取り。, 実は。。。 椅子の赤で囲った丸部分、試しに塗料を塗ってみると、削ったはずの塗料が中から滲み出てくる。 あの会社に作ってもらって良かったと言われる家具メーカーをこれからも目標に。, 元々の色、「真っ白ではなくてちょっとクリーム色っぽい。」 でもこれはこのままお使い頂いたほうが良いかと思いそのまま。 削り過ぎると木目が無くなるので、この工程は慎重に進めます。, 最初の塗装、着色の工程。 白いドレッサーに合いそうなファブリックを選択させていただきました。, 引き出しの中も真っ白になったので、多少傷はありますが 修理で会う事になるとは思いませんでした。, いつ作られたのか、この家具を使っていた人は大豪邸に住んでいた方という 塗装で無理やり周辺の色に近づけることもできますが ただ捨てて新しいものに買い換えるだけでなく 中央の白い部分は常に人が触る部分。使い込まれた色合いは生活をも想像を膨らませます。, まずは表面を削り出す作業。下地を出さないと、上からの塗装はあとあとの塗装剥がれになる。, この削る作業というのがリペアの全工程で50%。 修理再生 ダイニングテーブルと椅子 再塗装・リペア・張り替え. 無垢材と突板の境目を上手に縁を切っています。, 黒い部分は長年のいろいろな染み込みが積層になっているもの。 ここからの工程は塗膜を作る工程。塗装の肉を全体に付けて、塗装全体の強度をつけていく大切な工程。, メインの天板もウレタン塗装。サンドペーパーで途中研磨を入れながらウレタンを塗り重ね。, ここで中塗りのウレタン塗装が終了し、研磨作業から最終仕上げのウレタンフラット塗装仕上げ。 (adsbygoogle=window.adsbygoogle||[]).push({}); インテリアの専門学校「町田ひろ子アカデミー」を卒業後、家具屋「ACTUS」に勤務。現在はインテリアコーディネーターとして活動中。, ダイニングテーブルを探しているときに、「オイル仕上げ」や「ウレタン塗装」などの表記を見かけ、「どっちの塗装にするべきか」と悩んだ経験はありませんか?, この悩みは、私がインテリアショップで働いていた時に、多くのお客様から寄せられたご相談です。ウレタンとオイルは、見た目だけではなく、機能性にも大きな違いがあります。, では、ダイニングテーブルの場合、どっちの塗装を選ぶべきなのか?この記事で詳しく解説します。, ダイニングテーブルをはじめとした家具に使われる塗装の中で、もっとも一般的な塗装です。ウレタン塗装は、木の表面に薄くて堅い膜をつくります。, 似たような塗装に、「ラッカー塗装」があります。ウレタンとオイル塗装の中間的な塗装です。. もっとも穴のピッチが決まってたので選択肢は限られてしまいましたが。, 安い家具が店頭にいくらでもある今の世の中 参考にさせていただきました。, 仕上がりの色など、完成する家のイメージを知ることで 最初は古いEUあたりのアンティーク家具かと思ったのですが 同じ機能だけで考えたら、新品を買うという選択もあります。, けれども、持ち込まれる家具の再塗装にはそのようなお金に換算できない 修理・再生・再再生・リペアしてみてはいかがでしょうか。, 2018年の12月にダイニングテーブルと椅子6脚 今のように直接ご依頼がある時代ではありませんでした。, こちらが送られてきたドレッサー。20年立ちますので傷や経年変化はもちろんありますが 削っても削っても基調色が残ります。, 椅子もかなり削り込み、これ以上は椅子が変形しそうなためここでストップ。 ダイニングテーブルの修理再塗装のご依頼をいただきました。ご近所の方でしたので引取に伺い修理開始。事前に画像をお送りいただきました。, 古い塗料を落とすと同時に細かいキズも一緒に削ります。ただしどうしても深いキズが残るので、もともとの色よりも濃い目にして、キズを目立たなくする塗装をします。, テーブルの裏側などで特に見えにくい部分を最初に着色します。若干濃淡の調整をしながら色決めをして、1回目の着色作業に入ります。, 家具塗装は1回で仕上げるのではなく、下塗りをして色を決めて、その後塗膜を付けるために3〜4回ウレタン塗料を重ねていきます。1回でドバっと塗料を乗せるより、薄い塗膜を重ねた方が実は作業性はよく、仕上がり感も深みが増します。, スプレーガンで塗布して、乾燥。乾いたらサンドペーパーで表面を平滑に削り、またその上からウレタン塗料を塗布。そして乾燥、研磨。この工程を必要に応じて3〜4回繰り返します。, ウレタン塗料は水気に強く、完成後は水拭きでガシガシと手入れが可能ですが、余分な水気はなるべく残らないように乾拭きして頂いたほうが、より長持ちします。また鍋などを直接置くと熱で変色する可能性があるので、鍋敷きなどの使用をおすすめします。, 最後にウレタンフラット塗料を塗布して完成。弊社のウレタンフラットはつや消し100%の塗料を使っています。つや消しは落ち着いた雰囲気と木目の深みを表現できますが、半ツヤ消しなどの塗装もご希望で可能です。, 完成写真をメールでお送りしたら、とても喜んでいただけました。無垢材のテーブルは再塗装が可能なため、私たちも作業しながらどんどん表情が変わるので、その変化を楽しみながらの再生になります。, 修理費と送料(引取と完成後の配送)は新しいテーブルが購入できる位の費用が必要になります。この家具を使い続けたい、という理由が無いと修理再生は向いてません。ただ、家具には生活していた色々な思い出や記憶がセットになっています。特にテーブルは家族で共有しているため、特別な場所でしょう。, 新しいテーブルも良いと思いますが、もし使い続けたいというご希望ありましたらご相談ください。まずはメールで現状の写真をできるだけ多くの角度からお送り頂けると助かります。, 週明けにはまた新たなテーブルが引取あります。こちらもどのような再生になるのか非常に楽しみです。, 集成材のダイニングテーブルをもう一度きれいにして使いたい。というご要望で始まった今回の修理・再生・再塗装。しっかりとした無垢板のテーブルなので、削ることもできるし、再塗装も可能。一旦お見積りして、ご家族で修理か買い替えかで悩まれたようですが、結果再生して使い続けることに。, ナチュラルな仕上げの予定が、重厚感あるウォールナットのダーク系へ仕上げを変更。工程的には途中で突板貼りが必要ですが、これも無垢板ならできること。, 既存の古いウレタン塗装は見えにくいですが、かなり木の中まで浸透していて、表面的には塗装が取れてるように見えても、実際には木目の中に残ってます。, 細かなキズなどありますが、今回突板で張り替えるため、とにかく表面の塗装を落とすことに集中。ベルトサンダーでバンバン当てていきます。, 次にウォールナットの突板を貼る工程の前に、今削った天板や脚を先にウォールナット系のダーク色で下塗りをします。どうせ突板で貼るなら関係ないのでは?と思いますが、こうした方が突板が透けず、仕上がりに色の深みが増します。, 下塗りが完了したら、今度は突板貼り。ウォールナットはそのものが濃い色をしているので、木目を活かす貼り方に気をつける。あえて木の周辺、皮に近い部分の白太を残して貼り替え。より自然な無垢板感をめざしました。, ウォールナット材が持つ色を邪魔しないよう、ここからは透明のウレタン塗装で塗膜を付けます。耐久性と見た目をアップさせるために数回に分けて塗料を塗布します。一度にたくさん乗せるより、間に研磨を入れて何層も作る方が均一かつ塗膜の強さも生まれます。, ウレタン塗装は水に強く、通常のお手入れは水拭きで十分です。ラッカー塗装の場合、水気を残すとそこから白濁しますが、ウレタン塗装は耐水性に優れています。ただ熱い鍋などを直接置くと変色の原因になるので注意が必要です。, 強制乾燥はせず、自然乾燥のため時間は掛かりますが、その分木への負担が少なくなります。ただし梅雨時の乾燥には特に注意が必要で、その点で6月〜7月の製作には神経を使います。, いっさい着色しなくても深みが出るのがウォールナット材の特徴。ウォールナットも木によってはもっと赤い材もありますし、黒っぽい材料もあります。こちらはほぼ中間的なブラウン系。, 元のテーブルが思い出せない位に完全に別物に生まれ変わりました。それももともと使っている材料が良かったので、こうやって再生ができます。あとメラミン系やポリ板など化け学で作られた素材ではこういったリペアができないので、やはり自然の木というのは良いですね。, 前にも書きましたが、遠方より運ぶ運送費と送り返す時の運送費、それに修理する費用を合計すると、新品のテーブルを購入できる予算になります。それでも使い続ける意味が無いと、なかなかリペアには踏み切れないと思います。思い出の詰まった物や、ある人が購入してこれからも使い続けたい、など再生でしか実現できない事もあります。もしそんな悩みがありましたら、まずは写真をメールでお送りください。お見積りからアドバイスまで色々なご提案が可能です。, というご依頼が、この方のお孫さんの奥様を通じてメールがありました。以下メールの内容抜粋します。, 先日、私の夫の祖母の大切な鏡台が、事故で壊れてしまいました。この鏡台は74年前に家具職人であった祖父が結婚したばかりの妻のために特別に作ったもので、祖母が非常に悲しんでおります。残念ながら制作した祖父は30年前にすでに他界しており、修理できる者が親族にはおりません。, という内容のメールを見て、すぐにご連絡をし、画像を色々な角度からお送りいただきました。珍しい黒柿の座鏡。74年前に家具職人だったご主人が奥様のために作られた座鏡の修理。他に替えるものが無い唯一無二の物。お預かりさせていただきました。, まずは古い金具などを取り外し、できるだけ再利用したいので慎重に。たださすがに経年劣化のため金物の腐食がすすんでおり、簡単に折れてしまう。とりあえず保管。74年の歴史感じる使われた雰囲気。, 準備が整ったため、ここから古い塗装を剥がす作業から。ところどころ脆くなってる部分もあるが、材料が良いためしっかり削り込みできる。やはり昔の家具は材料が豊富だった時代だけに良い部分を贅沢に使用してるのがわかる。, 塗装工程の始まり。まずは全体を濃い目にする必要があります。深みを与えることと、なるべくキズを目立たなくさせるため。おそらく最初に使われた時よりも濃い目に仕上がると思いますが、きれいに見える事を優先します。, やはり色を入れることでキズがわかりにくくなり、木目も際立ちます。次は全体に塗膜を付けて塗装強度を持たせるための中塗りに入ります。, ここまで塗料が乗れば、そう簡単にキズがつかず剥がれることもない。ここからは最終工程の仕上げ塗装。研磨をして表面をなめらかにしてからの塗装。, ツヤ感は消えましたが、全体にやさしい雰囲気と上質な仕上がりに。補色でもう少し濃い目の塗料を薄く乗せたので、よりキズも分かりにくい状態に。, その家具にこだわらなければ、新品の家具がいくらでも安く購入できる時代です。なので使い続ける理由がなければ買い替えをオススメしてます。, 今回のように、亡くなられたご主人がご結婚当初に自ら作られた鏡台となると、買い替えはありません。私達も極力費用は抑えつつ、でもやはりリペアは非常に時間が掛かる取り組みです。なるべくご希望を叶えられるよう寄り添ったご提案をしていきます。, 去年2019年の秋頃でしたか、ウェブから家具の修理・再生のお問い合わせをいただきました。, クルマで持ち込んでいただける距離の方で、リペア希望のテーブル(エクステンション式)を