ロードバイク・ミニベロでお尻や股間が痛い時、サドル交換の前にまず試してみてほしいこと ロードバイクのサドルは、乗り心地を左右する重要ポイント。乗っていてお尻が痛くなったときは、サドルを交換することで痛みを軽減できたり、ペダリングがしやすくなったりすることもあります。しかし、一口にサドルといっても、幅広なものや細長のものなどデザインはさまざま。どれを選べば良いか迷いますよね。, そこで今回は、ロードバイク用サドルの選び方と、おすすめの人気サドルをランキング形式で紹介します。人気メーカーのフィジーク、セライタリアや、ロングライド向け・レース向けのサドルも紹介! 快適にサイクリングを楽しむためにも、自分にピッタリのサドルを見つけてくださいね。, サドルは、ロードバイクに乗るときに1番大きく体と接する重要なパーツです。しかし、人によってサドルとの相性が違うため、購入時のサドルのままだと、サイクリング中にお尻や股間が痛くなることも。そんな痛みや違和感が気になる方におすすめなのが、サドルの交換です。, サドルを変えることで、ロングライドでも痛みが軽減。さらに、ペダリングが安定することで、スピードアップや速度維持が簡単になることもあります。, 軽いサドルに変えれば軽量化にもつながりますよ。スタイリッシュな見た目に変えたい場合にもおすすめです。より快適な環境でロードバイクを楽しむためにも、この機会にサドルを見直してみましょう!, まずは、ロードバイク用サドルの選び方のポイントをご紹介します。どれも重要なポイントばかりなので、特徴をよく理解した上で選びましょう。, まずは、縦座面・横座面のタイプから見ていきましょう。ライディングスタイルによって、選び方が変わるので参考にしてくださいね。, 縦座面は横から見たときの反りの有無によって、メリット・デメリットがあるので、特徴をよく理解した上で選びましょう。, ポジション移動の多くなるロングライドや、前傾姿勢の取りやすさを重視するならフラットタイプが◎。ポジションを前後に移動しやすく複数のポジションを取りやすいので、ポジション調整でロングライドでの痛みを抑えられます。特に女性は、痛みが出にくくなるといわれているのでおすすめですよ。, ペダリングやバイクコントロールを重視するなら、ラウンドタイプを選びましょう。凹んだ部分にお尻がフィットして安定感が得られ、ペダリングやバイクコントロールがしやすくなるのがメリット。ただし、股間への圧迫が強くなるため、痛みが出る人もいるので注意してください。, 横座面は後ろから見たときの反りで、ラウンドタイプとフラットタイプに分かれます。ロングライドに向いているのは、疲労感や路面状態にあわせて微妙に姿勢を変えられる「フラットタイプ」。お尻を面で支えることでポジション移動がしやすくなるので、股間への痛みや疲れが出にくくなります。, レースなど短距離がメインなら、「ラウンドタイプ」を選びましょう。お尻が凸部にフィットするため、ペダリングと姿勢が安定します。ただし腰の動きが制限されるので、痛みが出たり疲れやすかったりする傾向があり、ロングライドメインの方は避けたほうが無難です。, サドルの幅は、坐骨幅に合わせて選ぶのがおすすめ。幅が広いほど安定して体を支えることができるので、深めの前傾姿勢ならナロータイプ、アップライトポジションならワイドタイプという選び方でもOKです。, 女性は坐骨幅が広い傾向にあるのでワイドめが◎。女性専用サドルもありますので、どんなサドルを使っても乗り心地が気になるという方は、チェックしてみてください。, パッドの厚みは、高ケイデンスのペダリングが多いのであれば薄型、安定感や痛みの軽減には厚めのモデルがおすすめです。軽量化や短距離のレース用には、パッドのないカーボンタイプもありですよ。, ノーズの長さもポジションの移動範囲に関わる大きなポイント。ロングノーズは、状況に応じてポジションを変えられるので、ロングライドがメインの方におすすめです。, 反対に、レースや短距離など、力強いペダリングをするのであればショートノーズが◎。ポジションの移動範囲が狭いのでロングライドには向きませんが、深い前傾姿勢をとっても股間の圧迫が抑えられ、力強いペダリングが可能です。, レースなどでもよく見かけるようになってきた、最近のトレンドのサドルなのでチェックしておきましょう。, 股間部分の痛みが気になる方は、サドルの中央部分に窪みや穴が空いたタイプがおすすめ。穴空きサドルは、股間の圧迫を最小限にし、通気性を良くする役割を果たしてくれます。ただし、恥骨や坐骨などの接触面への負担が大きくなるため、中心以外の部分が痛くなる可能性もあるので注意しましょう。, また、ペダリング中にお尻がズレるのが嫌な方や、雨の日でも安定したサイクリングを楽しみたい方はすべり止め付きをチェック。ただし、サイクルパンツへの摩擦による負荷が強いので、パンツの耐久性なども考慮しましょう。, シートポストとサドルをつなぐレール部分は、大きく分けて金属製とカーボン製の2種類があります。金属素材は丈夫で取り扱いが簡単、値段も比較的安く済みます。自分に合った形状を見つけるまでは、金属レールのサドルで色々な形を試すのがおすすめですよ。, 対して、カーボンは軽く自転車の軽量化にも期待できますが、高価になりがち。レース上位入賞を目指す上級者向けです。金属レールをいろいろ試してみてから挑戦しましょう。, サドルは、ロードバイクに乗るときに一番大きく体と接する重要なパーツです。品質にこだわりたいパーツなので、信頼できる有名ブランドのモデルに注目しましょう。, 「フィジーク」は、プロも愛用する高性能なサドルを探している方におすすめ。熟練の職人が手作業で作り上げ、初心者から上級者まで幅広い層に人気のメーカーです。女性用のサドルやショートノーズサドルを探している方は、「スペシャライズド」をチェックしてみましょう。, 100年以上の歴史を誇る「セライタリア」は、信頼感のあるサドルを探している方にも満足できるメーカーです。他にもいろいろな有名メーカーからサドルが販売されていますので、それぞれの特徴をチェックして、お気に入りのブランドを見つけてくださいね。, なおランキングは、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなど各ECサイトの売れ筋ランキング(2020年4月18日時点)を参考に、編集部独自で順位付けしています。, 流行りのショートノーズを手軽に体験したい方にぴったりのアイテムです。前乗りがしやすく、穴あきタイプで通気性も◎。日本人に合いやすい形状で、安定感だけでなく股間の痛みも軽減してくれます。ツートンカラーのデザインもスタイリッシュで、バイクのイメチェンをしたい方にもおすすめです。, メッシュ座面で、軽量化を実現した奇抜なデザインが魅力のサドルです。軽さの面で大きなアドバンテージを得ることが可能。Amazonの口コミでは、ロードバイクのサドルとしては柔らかい部類との声も。1000円台とリーズナブルなので、手軽に使えるメッシュタイプをお探しの方は要チェックです。, 座面の大きなカーブや大きな穴がお尻にフィットしやすい、セラSMPのサドル。身体を面で支える構造が特徴です。セラSMPのサドルの中でもエントリーモデルにあたる商品で価格が安く、初心者〜中級者にぴったり。全9色とカラー展開も豊富なので、お気に入りの1点を選んでみてはいかがでしょうか。, 低コストでお尻の痛みをやわらげたいと考えている方は、SGODDEのソフトサドルがおすすめ。人工グリースゲル・ポリウレタン・ダブルスチールスプリングで構成される座面はふかふかで衝撃のストレスを軽減してくれます。, やや重さはあるものの、弾力性や安定性を重視したい方には最適です。通勤・通学やロングライドメインまで幅広く活躍するサドルをぜひ試してみてくださいね。, 柔らかすぎず固すぎず、ほどよくクッション性のあるサドルです。お手頃価格なので、気軽に試せるサドルをお求めの方にもぴったり。取り付けも簡単で、はじめて交換する場合でもスムーズにできますよ。, ロードバイク用としては厚めですが、全体的にバランスのよい仕上がりなので幅広いシーンで活躍すること間違いなし!適度な弾力があるので、今乗っているサドルの固さが気になる方におすすめです。, 先端から後端までつながる溝と中央の穴で、お尻から股間・局部への圧迫感をやわらげ、痛みを軽減する男性用サドルです。広めなサドル幅は、ゆったりとしたライドポジションを確保できます。, 座り心地とペダリングのしやすさも両立するなど細かい工夫も◎。ECサイトの口コミでは、雨の日でも水が染み込まないのでサッと拭いて乗れるとの声も。普段の硬めなサドルとは別に、ロングライド用サブサドルとしてもおすすめです。, お尻が痛くなりにくいクッション性はもちろん、中央に空いたセンターホール・シートに空いたパンチ穴で通気性のよさが特徴。快適なライディングを楽しめる交換用サドルは、純正サドルの劣化による交換などにおすすめです。, 5色のカラーリングから選べるので、好みの色やフレームカラーなどに合わせて選べる楽しさもあります。すっきりとしたスリムなデザインなので、ロードバイクをスタイリッシュにカスタムしたい方は要チェックですよ。, R.e.medは、プロ選手が多く使用するハイエンドサドルで有名なfi'zi:kブランドを手がけるSELLE ROYALのエントリーモデルです。3つのゾーンに分かれた構造が特徴で、痛みのない快適なライディングを実現。衝撃を吸収し、ポジションを選びやすいのが嬉しいですね。, カラーバリエーションも11種類と豊富で、きっとお気に入りのサドルに出会えることでしょう。イタリアブランドらしいおしゃれなデザインなので、機能性だけでなく見た目にもこだわりたい方におすすめです。, 自転車用品を幅広く取り揃えるGORIXの、累計販売数10,000個突破した人気のサドル。スポーティなデザインながら厚手の低反発クッションを採用。大きなラウンド形状で安心して長く座っていられる点が特徴です。, 開口タイプのホールから中心に沿って全体的に溝があるため、圧迫感なく走行を楽しめます。ロードバイク初心者でも乗りやすい仕様で、ロードバイクはもちろん、マウンテンバイクやクロスバイクとの相性もGOODです。, ロードバイクのレーシーな雰囲気を壊さないスタイリッシュさと、乗りやすさを両立したサドルをお求めの方は、ぜひチェックしてみてください。, 厚手のパッドと穴あきタイプの座面で、股間へのストレスを和らげるのが特徴です。幅広で柔らかい低反発パッドを採用した座面は、安定感のある乗り心地を提供してくれます。, Amazonの口コミでは、クッション性があり乗りはじめからお尻が痛くならないとの声も。硬いサドルが苦手な方やロングライドを快適に楽しみたい方に最適です。, 気軽に入手できる価格と、全部で24種類のデザインは男女問わず選びやすいのがポイント。初心者でも扱いやすく、自分だけのオリジナルバイクに仕上げられる魅力満載のサドルですよ。, ここでは、簡単にできるサドルのセッティング方法を紹介します。自分に合っていないセッティングが原因でお尻が痛くなる時もあります。サドルを買い換える前に試してみれば効果があるかもしれませんよ。, サドルの高さは、自転車の横に立ったときに腰骨(腰横の骨の出っ張り)の高さに合わせましょう。また、サドルに跨ってペダルを1番下に下ろしたときに、膝がほんの少し曲がる程度の高さにセッティングするのがおすすめ。, 高さが合っていないと、ペダルを上げた状態で膝が曲がりすぎてしまい、負担がかかってお尻の痛みの原因になります。さらに、ペダルを下げた状態で膝が伸びきらないと、ペダリング時のパワーロスにつながりますので、微調整してベストな高さを見つけてくださいね。, お尻の痛みにはサイクルパンツを見直すのも一手。衝撃をやわらげるパット入りのものもありますので、気になる方はチェックしてみましょう。, サドルの角度は、最初に地面と水平になるように調整するのがおすすめ。その後にいろいろ試して、ベストな角度に調整しましょう。, 乗っていて股間の痛みが気になるのであれば、前下がりに調整。前にズレてきてしまい姿勢が安定しないのであれば、前上がりに角度を調整すると良いでしょう。後部が反っているサドルは、股に当たる前部分を地面と水平になるように調整してみてください。, サドル角度は股間部分の痛みに関わるので、ベストなセッティングを見つけられれば、かなり快適に変わるはず。股間の痛みと姿勢の安定感の、ちょうど良いバランスでセッティングできるよう頑張りましょう。, サドルの前後位置の調整は、短距離やレースな位置を後ろめに、ロングライドであれば位置を前めにセッティングするのが◎。後ろに下げるほど姿勢が前傾姿勢になりやすく、前めにするほどアップライトなポジションでライディングできます。, サドルにまたがってハンドルを握り、ヒジを少し曲げて乗りやすい位置でいったん固定。前傾姿勢の角度とハンドルコントロールのしやすさを試しながら、自分にベストなポジションを見つけてくださいね。, ロードバイクに乗るなら、荷物をサドルに取り付けられるサドルバッグがあると便利。以下の記事で詳しく紹介していますので、合わせてチェックしてみてくださいね。, ロードバイク初心者のほぼ全員が体験するのが、お尻の痛み。すでに完成車に取り付けられているサドルは、乗る人の体格や骨格に必ずしも合っているとは限りません。, 現在使っているサドルの使用感に何らかのストレスを感じている方は、体格や走行距離などを考慮しながら、自分にぴったりのサドルを探してみてください!, 当サイトでは、JANコードをもとに、各ECサイトが提供しているAPIを使用して、各商品の価格の表示やリンクの生成を行っております。, そのため、掲載価格に変動がある場合や、JANコードの登録ミスなど情報が誤っている場合がありますので、最新価格や商品の詳細等については各販売店やメーカーに確認するようにお願いいたします。.