猫も人間と同じように、鼻炎になることがあります。猫の鼻炎は、猫の鼻の粘膜に炎症が起きた状態で、鼻水が出たりくしゃみをしたりするのが主な症状で、しっかり治療すれば治る病気です。しかし、鼻炎といっても重症化すると猫の命にかかわることもまれにあります。   2-2.咳が連続で続く、毎日咳き込む時は病院へ, 3-1.上部気道感染症(猫風邪) Copyright©2014 PetSmile Co., Ltd. ALL Rights Reserved.   1-3.鼻炎の原因③先天性のもの 猫も人と同じように咳をすることがありますが、人のように日常的に咳をすることはありません。同じ咳でも心配のいらない咳、病気が隠されている咳など、理由はさまざまです。毎日のように咳をする、連続して咳をするという場合は、病気の可能性もあります。 今回は、猫の鼻水の色やその原因について、詳しく解説したいと思います。, 鼻汁はその性状によって、漿液性(しょうえきせい)もしくは水様性、粘液性、膿性、血性に分類されます。, 色がなく透明で粘ばりが少なく水っぽい鼻水を漿液性鼻汁もしくは水様性鼻汁といい、アレルギー性鼻炎(猫では稀)や急性鼻炎の初期に見られるタイプの鼻水になります。, 粘りはあるけれど、色調は透明から薄く色がついた鼻水のことを粘液性鼻汁と言い、急性鼻炎からしばらく経った場合や、慢性副鼻腔炎でも細菌感染が軽い場合に見られます。, 細菌感染をおこしている時に見られるタイプの鼻水を膿性鼻汁と言い、黄色っぽく、粘りが強く、時に臭いを伴うこともあります。 治療としては、腫瘍の種類や発生している場所、進行度によって選択肢は異なりますが、抗癌剤の投与や放射線治療、外科手術を検討します。, 見られる鼻水の性状は漿液性〜膿性と様々で、色別に分類することはできませんが若いときからなかなか鼻水が治らない猫に多い病気に、鼻咽頭ポリープという病気があります。, 鼻咽頭ポリープとは、猫の鼓膜の内側(中耳・耳管)から発生した炎症によるしこりで、耳の中(外耳道)や鼻やノドの奥(鼻咽頭)にまでそのしこりが大きくなることで様々な症状を引き起こしてしまう病気です。 Fusobacterium、Porphyromonas、Bartonella henselaeなどの関与が疑われていますが、これらの感染が無くとも歯肉口内炎(尾側口内炎)になっている猫がみられます。. このウイルス性鼻炎は「猫風邪」と言われる日常的によく見られる病気で、発症初期はサラサラとした透明な鼻水(漿液性鼻汁)が見られ、数日程度経つとやや粘りが増して粘液性鼻汁へと変化します。 『猫が口呼吸をして苦しそうにしている』 『鼻からブーブー音がしている』 このような症状が見られた場合、 猫が鼻づまりを起こしている可能性があります。 鼻水が垂れていたり、 鼻くそがこびりついて … それらは病気の経過によっても変わってきますが、「変わってきた」と気付くこともまた大切な情報になるということを覚えていただければと思います。. 細菌の関与. 風邪をひいたときなどに起こる症状のひとつ、鼻水。鼻が詰まって苦しかったり、四六時中鼻水が出て集中できなかったり、地味ですが不快な症状ですよね。それは、猫だって同じ。猫もさまざまな理由から鼻水が出ることがあります。今回は、その原因や対処法について見てみましょう。 こういった症状がみられた場合は、すぐに動物病院で診てもらいましょう。, 軽度の毛球症であれば、毛球除去剤など薬を飲むことによって毛球症が治ることがありますが、症状がひどい場合は、外科手術も必要になる時もあります。, 猫にとって、毛づくろいはとても大切な習慣で、止めさせることはできません。飼い主さんが毛球症にならないように予防をしてあげましょう。, ●毎日こまめにブラッシングする 猫の口呼吸の原因は? 猫が口呼吸をする原因としては、 まず第一に挙げられるのが、 何らかの原因で 鼻呼吸ができない (しづらい) 、状況になっていること。 いわゆる猫カゼと呼ばれる ウイルスの呼吸器疾患(カリシや ヘルペス)などで鼻炎を発症し、 毎日のように連続して咳をするようであれば、病気の可能性があるので動物病院に行ったほうがいいでしょう。, 飼い主さんは、毎日猫が快適に過ごせるよう、生活スペースを作ってあげることも大切です。, ペットの専門店コジマに併設する動物病院。全国に14医院を展開。内科、外科、整形外科、外科手術、アニマルドッグ(健康診断)など、幅広くペットの診療を行っている。, 動物病院事業本部長である小椋功獣医師は、麻布大学獣医学部獣医学科卒で、現在は株式会社コジマ常務取締役も務める。小児内科、外科に関しては30年以上の経歴を持ち、幼齢動物の予防医療や店舗内での管理も自らの経験で手掛けている。 洗浄成分や除菌成分や防腐剤など化学薬品がすべて無添加なので、なめてしまっても、人に触れても大丈夫です。, ウイルスや細菌による鼻炎は、乾燥することで感染することが増えます。特に冬場は、空気清浄機を設置したり、加湿器で湿度を適度に保ったりして、室内の温度や湿度に気を配りましょう。, 多頭飼いしている場合には、鼻炎になっている猫は、症状がおさまって治るまでは、他の猫と隔離しておく必要があります。, 普段から猫にストレスがかからないような環境で過ごせるようにしておきましょう。十分に運動できる空間を作り、トイレや餌の場所を清潔にして、静かに過ごせる場所も作ってあげてください。, 猫にとって匂いは大切な感覚のひとつですので、鼻炎になることで、猫の生活がとても不便でつらいものになります。, 定期的なワクチン摂取や環境を清潔に保つことで、猫の鼻炎を予防するようにしましょう。また、ウイルスや細菌を繁殖させないように、部屋の温度や湿度に気をつけてください。, もし鼻炎になっても、放置せずに早めに動物病院へ連れていくことで、軽度のうちに治療をして治すことも可能です。 今まで4匹の猫と過ごしてきました。現在は2匹の猫と楽しく過ごす毎日です。 原因は、ウイルス性鼻気管炎、カリシウイルス、クラミジアなどのウイルスや細菌による病気が関係していることが多いようです。, 喘息は、アレルギーを引き起こす原因物質などが気管支を収縮させてしまい、咳や呼吸困難などの症状がでる病気です。喘息は発作的に起こり、悪化して発作が重度になると命に関わる病気です。, トキソプラズマ症は、トキソプラズマという寄生虫が猫に感染して起こる病気です。咳や息が荒い、嘔吐や発熱などの症状がでます。, 心筋症は、心臓の筋肉が薄くなったり、厚くなったりするなどの異常が起こり、心臓の動きが弱くなってしまう病気です。   3-6.巨大食道症 毛球症を予防するためには、まずこまめにブラッシングをしてあげましょう。抜け毛を飲み込まないように取り除いてあげることで、毛球症の予防になります。被毛の長い猫は毛量が多いので、特に毎日丁寧にブラッシングをしてあげましょう。, また、換毛期の春と秋の季節は、抜け毛がとても増えます。普段よりもブラッシングの回数を増やしてあげてください。, ブラッシングをするだけで、とても多くの抜け毛があるかよくわかります。ブラッシングした抜け毛が猫の体の中に入ると思うととても怖いことです。毛球症になる猫は少なくはありません。, 手にはめてナデナデする、ふれあいミトンブラシ。 多くの場合、発症から1〜2週間程度で自然治癒します。, 黄色鼻水は膿性鼻汁に分類されるため、細菌感染が起こっていると考えられます。 慢性副鼻腔炎や歯の炎症が原因で起こる鼻炎の鼻水は膿性であることが多いです。, 血の混じった鼻水のことで、外傷時や、歯の炎症が原因で起こる鼻炎、真菌(カビ)が感染した鼻炎や悪性腫瘍で見られることがあります。, どんな色の鼻水が出ているかは、原因となっている病気を突きとめる上で重要な情報ではありますが、実は同じ病気の中でも鼻水の色や粘りが変化するということはよくあります。 猫が一つのことに夢中になりすぎて https://pets-kojima.com/hospital/, 猫を飼いはじめて20年。完全な猫派です。   5-2.鼻炎の対策法②猫を室内飼いにする   3-2.喘息   1-2.鼻炎の原因②寄生虫 //