眠れなかったり、イライラしたり、集中力が低下するなどの症状が続きます。, 幻覚や妄想など不思議な体験をするので、自分の中で何かが変だと感じながらも、自分が病気だと思えず、他人から見ておかしな行動をすることがあります。また、周りの出来事に敏感になり、不安や緊張を強く感じたりします。, 幻覚や妄想などの目立った症状は少なくなりますが、元気がなくなったり、やる気が起こらなくなったりします。 2016 All Rights Reserved. 妄想型統合失調症 統合失調症の治療法には薬物療法、精神療法、作業療法、 認知行動療法などがあります。 細かく挙げるとこれら以外にもありますが、 主に重要なのはこの中の薬物療法が統合失調症の治療には欠かせま せん。 こんにちは、ウッチーです。「統合失調症って放っておくとどうなるの?」と、こんな風な質問をされることがあります。結論からお話しすると、「統合失調症は放置すると症状が悪化する」これに尽きます。統合失調症は、風邪などと違うので、自然治癒する病気ではありません。 統合失調症を寛解することができれば、一般的な社会生活を送ることができるようになります。 私は統合失調症疾患を持っていますがもう治らないと医師から言われています。薬だけの治療では無理があるようです。もう30年間病気との付き合いです。眠剤もないと眠れません。治したいです。治らないことはないよ。何を言っているのか。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 統合失調症の急性期という期間の状態の患者さんは、陽性症状(妄想や幻覚、幻聴等)が非常に強い事が多く、この陽性症状に支配され自身をコントロールできない状態になると、リミッターが外れた状態で暴れる事もあります。, 精神科で勤めていると、特に急性期病棟で勤務していると、このような状態の患者さんと対面する事は珍しい事ではありません。, 勘違いしないでほしいのですが、急性期の統合失調症の患者さん全員が暴れる訳ではありませんが、やはり攻撃性が強く見られる事が多くあります。, 攻撃的な言動が見られる時は、看護師であろうと、統合失調症を患っている患者さんの家族であろうと、対応や観察には注意しなければなりませんね。, これら全てに言える事ですが、物に当たったり、攻撃的な態度で収まるといいのですが、時には暴力に発展する事もあります。, 精神科の現場では、患者さんからの暴力に対応する事もありますので、対応には厳重な注意が必要となってきます。, 妄想というのは、本来であればあるはずない、ありえない事を現実と思う、思い込むといった状態です。, 私になにか嫌がらせや騙そうとしたりしているといった妄想や、こいつは敵だ等といった幻聴をイメージさせる言動が現場ではよく見られますね。, 統合失調症の方からすると、妄想や幻覚、幻聴の内容は現実であると思い込んでいる状態で、この妄想や幻覚を否定される事を凄く嫌います。, なので、統合失調症の妄想や幻覚は「そんなはずはない」等と否定から入る事はやめましょう。, 否定から入ると統合失調症の患者さんは、なんで分かってくれないんだと攻撃的なスイッチが入る事もしばしば見られます。, 統合失調症の攻撃性の上がり方は徐々に上がっていく傾向にあり、否定否定と続くと暴力に至る事もあります。, 精神科では、攻撃的な患者さんは隔離室に入室する事がほとんどなので、隔離室には看護師一人では入室しないという決まりがほとんどの精神科であります。, 隔離室以外でも攻撃的になりうる可能性のある患者さんには看護師複数名で対応するようにしましょう。, 家庭で攻撃的になったり暴力を振るうような状態になった時には、かかりつけの病院や、暴力にいたった場合には警察に通報するようにしましょう。, 統合失調症の急性期の方が暴れるといった症状になると大人一人で制止する事は極めて困難です。, 急性期=暴れるではなく、その前の対応によっては、暴力に至らずに済む事も多々あります。. Copyright© (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 医療機関で統合失調症の治療を行う場合には、医学的な治療と併用して、リハビリの方法がとられます。, リハビリによって、失われた脳の機能の大きな部分を回復することができるようになります。, リハビリの効果が出てくるまでの時間には個人差がありますので、気長に行っていく覚悟は必要になってきます。, 統合失調症の治療のプロセスにおいて医学的な治療に効果は比較的短時間で現れてくるのでそれほど大きな問題になることはないのですが、リハビリの効果が現れてくるのは場合によっては長い時間となってしまうことがあります。, ご家族や親しい友人からの心からの励ましは患者さんの寛解にとって大きな意味を持ってきます。, 周囲の人は統合失調症の患者さんの心の苦しみを十分理解した上で支えてあげる気持ちが必要になります。, - あなたは精神科にどんなイメージを持っていますか?怖い・暗い・危険?世間でのイメージはどっちかというとネガティブなイメージが大きいかもしれませんね。でも実はそんな事はないんです。このサイトでは、実は精神科はこんな所というのを紹介しています。精神疾患や認知症を患っている方には看護師がどういう思いで働いて、接しているのかを感じて頂ければと願います。. 突然ですが、リミッターが外れた状態で暴れている人の相手をしたことってありますか? 破瓜型統合失調症 統合失調症の治療 サポート, 完治, 日常生活, 治らない, 治る, 治療, 統合失調症, うつ病の人への接し方で、言ってはいけない禁句のような言葉はやっぱりあると思います …, うつ病の人の睡眠時間は、短いと長い場合を比べてどちらが危険なのでしょうか? うつ …, うつ病の人で、不眠など睡眠関連で悩まされている場合は非常に多いです。 私自身も、 …, うつ病の診断基準として、有名なガイドラインにDSM-5があります。 これによって …, 職場にうつ病の同僚いる場合、その接し方に迷ってしまうことも多いのではないでしょう …. 脳が何らかのストレスによって、集団ストーカー妄想を見る。薬物やめた人の禁断症状が似ているように、脳はストレスによって似たような幻覚を見る。, 統合失調症の幻覚や幻聴は、隠れた心の声だと言われる。だから、わきあがってくる妄想や幻聴は、自分が知らないことを言ってきたりはしない。全部自分の中にある声が聞こえてくるのだ。, 統合失調症は、古代ギリシア時代からその存在が知られている。昔は精神分裂病と呼んだ。100人に1人の割合でなる。誰にでも突如襲う、前触れのない病。ある意味、本人に罪はない病。, 私は、統合失調症の暮らしを世間に知ってもらいたいとかも思っていない。世間は、統合失調症が怖い病気だということを十分認識していると思う。, 最も恐ろしいのは、狂って死ぬことと、他人に危害を加えてしまうこと。私の親友は、素人目に見ても統合失調症なのに、うつと診断されてうつ病の薬を飲み続けた。私は病気じゃない、病院に連れて行った姉が悪い、製薬会社の陰謀だ、私は精神医療の被害者、告発する、と薄気味悪い日記をひたすら書き続け、看護師に破かれては発狂し、1000人の入院患者を3人の医者で回している商売系精神病院に長期入院していた。結局、発狂して精神病院の中で頭を打って死んだ。, 障害者センターで知り合ったおじさんは、なんかの親方をやっているときに発症し、顧客の熊谷組に突っ込んでいって大暴れして病院に連れて行かれたと言っていた。拘束されて、筋肉が落ちる注射と薬を飲まされて、数ヶ月、ベッドに拘束の刑に処されたと言っていた。そのおじさんは、今でも薬を飲んでいない。退院するとき医者が、「あなたは病気じゃない。暴れるから拘束しただけ」と言ったらしいので、薬は捨てているのだそうだ。ボクサーで攻撃的で統合失調症の人間が薬を飲んでいないまま放置されている。非常に危険な状態。いまは夕方、ボクシングのトレーナーの仕事をしている。役所には申告していない。生活保護なので不正受給だ。薬も飲んでいない。, 統合失調症のペルー人が、幻覚を見て罪のない一般人を殺しまくった事件もあった。遺族のお父さんは、奥さんも娘さんも殺されて、ひとりぼっちになってしまった。, 誰も幸せにしない、恐ろしい病、統合失調症。世間は十分、おっかない病だと認識していると思う。てんかんの人が車に乗るのと同じぐらい、統合失調症が薬を飲まないのは危ない。, でも、福祉は手厚い。年金は比較的すぐ降りるし、私は医療費も格安だ。私は医療費が安いだからといってあちこちの病院をはしごするような人間ではないので、精神科しか使っていないが。, 一生治らないけれど、一生、国も見放さないので、福祉の支援を受けながら幸せに暮らすこともできる。薬を飲み忘れずに、自分の命を危険に晒さずに、他人を傷つけないように正しく発狂していれば。, これさえ飲んでいれば、あまりおかしな幻も見ないし、平和だ。私は発症した時、殺されると思い込んで精神科に入院したが、閉鎖病棟に入ってすぐ、医者が「これ飲んでみて」と持ってきたのがインヴェガ。無味無臭の、副作用もない、きいてるんだかきいてないんだかわからない薬。でも、インヴェガを毎日飲んでいると、退院したら平穏が待っていた。集団ストーカーから開放されて、私は幸せな人生を取り戻した。退院してからずっと、幸せなことばかり起こる。, これから先、新しい薬が開発されて、もっともっと、幸せに生きられるかもしれない。今は、集団ストーカー妄想から開放されて、それだけで生きてる実感を得られる。, 集団ストーカー妄想というのは、自分以外の人たちが結託して、自分の命を狙っているという風な想像に襲われる状態。黒い服の人が・・・GPSが・・・宅配の人が・・・みんな言う。はたから聞いたら、そんなわけないのだが、本人にとっては真実の、辛い状態。, でもそれは、薬で治る。インヴェガがみんなにきくとは限らないけれど、少なくとも私には最高の薬だ。こないだみたいに飲み忘れないようにしたい。退院してから、カレンダーにバツをつけて、薬をちゃんと管理している。これからは、毎朝最初に薬を飲むぞ。仕事より前に必ず。, 言い切っても良い。集団ストーカーは、すべて幻覚。でもその幻覚の中でも、私の命を狙わない人が3人いた。父と母と弟だ。パートナーのことすら信じられなくなっていた幻覚の中で、この3人だけが私の味方だった。私は心から家族を愛しているし、愛されて育ったのだと実感した。それだけでも、病から得るものはあったのだと信じたい。, 私は医者じゃありませんが、自分なりに考えた具合が良くなる方法や、病院との付き合い方、社会との付き合い方を情報発信していこうと考えています。, 一般向けも当事者向けもあれこれありますので、ぜひぜひ、当事者もそうでない方も、ゆっくり読んでいってくださいね。, ▼広告ポリシー