それアメリカの憲法の精神やない? ... 格差があっても他国に比べたら良い生活出来てるから ... なんj. 「誌面ビューアー」は、紙の雑誌と同じレイアウトで記事を読むための機能です。ウェブブラウザーで読みやすいようにレイアウトされた通常の電子版画面とは異なり、誌面ビューアーでは雑誌ならではのビジュアルなレイアウトでご覧いただけます。スマートフォン、タブレットの場合は専用アプリをご利用ください。 詳細を読む, 「クリップ機能」は、また読みたいと思った記事や、後からじっくり読みたいお気に入りの記事を保存する機能です。クリップした記事は、メニューから「マイページ」を開き「クリップ」を選ぶと一覧で表示されます。 詳細を読む, 日経ビジネス電子版では、閲覧を制限している状態を「鍵が掛かっている」と表現しています。有料会員としてログインすると、鍵の有無にかかわらず全ての記事を閲覧できます。登録会員(無料)でも、月に一定本数、鍵付き記事をお読みいただけます。 詳細を読む, 記事の内容やRaiseの議論に対して、意見や見解をコメントとして書き込むことができます。記事の下部に表示されるコメント欄に書き込むとすぐに自分のコメントが表示されます。コメントに対して「返信」したり、「いいね」したりすることもできます。 詳細を読む, 記事末尾の「投票」ボタンを押すことで、その記事が参考になったかどうかを投票する機能です。投票できるのは1記事につき1回のみ。投票の結果はすぐに反映され、トップページの記事リストなどにも表示されます。評価の高い記事を選んで読むといった使い方ができます。 詳細を読む, 「この連載の続きが読みたい」「この議論の展開を見届けたい」と思った時に便利な機能です。「連載をフォロー」「シリーズをフォロー」は、その連載の新着記事が配信された際に、「議論をフォロー」は、その議論に新しいコメントがついた際に通知されます。 詳細を読む, 優れた戦略立案は確かな情報源から。 1953年、横浜生まれ。神奈川県出身。大学卒業後は商社、メーカー勤務を経て2013年定年退職。2014年春から海外放浪生活を始める。放浪歴は地中海、韓国、インドシナ半島、インドネシア、サンチアゴ巡礼など。サラリーマン時代は主として海外業務に従事。ニューヨーク、テヘラン、北京にて海外駐在を経験。身長170センチ、57キロ。獅子座。A型。現在2人のご子息は独立し、夫人との2人暮らし。孫1人。, 5月11日(水)。サンディエゴから途中寄り道しながらインターステートハイウェイ8号線を東に走る。メキシコ国境近くの砂漠地帯を延々と走る。たまに砂漠の真ん中にカジノがある。平日の昼間なのにカジノの駐車場には数百台近い車が停まっている。, さらに東進して砂漠の小さなオアシスになっているハイウェイの休憩所で給油&トイレを済ます。休憩所の掲示板に何やら子供の顔写真が並んでいるポスターが貼られている。誘拐された子供たちの顔写真であり情報提供者には謝礼を支払うと書いてある。, 中年のメキシコ系の女性が「酷いことだわ」(awful!)と顔をしかめた。毎年平均して6人くらいの子供が行方不明になっている。主に貧しいヒスパニック、メキシコ系、黒人の子供たちが誘拐されているという。背後には国際的人身売買のシンジケートが暗躍しているという。, 5月11日(水)。午後3時頃El Centroの町に到着。この町は昔メキシコとの交易で栄えたらしく中心部の旧市街と思われる一帯には古いホテルや昔の店舗が並んでいるがよく見ると大半は無人で廃墟と化している。現在ではハイウェイと旧道が交差するあたりにモーテル、スーパー、ガソリンスタンドなどが営業しているだけである。, 旧市街でやっと見つけた比較的大きな三階建ての古いホテルに入った。石造りの立派な建物であり外部から判断すると昔は高級ホテルであったと思われる。, 重い木製の回転ドアを押して中に入るとなにか食べ物が腐ったような不快な臭気が漂っている。用事があれば2階へ行けと張り紙がある。2階の廊下の両側に部屋が並んでいるが廊下はゴミが散乱している。西日をうけて通気性の悪い建物の内部は淀んだ空気が充満。, ランニングシャツをだらしなく来た管理人とおぼしき中年男がソファで寝転んでテレビを見ている。「部屋は全てシングルでエアコンはなく扇風機のみ。トイレ・シャワーは共同。それで一日27ドル」とのご託宣。, 念のため部屋を見せてもらうと紺色の不潔そうなシーツが掛けられ中央部が凹んだベッドに年代物のテレビと扇風機があるだけだ。それでもけっこう宿泊客がいるようでテレビの音や話し声がする。, 管理人の話ではメキシコ人の労務者ばかりだという。メキシコから流れてきて安定した仕事が見つかるまでこのホテルに滞在する。二週間以上の長期滞在者には割引を適用。毎朝マイクロバスが来て宿泊者をピックアップして近くの農園や道路工事現場などに連れて行くという。メキシコからの違法移民労働者を受け入れる木賃宿なのだ。, 5月14日(土)。カリフォルニア州南部の砂漠地帯の真ん中に位置する湖“Salton Sea”沿岸をドライブ。“砂漠の砂浜”(Desert Beach)という集落に立ち寄る。雑貨屋、食堂兼酒場、ランドリー、モーテルが一軒ずつ並んでいるだけの限界集落だ。, ビーチ沿いには別荘や住宅が十数軒並んでおり比較的生活に余裕のある人々も住んでいるらしい。目立つ場所に“Trump make America great again”とトランプ支持のプラカードが貼ってある住宅が数軒ある。, 砂浜では十数人が魚釣りをしている。中年白人男性が多いが、3人のアジア系中年がいた。3人はロサンゼルスの郊外に住んでおり年に数回泊りがけでこの湖に釣りに来るという。, 彼らはベトナム戦争後に米国に逃れた旧サイゴン出身の南ベトナム系の移民であった。合法的移民として移住してきて米国市民権を獲得し税金も納めてきた。従ってトランプ氏の指摘する非合法移民ではないが人種・文化・宗教の多様性に対して否定的でマイノリティーを排除するトランプ氏には断固反対だと力説。, 彼らによるとカリフォルニア州を中心にベトナム系移民は200万人もいるという。3人のなかの1人は今年51歳になりリタイヤしたという。彼は子供の頃一家で米国に移住。高校卒業後働き始め、結婚して子供が出来てからは子供の教育資金を賄うために過去20年間昼間の仕事の他に夜間のパートタイムをするというdouble job生活を続けてきた。, 子供も独立したので仕事を辞めたという。彼の生き方は成功するアジア系移民の経歴の典型ではないか。貧しい移民として米国に辿り着き、勤勉に働いて子供に高等教育を受けさせる。そして子供の世代で米国の中流階級入りをするというパターンである。, 逆の見方をすれば20年間昼夜二つの仕事を掛け持ちして働くという超人的な努力をしなければ貧困の連鎖を断ち切れないというのが超格差社会アメリカの現実なのだ。, トランプ政権は国際社会との協調を拒み、中国との対立を激化させ、国内でも「分断」を深めた。 どちらが大統領の座に就こうとも、混迷を極めるなかの多難な船出となることは間違いない。 新たな時代に米国はもちろん、新政権の日本はどのような舵取りをす…, 空気が澄み、旅への憧れが高まる秋── 古都で紅葉見物はいかがですか? 奈良では、豊かな自然が見事に色づき、大きな伽藍をもった寺や神社を巡れば、穏やかな仏像を拝することができます。 京都へゆけば、数々の名庭が、赤や黄、紫もみじで彩られること…, 指針なき混迷のポストコロナ時代に求められるリーダーの資質とは?――「近代化の父」渋沢栄一の不朽の古典が、読みやすい「超約」スタイルでいま蘇る!, カリフォルニア南部のMAKE AMERICA GREAT AGAINのトランプ氏支持ポスターを掲げた邸宅, ‹Copyright © 1997-2020 Wedge All Rights Reserved.›, 新刊書籍『総統とわたしー「アジアの哲人」李登輝の一番近くにいた日本人秘書の8年間』. 在日中国人さん、日本に再入国できなくなる . 「営業8人をクビにします」, 「で、でも〜! 窓際族の中に、昔すごく頑張って会社に貢献した人がいたとしたらどうですか? 今の会社があるのはその人のおかげかも……」, 「過去に貢献してくれた人だとしても、いま仕事をしないなら、会社にいる意味がないという考え方です。そのかわり、過去に貢献した人には、その当時にきっちり大きな報酬を払っているはず。そういう社会なんです」, 「本当です。……が、イコール『仕事をしない』というわけでもないです。だいたい家に帰ってからも仕事してましたよ」, 「アメリカ人、めっちゃ仕事しますよ! 帰って家族でご飯を食べたりして、それから仕事の続きをします」, 「あと、管理職とかアッパークラスの人は残業しますね。管理職になれるような人って、とことん仕事する人なので。つまり、仕事をする人が出世できる仕組みになってるんです」, 「全員が働きまくるわけではないですよ、自分に任された仕事以外はとことんやらないという人も多いです。一度、現地の部下に『もっと頑張ったら昇給するよ』と伝えた時、『昇給なんていいから早く帰らせてくれ』と言われたこともあります」, 「頑張る人はお金とか能力を発揮するために働くし、頑張らない人は家族との時間やゆとりのために働く。どちらにしても、会社に対する帰属意識やサービス精神は、あんまりないですね」, 「そもそも、アメリカ社会全体に『意味なく頑張る』って概念がないです。仕事がないのに残業したりしないし、大雪だと絶対出社しない。停電したら即『仕事できないから帰りま~す!』ですよ」, 「それに関しては羨ましいな。日本だと『意味がなくても頑張ってるフリをしなきゃいけない』っていう文化がありますよね、大雪だけど無理して出社して帰宅難民になったり」, 「そうですね。アメリカでは有給も当たり前に消化できますし、権利を使わないまま失くす、ってことがありません。意味があるなら全力でやるし、意味がないなら絶対やらない」, 「日本とアメリカの違いで言うと、アメリカでは交通費が基本的に出ない、というのがありますね。遠くに住むのは個人の勝手なので、それを会社がどうにかしてやる理由は無いっていう」, 「ええ~!? でも会社って大体オフィス街にあるから、近くに住もうと思ったら家賃高いじゃないですか!」, 「でも、ある二人の社員がまったく同じ能力だとして、住んでいる場所が違うからという理由で待遇を変えるのはおかしいじゃないですか。あと、法律的には育休もないです」, 「国としては、子供がいる・いないは個人の勝手じゃんって考えなんでしょうね。まあ、それもフェア……なんですかね」, 「アメリカって働き手を守る法律があんまりないんですよ。大きい会社なら、育休などしっかり社員を守る制度を作れますが、中小企業は待遇が整ってないところも多いです」, 「ただ、アメリカは性別や年齢に対してもフェアなので、老若男女問わず働きやすいですよ。会社の重役でも男女は関係ないですし、履歴書には年齢・性別・写真は掲載せず書類審査をします。差別はかなり厳しくバッシングされます」, 「あと、大きい会社なら育休もあるという話をしましたが、そういう会社では育休からの復帰もしやすいです。アメリカには専業主婦文化は残っておらず、共働きがスタンダードなので、女性が働くのは当たり前。すなわち、育休して復帰するのも当たり前なんですね」, 「は~。日本だと育休からの復帰が難しい会社も多いし、職歴に穴があるとなんだかんだ言われますよね。これは、羨ましいと感じる日本の女性は多そうだなぁ」, 「フェアなことや合理的なことって、アメリカが色んな人種や民族で構成されてるからっていうのはありますか?」, 「あるでしょうね。みんなが違って当たり前だと考えられている。だから、『部下を叱る』って文化もないんですよ。他人は変えられないから叱っても意味がないって思想が根っこにある。だからすぐクビにしちゃう」, 「あと『育てる』ってこともないですよね。最初から出来ないやつには任せない。僕がいた会社の同僚なんかは、仕事で使うソフトの使い方をYoutubeで学んでました(笑)」, 「そうですね。自分で動いて勉強して努力するってことを、できる人とできない人がいますから。できない人にとっては、めちゃめちゃ良いシステムだと思いますよ」, 「ここまで聞いてしみじみ思うんですが、アメリカの働き方って……『仕事できる人にとっては天国』だけど、『仕事できない人にとっては超大変』じゃん……!」, 「おっしゃる通りです。良い会社に入社できて、実力があって、すごいポストに就ける人にとっては、かなり良い社会だと思います。良い会社には良い保険があって、良い待遇が受けられますから」