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(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); これから自作PCの本格水冷に挑戦してみたい人向けの入門ノウハウ「自作PC 初めての本格水冷ガイド」シリーズ、第4弾になります!前回までで「仕組みとパーツの役割」「導入前の確認ポイント」「パーツ選びのポイント」と作成前に必要なノウハウをご紹介しました。今回はPVCチューブでループを構築する際の作業手順や注意点などをご紹介しようと思います。, クーラントを注水する際、PCを起動させずに水冷ポンプのみ動作させるときに使用します。ドライブ用 AC電源で検索すると出てきますが、4ピン時代のHDDは絶滅したので、この手のサプライ用品も減ってきています。2019年10月時点で「UD-505SA」「UD-301S」が1200円~ほどで購入できます。, 新品パーツでも加工時のカスや油分などが付着していることがあるため、フィッティングとチューブは中性洗剤(食器洗い用など)や40℃程度の温水で洗うのが効果的です。水枕、ラジエータ、ポンプはチューブをフィッティングで連結して直接蛇口にチューブを付けて、温水を流し込んで洗います。通常の蛇口は内径(ID)1/2″のチューブが入るので、洗浄用に1/2″x3/4″チューブとIN、OUT連結用に1/2″x3/4″コンプレッションフィッティングを2つ購入しておくと良いです。ID1/2″が入るような蛇口がない場合、以下手順④~⑦を行って、水枕、ラジエータ、ポンプをチューブとフィッティングで一時的なバラックループを作り、ペリフェラル4ピン AC電源で温水を10分ほど循環 x2セット程度行ってください。お風呂場付近でバラックループを作ると排水が楽です。ペリフェラル4ピン AC電源やポンプの電源ケーブルを濡らしてショートさせないよう注意してください。手間や簡易ループ用に別途コストがかかるので、省略する人もいますが、綺麗な状態を長く保ちたいのであれば洗浄するのがオススメです。不純物が多いと電蝕の進行が早まり、溶けた銅イオンと汚れが反応して青水現象(青くゲル化)が発生したりすることもあります。こうなるとさらに電蝕の進行が早くなり悪循環に入ります。汚れてからでは手遅れ(特に酸化による錆びは普通に洗浄しても落ちない)なことが多いので、いかに綺麗な状態をキープし続けられるかが水冷パーツの寿命に繋がります。, 各装置を設置します。経路の順番はあらかじめ考えてあると思いますが、第1弾の記事で理想的なループ順を紹介しているので、もしまだ経路に悩んでいるのであれば参考にしてみて下さい。, 自作PC 初めての本格水冷ガイド① 仕組みとパーツの役割 - 理想的なループのパーツ順, 測定した長さに合わせてチューブをカットします。切断面が斜めにならないよう注意しましょう。, コンプレッションフィッティングのG1/4オスネジ側を各装置のG1/4メスネジへ連結します。PVCチューブは柔らかいのである程度自由な曲げが可能ですが、経路潰れが起きる過度な曲げはNGです。(最悪クーラントが流れなくなる場合もあります), 小さなコーナーR(半径)で曲げが必要な場合、アングルフィッティングを組み合わせましょう。, メンテナンスでクーラントを排水し易くなるので、ドレン用のボールバルブやフィルポートを追加するのがオススメ。, ひととおり連結が終わったら、各フィッティングにゆるみがないか最終チェックを忘れずに行いましょう。, クーラントを注水する前に、リーク対策としてペーパータオルや布タオルでPCパーツを覆っておきます。, ペリフェラル4ピン AC電源をポンプの電源ケーブルにつなぎ、以下1~4をクーラントが循環するまで繰り返します。1.リザーバにクーラントを注水する2.AC電源をONにしてポンプを回しクーラントを流す3.リザーバが空になったらOFFにしてポンプを止める4.クーラントのリークがないか確認するフタを開けたままポンプを回すと吹きこぼれることもあるので注意。, クーラントが循環し出したらポンプを回しっぱなしにして、リークがないかしばらく観察します。装置とG1/4ネジ連結部分が特にリークし易いため注意してください。, リークがあった場合はすぐにポンプを止めて、ペーパータオルなどで拭き取り、フィッティングを締め直してください。, 経路内にエア(空気)が残っているとポンプがエアを噛んで流速が低下したり、水枕やラジエータにエアがたまっているとそこをクーラントが通れません。いずれも冷却力がごくわずかに低下するくらいでさほど影響ありませんが、問題は内圧です。空気は温まると膨張するため、内圧が上がってリークしたり、樹脂系パーツにひびが入ったりします。そこで、クーラントが循環したからといってすぐにPC電源を入れず、半日ほどリークテストを兼ねて循環させたまま放置しておくと、エアも次第にリザーバへ移動して抜けます。(リザーバの天井口を少し開けておくと良い)どうしても急いでエア抜きしたい場合はPCケースを傾けたり揺らしたりすることで隅のエアを移動させ抜けやすくすることができます。あまり強く揺らすとチューブがフィッティングから抜けたりする危険もあるので注意してください。, 半日ほどリークテストとエア抜きを終えたら完成です。ポンプの電源ケーブルをPCの電源ユニットへ繋ぎ替えるの忘れずに。, いかがでしたでしょうか。PVCチューブでの本格水冷は必要な工具が少なく、柔軟性から経路の組み立てもし易いので、初めての本格水冷や、冷却力とメンテナンス性を両立したい人にオススメとなります。この記事がこれから本格水冷を始める方の少しでも役に立ったら幸いです。次回は本格水冷で必要なメンテナンスをご紹介しようと思います!, ・自作PC 本格水冷ガイド ExtraⅢ ラジエータファン Push? or Pull?, ・自作PC 本格水冷ガイド ExtraⅤ ファン、ポンプの回転数で冷却力はどれくらい変わる?.
且つ安価な方法かもしれません。, 難しい事はありません、ホースとホースニップルの境界に光を当てて、状態を見るだけです。
フィルターの設置されていない冷却水経路だったりすると、この構造物にゴミが溜まり詰まってしまうことにもなります。 スポンサーリンク
でも、pcに水だけ使うのはキケンだよナ 使っているパーツが銅オンリーならまだいいが、アルミが混じってると電蝕の可能性が高くなる ウチのコもThermaltakeのキットだからラジがアルミだったのョ、ぜんぜん冷えないのでスグに換えたがナ (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
設備や、ランニングコストの面で現実的でなかったりします。 水冷pc 電蝕について 2009/05/23 01:18 細かい原理まで説明すると理解しにくくなるので・・・というより書くのが大変になるのでw、簡単にPC水冷に限定して説明します。 <電食(電蝕)> 『電気が食う』、もしくは『電気が蝕む』 と書いて 電食(電蝕)ですが、 「え?何のことかさっぱり!というのが電食の印象だと思います。
これから自作pcの本格水冷に挑戦してみたい人向けの入門ノウハウ「自作pc 初めての本格水冷ガイド」シリーズ、第4弾になります!前回までで「仕組みとパーツの役割」「導入前の確認ポイント」「パーツ選びのポイント」と作成前に必要なノウハウをご紹介しました。 他には、下図のように餌(コロージョンターゲット)を付けてやる方法というのもあります。, ホースニップルと同電位にした金属棒(SUSか真鍮が良いと思います)をホースニップルより長めにセットし、 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); みかんをモリモリ食べつつ大好きな自作PCをModdingしたり、PCでゲームしたりな日々を過ごしてます。主に自作PC関連で役立ちそうなことや製品レビュー等を記事にしていきます。記事の訂正依頼、ご質問、お仕事の依頼など、なんでもお気軽にコメント、メール、リンクの問い合わせフォームからご連絡ください。めーる:tangerinelion.pc@gmail.com[@を半角直し]良ければ読者登録、Twitterフォローもお待ちしています!, みかんをモリモリ食べつつ大好きな自作PCをModdingしたり、PCでゲームしたりな日々を過ごしてます。, 自作PC 本格水冷ガイド ExtraⅤ ファン、ポンプの回転数で冷却力はどれくらい変わる?, 旬組み!2020「10900K + ASRock Z490 AQUA 本格水冷OCチェックよ!」.
『電気が食う』、もしくは『電気が蝕む』 と書いて 電食(電蝕)ですが、
突然の事故に見舞われないようにするためにも、日常、月例点検で監視を行い回避する方法が一番 現実的 電子管のジャケットにも電圧がかかっているため、ここを流れていく冷却水にも青い線の様に電流が流れてしまうわけなのです。 細かい原理まで説明すると理解しにくくなるので・・・というより書くのが大変になるのでw、簡単にPC水冷に限定して説明します。さらに突っ込んで知りたい方は検索サイトなどで捜してみると良いでしょう。 電蝕は同じ配管内に2種類上の金属があると発生しやすい現象です。電蝕が起きるとどうなるか? 金属が冷却水に溶け出して、冷却水に濁りが発生します。 そのまま進行するとパーツが破損し最悪漏水に至ります。 例えば、アルミのラジエータと銅製のCPUブロックを使用した場合、ラジエーターが溶けだす現象です。 原理的にはレモン電池と同じ作用が発生して起こるわけですが、これにはルールがあります。 -------------------------------------------------ルールその1「イオン化傾向が大きい金属の方から溶ける」 以下に挙げる金属は、上の物ほどイオン化傾向が大きくなります Al(アルミ) Zn(亜鉛) Fe(鉄) Sn(錫) Pb(鉛) SUS(ステンレス、合金なので配合で変わってくる) Cu(銅) この中でアルミはイオン化傾向がもっと大きいので、真っ先に溶け出します。 イオン化傾向が同じであれば発生しないので、例えばラジエーターも水枕も全部を銅製にしてしまえば発生しないと言うことになります。 -------------------------------------------------ルールその2「イオン化傾向の差が大きい金属同士では進行が早い」 上記の表で言えば、銅とアルミの相性は最悪と言うことになります。 逆に銅とステンレスでは発生しにくいと言うことになります。 -------------------------------------------------ルールその3「電気的に接触すると起きる」 PC水冷の場合、この電気的接触は冷却水を通して発生します。 つまり電気を通しにくい冷却水を使えば発生を抑える事が出来ます。 防電蝕製、絶縁性をウリにした冷却水もあるので、そういうものを選ぶと良いでしょう。ただし、時間の経過と共に効果が失われるので定期的な交換が必要です。(価格的にも導入しやすい対処法でしょう) また冷却水と金属の接触面を減らせば、発生の度合いも減るのですが、そうなると熱交換を妨げてしまい、PC水冷では現実的な対策とは言えなくなります。これは塗装等の被膜でも同じですね。 メッキを施すことである程度抑える事が出来ますが、メッキ自体も金属である為完全ではありませんし、メッキの種類によっては逆効果にもなります。 と、さらっと書いてみましたが解り難かったかな?(^^.