Translation of contracts and other legal documents. Please direct general inquiries to [email protected] 特定商取引法, 幼少時代を英国ロンドンと米国サンフランシスコにて過ごす(現地校で一学年飛び級。英検1級(15歳)、国連英検A級、TOEFL653点、TOEIC975点、ケンブリッジ英検CPE、第32回高松宮杯争奪全国学生英語弁論大会準優勝, )。渋谷幕張中学校・高校卒業。東京大学法学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科修了(法学修士、基礎法学・英米法専攻)、米国テンプル大学ロースクール修了(LLM、優秀な成績 卒業時GPA3.88)。東京の法律事務所においてパラリーガルとして主に契約書等の法律文書の翻訳(日英・英日)に従事。日本翻訳者協会法律翻訳分科会(JATLAW)運営委員会委員。, https://www.sankei.com/life/news/200419/lif2004190018-n1.html, https://www.nikkei.com/article/DGKKZO58862410Y0A500C2MY6000/. ただ、翻訳対象文書である日本語の構造や意味を正確に理解し、読み解く能力が高いという点からは、日本人であっても(また帰国生とかでなくとも)、高いクオリティで和文英訳もできるでしょう。, 確かに、英文として自然な表現を駆使すべき場合には、外国人トランスレーターや外国人弁護士が助けになります。気持ちのこもったレターなどの自然な英文が好まれる文書のように、英語ネイティブの外国人のほうが適している英訳業務もあります。しかし、法律翻訳の経験を積んでいない外国人であれば、たとえ英語ネイティブであっても、あまり関係はないと思います。, また、和文英訳を担当するような外国人については、教養のある英語能力を駆使できるとともに、日本語能力も高いことが大前提となります(日本語能力試験(JLPT)N1を取得している人も多いです)。実際には、法律事務所において和文英訳を担当するレベルの英語ネイティブの外国人弁護士・外国人トランスレーターは、日本が大好きで日本に長年住んでいる外国人であったり、日本人と結婚している外国人であったりするケースが多いです。, 法律翻訳を学習する初期段階では、翻訳をOJTで手がけながら、学習したことをもとに、グロッサリー(用語集)を作成することをおすすめします。用語・表現・文章・条項、というようにグロッサリーを作成し、次第に表現のレパートリーを増やしていきましょう。 Are you a translator or interpreter looking to advance professionally? "Basics of US Contract Law" (Kindle and paperback versions, 2020). Join JAT today! Case review of the US federal supreme court case J.McIntyre Machinery v Nicastro in the prominent academic law magazine "Jurist" (publisher: Yuhikaku) in 2012 (co-author); Article on "legal translation at a law firm" in the spring 2016 edition of the major translation/interpretation magazine "Tsuyaku-Honyaku Journal"; Legal article on "US contract law and the viewpoint of contract drafting/review" in the January 2019 edition of the major business law magazine "Business Houmu" (publisher: Chuokeizai-sha); Legal article on "the basic rules of legal translation - with glossary" in the December 2020 edition of "Business Houmu" (publisher: Chuokeizai-sha). 法律事務所において翻訳を担当する者は、法律事務所により人員をどう分類しているかによっても異なりますが、翻訳スタッフ(トランスレーター)、パラリーガル、英語に堪能な日本人弁護士、外国人弁護士などがいます。 法律事務所のスタッフレベルの翻訳者(トランスレーターやパラリーガル)は、国立大学や有力私大などの法学部出身の人、上智大学や国際基督教大学などの英文科や英語専攻出身の人、英語圏に居住経験のある帰国生、英語圏の大学や大学院に留学経験のある英語に堪能な日本人、 … 昨今、企業間の国際的な取引が盛んに行われています。国内企業が海外に進出したり、逆に海外企業が日本でビジネスをする中で、契約書を翻訳する機会も増えているのではないでしょうか。 Legal article on "compensation of damages under US contract law" (online law website LexisNexis AS ONE) on May 7, 2020; Legal terminology checker for "Seigi No Yukue" (publisher: Hayakawa Shobo, March 2020), the Japanese translation of "Doing Justice - A Prosecutor's Thoughts on Crime, Punishment, and the Rule of Law" by Preet Bharara (NY Times bestseller book), 幼少時代を英国ロンドンと米国サンフランシスコにて過ごす(現地校で一学年飛び級。英検1級(15歳)、国連英検A級、TOEFL653点、TOEIC975点、ケンブリッジ英検CPE、第32回高松宮杯争奪全国学生英語弁論大会準優勝)。渋谷幕張中学校・高校卒業。東京大学法学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科修了(法学修士、基礎法学・英米法専攻)、米国テンプル大学ロースクール修了(LLM、優秀な成績 卒業時GPA3.88)。東京の法律事務所においてパラリーガルとして主に契約書等の法律文書の翻訳(日英・英日)に従事。日本翻訳者協会法律翻訳分科会(JATLAW)運営委員会委員。, https://www.amazon.co.jp/dp/B08DTH3898/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&dchild=1&keywords=アメリカ契約法の基礎&qid=1595989143&s=digital-text&sr=1-1, 『正義の行方:ニューヨーク連邦検事が見た罪と罰』(早川書房、原作プリート・バララ著、2020年)(原作"Doing Justice-A Prosecutor's Thoughts on Crime, Punishment and the Rule of Law"はニューヨークタイムズ・ベストセラー), ※書評 ・産経 https://www.sankei.com/life/news/200419/lif2004190018-n1.html, ・日経 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO58862410Y0A500C2MY6000/, 「用語・表現・文章・条項のグロッサリー付き 文書別・法務翻訳の基本ルール」『ビジネス法務2020年12月号』(中央経済社)、, 「アメリカ契約法の基本原則・概念から詳説する 契約書ドラフティング・レビューの着眼点と修正例」『ビジネス法務2019年1月号』(中央経済社)、, 「外国法人に対する人的裁判管轄権 J.McIntyre Machinery v. Nicastro」『アメリカ法判例百選』(別冊ジュリスト213号、有斐閣、2012年(共著))、, 「『契約違反による救済手段』米国法上の救済手段としての損害賠償とは」法律専門オンラインサイトLexisNexis AS ONE(2020年5月7日)、, 「法律翻訳の学習方法~法律事務所で翻訳に従事している経験から」『通訳翻訳ジャーナル2016年春号』、ほか, 【連載(全9回)】法律事務所パラリーガルの英文契約書翻訳ノート https://business.bengo4.com/articles/540, 【連載(全3回)】企業法務担当者のための英文翻訳レベルアップ勉強法 https://business.bengo4.com/articles/348. The signature appearing below is, for all intents and purposes, my true and correct signature. Background. JATLAW steering commitee member. LL.B. ä½çç¥èã解説ãã¾ãã, ã³ã¹ãå¢ï¼ãã©ãã«ãåé¿ãã. English, Japanese. Specialties. from the University of Tokyo; LL.M. 山本志織. JAT and IJET are registered trademarks of the Japan Association of Translators. 法務翻訳について上達する早道は,文書別に法務翻訳の基本ルールを会得するとともに,翻訳しながら,自分の知識やノウハウの詰まった,用語・表現・文章・条項のグロッサリーを作成し,更新していくことである。本稿では,文書別の法務翻訳の基本ルールとして,契約書と代表� Shiori Yamamoto (山本志織) Professional Information. Professional paralegal and legal translator at law firm in Tokyo, Japan with over ten years' experience, utilizing knowledge of Japanese as well as U.S. civil, commercial, contract, procedural, and corporate laws with native Japanese and English linguistic fluency. All rights reserved unless otherwise stated. from Temple University Beasley School of Law (GPA at graduation: 3.88 out of a scale of 4.00). なお、本稿は、筆者個人の見解であり、筆者の所属する法律事務所の公式の見解ではありません。, 法律事務所において翻訳を担当する者は、法律事務所により人員をどう分類しているかによっても異なりますが、翻訳スタッフ(トランスレーター)、パラリーガル、英語に堪能な日本人弁護士、外国人弁護士などがいます。, 法律事務所のスタッフレベルの翻訳者(トランスレーターやパラリーガル)は、国立大学や有力私大などの法学部出身の人、上智大学や国際基督教大学などの英文科や英語専攻出身の人、英語圏に居住経験のある帰国生、英語圏の大学や大学院に留学経験のある英語に堪能な日本人、英語ネイティブの外国人など、さまざまです。ちなみに法律事務所で働いている英語ネイティブの外国人は、筆者の知っている範囲では、アメリカ人とオーストラリア人が最も多いです。, なお、パラリーガルを主として国内法の法律調査や登記関連の仕事に当て、トランスレーターを翻訳業務に当てるような、パラリーガルとトランスレーターを区別している法律事務所では、パラリーガルは法学部や法科大学院出身者が多いですが、トランスレーターは法学部出身とは限らず、むしろ語学センスがあると見込まれて採用された、英語が得意な人が大半です。, 語学が得意なこと以外で、翻訳者に求められる資質として、細部にわたり正確な仕事を行う能力があげられます。たとえば、スペルミスや漢字の変換ミスがあってはなりません。100%正確な文書を作成する意識をもって、細かい部分にも注意して作業を行うことが求められます。また、仕事を行う上で、弁護士と信頼関係を築き、必要があれば弁護士に仕事の状況を報告し、円滑にコミュニケーションを取ることも求められます。, 法律事務所の翻訳者は、弁護士や先輩トランスレーターの指導のもと、法律文書を実際に翻訳しながら、OJTを通して、フィードバックを受け、年月をかけて上達します。初めのころは、法的な専門用語が少ない、法律文書以外のものを多数手がけながら、翻訳の「いろは」を習得することからスタートします。時間を経て、徐々に、法律文書や専門性の高い文書の比重を増やしていきながら、法律用語や英文契約の勉強も並行しつつ、より高い専門性を身につけていきます。, 一人前の優秀な法律翻訳者が育つには通常、何年もかかります。法律事務所の翻訳者はもともと語学センスがあることが重要ですが、法律翻訳を続けていくうえで継続的な勉強も必要です。語学センスもあり、仕事が丁寧かつ正確であるなど、もともと法律翻訳者としての素質を備えている人であれば、5年が一定の安定的な翻訳能力が身に付く目安であり、10年も継続すれば、業界においても貴重かつ有力な存在ともいえます。, 初心者の翻訳者は、経験者の翻訳者の翻訳レビュー(チェッカー)の仕事を割り当てられることも多いと思います。このように、初心者は、上級者の翻訳を読むことを通して、勉強しながら上達する場合が多いでしょう。これに対し、一人前の翻訳者であれば、何十ページもの分量の翻訳を自ら手がけたり、法的専門性の高い文書を翻訳したりします。, 法律事務所における翻訳対象文書はさまざまで、法律文書からそうでないものまであります。たとえば、所内弁護士の執筆記事(英語媒体に掲載する場合の和文英訳や、外国人弁護士が執筆した場合には和文媒体に掲載するための英文和訳)、プレスリリース、電子メール、レター、各種通知、裁判所に提出する書類、証拠書類、就業規則、登記簿、貸借対照表、損益計算書、宣誓供述書、業務委託契約、株式譲渡契約、販売店契約、売買契約、賃貸借契約、信託契約などの各種契約、などいろいろなものがあります。, 多くの場合、日本人は、英文和訳をメインに担当します。 また、それぞれの用語について、定義や、典型的な例文も含めて、情報をまとめていくと良いです。リストアップする事項は、何年も翻訳を続けているうちに、少なくとも数百個は蓄積されていくはずです。, また、翻訳中に疑問に思ったこと、理解したこと、確認したこと、勉強したことは、常時記録に残し、更新していくことをおすすめします。これも長い目で見て蓄積されていき、自分の財産になります。, 日本法令外国語訳データベースシステム、辞典的なものを含めた英文契約書籍に掲載されている各種サンプル契約、日本ローン債権市場協会(JSLA)のサイトに掲載されている英和版の契約(Commitment Line Agreement, Revolving Credit Facility Agreement)などがあります。, 英米法律用語を調べる上での権威的書籍である、「英米法辞典」のダイジェスト版です。「英米法辞典」は大きく、重いので、手元に持ち歩くにはこのダイジェスト版が便利です。, タイトル通り、経済用語やビジネス用語について、2万語という豊富な訳語例を挙げており、有用な書籍だと思います。, 次回は、英米法と英文契約の学習方法と、そのうえで行う法律翻訳のコツについて、企業法務担当者も参考にできるヒントとアドバイスも交えつつお伝えします。, 新型コロナ感染症による建設請負工事・設備工事の完成不能・中止・延期の問題点(後編), 新型コロナ感染症による建設請負工事・設備工事の完成不能・中止・延期の問題点(前編), 新型コロナ感染症による休業要請と商業施設・オフィスビルの賃貸借契約等の問題点(後編), 新型コロナ感染症による休業要請と商業施設・オフィスビルの賃貸借契約等の問題点(前編), 弁護士法人瓜生・糸賀法律事務所パラリーガル。東京大学法学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士、英米法専攻)、米国テンプル大学ロースクール修了(LLM)。論文:「アメリカ契約法の基本原則・概念から詳説する 契約書ドラフティング・レビューの着眼点と修正例」『ビジネス法務2019年1月号』(中央経済社)、「外国法人に対する人的裁判管轄権 J.McIntyre Machinery v. Nicastro」『アメリカ法判例百選(別冊ジュリスト213号)』(有斐閣、共著、2012年)、「法律翻訳の学習方法~法律事務所で翻訳に従事している経験から~」『通訳・翻訳ジャーナル2016年春号』(イカロス出版、2016年)ほか, A voluntary declaration of facts written down and sworn to by the declarant before an officer authorized to administer oaths.